ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

桜に魅かれたアメリカの女性

2013年03月31日 | えっせー
昨夜NHKテレビでワシントンのポトマック河畔に、桜が植えられた経緯を紹介
していたが、私はその番組を大変興味深く見た。
それは「エリサ・シドモア」と言うアメリカ人の女性が、日本の桜や文化に
魅かれた結果と分かった。アメリカのポトマック河畔を、日本の向島のように
したいと望んでいたそうだ。
その後精力的にいろいろな機関働きかけ、運動した結果が。桜を日本から輸入
し植えるプロジェクトが動き始めて、ポトマック河畔に桜が植えられたたようだ。
 その100年の歴史があり、日本の桜にこれほど魅かれた「エリサ・シドモア」
の伝記を書きたいと、今アメリカの作家「ダイアナ、パーセル」さんが、日本に
来ていろいろ取材をしているようだが、もし本になったら、私もぜひ読んでみたい
と思っている。

 私がアメリカ本土を訪れたのは、ワシントンが初めてだったが、政治の都初夏の
ワシントンは本当に美しい街だった。ホワイトハウスや、ジョージ・ワシントン
の生家、アーリントン墓地、リンカーンが狙撃された劇場や、亡くなった部屋など
いろいろなところを見学した。その頃桜はすでに終わっていたが、ポトマック河畔は
情緒的でとても美しいところで、もしもここに桜が咲いていたら、どんなにか美しい
だろうかと想像したのも忘れない。もう一度行きたいのが、桜が満開のポトマック河畔
だが、100年以上前に植えられた、ポトマック河畔の桜は、リアルタイムではまだ
蕾のようだが、ピンク色だったので間もなく開花するだろう。
 日本は二週間も早く満開になったが、やはり国によって気候が随分違うようだ。
いずれにしても、桜には「人の心を惑わす何かが秘められている」のかも知れない。

困った!パソコンが立ち上がらない

2013年03月30日 | えっせー
 私は一日に何度も立ち上げるが、昨日はスイッチを入れてもどうしても立ち上がら
ない。電源を抜いたりいろいろやってみたが、どうしても立ち上がらない。
 まだ昨年の6月に買ったもので、一年未満なのにもう壊れたのかと不安になって
パソコンの正面に張ってある、メーカーの「故障診断・修理受付」へ電話してみた。
 なかなか出ないのではと思ったが、すぐに出てその状態を言ったら「多分ご自分
で操作できるようなので、お教えしますのでその通りにやって下さい」と言われ
た。初めにパソコンをひっくり返して、から始まったが、「電池の入っている部分を
外して」と言われたが、力がない私にはどうしてもできない。
 すると私の様子を黙って見ていた夫が、そばに来て手伝ってくれたので、彼に
電話を変わった。

 そしてその操作ができたので、キーボード操作は私がやったが、まだ新しいもの
でもそんなことがあるのだと驚いた。
 間もなく無事に立ち上がり入力できるようになって、ほっと安心して嬉しかった。
私の弱さのすべて知っている夫は、認知症なのに、以前とまったく同じように「私を
黙って見て守っていてくれる」と、とても嬉しかった。
 天真爛漫で、我が儘な私。友人達は夫を「ちょっと神様」とからかったほど
包容力があり、寛容な夫だった。結婚してから偶然にも「心理カウンセラー」に
なった妻を持ったのも、もしかしてそんな功徳かもしれない。
 これから何があっても、夫を守っていかなければと思った「パソコントラブル」
だったが、今朝もふつうに入力できる幸せを改めて再確認した。

「姿勢矯正&心身リフレッシュ」クラス

2013年03月29日 | えっせー
☆ 新しいクラスをつくる楽しさ
 4月1日から、私のスタジオでこのクラスをスタートする。
このクラスは私が初めて作るもので、テストケースだが、今回は高齢者が対象だ。
レッスンによって参加した方の姿勢が、どのように変化するかを期待している。
同世代のクラスメート達を5年間指導しながら、高齢者をどのように指導すべきか
自分なりに気づき、工夫したことがベースになっている。
 でも、実はそれだけではない。ダンス教師のわたしは、どちらかというと、動き
が早くハードなレッスンが多かったが、年齢と共に、緩やかで負担がかからない
「インナーマッスル」を鍛える方法に変えて来た。

 そのお蔭か今現在の方が、ずっと体調が良くなり、ときどき痛かった腰や、膝が
まったく痛みがなくなったことも自信になった。
これからますます高齢者が増えるが、見た目の若さは何と言っても、美しい姿勢だ。
「姿勢は姿の勢い」と書くが、今現在姿勢の良くない人がどのように変化するかが
もっとも関心のあることだ。また今良い姿勢の人は、何時までもそのままの状態で
いて欲しいと願っている。一年ほど前に創った「姿勢矯正深呼吸」をベースに、今
までの身体面、精神面の指導歴のすべてを投入するつもりだ。
 これは高齢者だけではないが、日常生活はほとんど前傾姿勢だし、PCなど
長時間使うと、姿勢が悪くなるのは当然だ。
 姿勢が悪いと、
  1 見た目が悪く、覇気がなく感じる。
  2 呼吸が浅くなり勝ち。
  3 内臓が圧迫される。
  4 視線がうつむきになるので、気持ちも暗くなりがち。
 
 
 事前に全身の前と横向きの姿勢写真を撮り、しばらくしたら、また同じ写真を撮ると
その姿勢の変化が顕著になる。それがとても楽しみだが、一朝一夕に効き目があるも
のではないので、実際に蓋を開けてみなければ分からない。
 私の持ち味の明るさを発揮し、出来るだけ楽しく、和やかに、効果的にと考えて
いるが、大昔からヨーガレッスンの中に入れていた、ユニークで人気のある独自の
「声のトレーニング」も加えるつもりだ。間もなく開講するそのクラスのための案
は完成したが、そのクラスをスタートするのが、本当に楽しくて仕方がない。



雨の日比谷公園

2013年03月28日 | えっせー
 日比谷で編集者のKさんと会うために、早めに家を出て一つ手前の霞が関で降り
いつものように日比谷公園を抜けて、日比谷まで歩いた。
 霞が関側の噴水の周りには、満開の桜が何本かありとても美しかったが、雨のため
か人影がまばらだ。由緒ある心字池には二本の桜があり、とても風情があって、しば
らく周りを歩きながら眺めた。都心でこんな美しい風景を見られるのは、何と幸せ
なことだろう。大昔藤が咲いていた頃に、大勢で俳句の吟行にきたことを、何故か
突然思い出した。あの頃はまだ周りにビルがなく、プレスセンターが目立っていた。
 現在は高層ビルが多く、それに囲まれているが、私はいつも周りを見ないように
して歩く。銀杏並木はまだ枯れ木状態だが、周りに新緑の大きな木があったが、四季
折々景色が変化するのが楽しい。花壇を通ったら、ブルー系の花が雨に濡れてきれい
だった。幼い頃からの思い出が沢山ある日比谷公園は、私の心の原風景かもしれない。
 公園を出てお堀端を見たら、大分芽を吹いた柳が揺れていた。

[ひまわりと子犬の7日間]を見て

2013年03月27日 | えっせー
大分以前にも警察犬「きなこ」の映画を見て感動したが、自分で犬を飼い始めて
からどこのワンちゃんを見ても、みんな可愛くて仕方がない。
 だから評判が高い「ひまわりと子犬の7日間」をどうしても見たかった。
この映画は、保健所で働く職員と、母犬と子犬の心暖まる物語だ。
これは実話だそうだが、憧れの動物園の飼育係をしていた男性が、動物園が閉鎖
したため、現在は捨てられた犬や野犬を捕獲し、それを一定期間保護し、引き取り
手がなければ処分するという、過酷な仕事についている。
 今は野犬になったが、母犬が子犬を必死に守る健気な様子に心打たれ
そのため凶暴になっている母犬を穏やかにして、引き取り手を探し、何とか
助けたいと、犬を収容している寒いケージの前で、寝袋で泊まりこむなど、
動物を本当に愛する気持ちが、ひしひしと伝わってきた。
 また、犬を処分するケージがあり、そこに犬が入れられる場面は、悲しそう
に鳴きながら処分される犬が、とても可愛そうで涙が溢れたが、今思い出しても
涙がこぼれる。また家族との葛藤、交流など、犬の飼い主としてだけではなく、
思いやりや愛の気持ち、優しさなど、いろいろ気づかされた感動的な映画で
心洗われるような気持ちだった。また、人間のエゴで動物に可愛そうな思いを
させては、絶対にいけないと痛感した。

老いに甘え無精認める  読売夕刊より

2013年03月26日 | えっせー
「老いのかくれん坊」黒井千秋氏の連載記事だが、いつも読んでいて共感する
ことも多々あるが、時々大変抵抗感を覚える。
なぜなら、私にはいつも諦観が先に立っているように感じらるからだ。
ドクターに叱られたそうだけど、そんなの当ったり前でしょ!
 わたしは言いたい!「老いるのは、誰にでもくることなのに、すべてネガティブに
受けとめなければならなの?」と。だって良いことだってたくさんあるのよ。
 たとえ体は老化しても、それに伴い心も老化するわけではない。
心身ともに老いる方がごく自然だから、多分生きている上ではまったく葛藤はない
のだと思う。(私の周りにもそう言う人が過半数だが)
 命あるものはすべて死ぬし、衰えるものだけれど、でも、心と体のギャップに
素直に付き合うのは、心が歳をとらない私のような老人には難しいのよね。
 だからせめてどうすれば、見苦しくなく年齢を重ねられるかと、いつも考え工夫
して実践しているし、それがまた、生き甲斐の一部分でもあるし…
 でも、それって変わってるのかしら?
若者から見たら、単に老いてゆく焦燥感と、やせ我慢としか受け止められない
のかしら?何故か妙に腹がたった昨夜だった。




今日から下北沢駅地下化

2013年03月24日 | えっせー
 都内の桜はどこも満開だと、テレビで盛んに報道されていた。
私は多分満員電車状態の大混雑だが、あの美しい千鳥ヶ淵へ満開の桜を見に
行かないと、夫を誘ったら「新宿御苑で見たじゃない」と断られた。
 一人で行く気がせず、それなら先日見学したばかりだが、今日から地下化
した下北沢へ行くと言ったら彼は、「じゃ俺も行こうかな。冥土の土産に」と
ついてきた。開通した初日のためか、駅は大混雑だった。
 同年輩のご夫婦らしいカップルを見ると、私は「あ、冥途の土産組がいる」と言うと
彼は笑ったが、ようやく改札を出た。

 何時でも行っている場所なのに、方向オンチの私はどこに出たか分からない、すると
夫が「ここ南口だよ」と言ったが、それでもまだ理解できず、夫について歩いた。
 今まで混雑していた踏切は道路になり、そこで沢山の人が携帯で間もなく無く
なる線路や駅のホームを撮っていた。私達もそこに佇んで、「長い間お世話になり
ました。ご苦労様でした」との思いで、しばらくホームを眺めた。
 時代と共に街はどんどん変化し、交通機関もますます地下化する。
それにしても、地下三階のホームは地上にでるのに随分時間がかかり、都内は
どこに行っても、地上に出る時間も計算しなければならないと痛感した。




腸は第二の脳 後

2013年03月23日 | アドバイス
☆ 腸が生来弱かった現在のわたし
大分以前から私は「お腹から年をとる」ことを認識していた。
その頃「能里ダンススタジオ」と「梅ヶ丘ヨーガ教室」の経営指導者として
歩く広告塔であり、さらに取材や講演活動などで忙しかったが、それには私の
健康は絶対条件だった。生来弱かった腸を何とか健康にしたいと、いろいろ
アンテナを張っていたので、その頃ほとんど知られていなかった、腸内の洗浄を
するクリニックにも何度か通った。
 その時看護師さんから「繊維質を沢山摂り、それを十分に噛んで食べていますね
腸の中はとてもきれいですよ」と、大変褒められ嬉しかったのも忘れない。
 それからしばらくして、カプセルに入って、生きたまま直接腸に届くという
ヴィフイズス菌ができたことを知り、早速取り寄せて飲み始めた。
 それから20年近いが、現在はヴィフイズス菌100億個、乳酸菌10億個
入っているものを一日も欠かさず飲んでいる。


最近こそ「腸がクローズアップ」されているが、私はそれを昔から気が付いて
いたからこそ、現在の健康があるのだと信じている。
 その根本は現在も変わらないプロ意識だが、無論食生活にも注意し、運動も十分行い
年齢と共に、必要と感じるサプリメントも長年摂っている。
 そのお蔭か怪我をしても、病気になっても、治癒能力も大変高いし、風邪を
15年以上ひかず、20年前よりずっと体調が良いのは有難いことだ。
 それだけではなく、血管年齢、骨年齢、肌年齢などは、ふつうの人よりかなり
若いと診断されている。ことに口腔内年齢は40歳以上若いのは、自分でも嬉し
い驚きだった。それは、長年の努力の結果だと思っているが、見た目はとにかく
同世代の友人達と比較しても、私の健康度はバツグンで、自他共に認める事実だ。


 これからますます寿命が延びていく現代、生きていても健康でなければ、人生は
楽しくは無ないはず。誤解しないでいただきたいのは、決して自分をひけらかした
い訳ではなく、私がこの年齢にして「腸を重視」したことが、現在の若さと、健康の
元であることを知っていただきたいからだ。
 まだ若いあなたも、「第二の脳」と言われる、お腹を大切にすれば、きっと心身共
健康で快適な毎日を過ごせるのではと、わたしはお伝えしたいと思っている。
 今朝も長年良性の脳腫瘍がありながら、健気に子育てや、気難しい夫と付き合って
いる人、また私と同じの良性突発性頭位めまい症で、臥せっている若い友人達のため
に、遠隔ヒーリングを送った。毎朝元気で朝のレッスンができるのは、何と幸せな
ことだろうと改めて感謝できた。

腸は第二の脳 前

2013年03月22日 | アドバイス
☆ 心と腸との関わり
 心はどこにあるかと言うと、一昔前には「胸」「お腹」など、人によって感じ
方が違っていた。最近は「脳」と答える人が圧倒的多い。
最近アメリカの神経生理学者「マイケル・D・ガーション医学博士」の研究
では「腸にも心がある」ことが証明された。
それは脳にあるはずの神経物質「セレトニン」が、何と95%も腸でつくられて
いることをつきとめたのだからだ。また動物は初めから腸があるが、脳は後から
できたそうだ。またアメリカ航空宇宙局の「ホールデン博士」が、宇宙飛行士三人
を調べたら、不安と緊張のストレスが、腸内細菌のバランスを崩し、それにより脳が
より不安と緊張を増幅される。つまり、脳と腸との相関関係が証明されたそうだ。

 また幸せ物資と言われる「ドーパミン、セレトニン」は、ドーパミンは嬉しい時や
幸せなときに分泌されるが、セレトニンは辛い時や、悲しい時に分泌されるとか。
 それは、つまり腸が元気だと、ストレスの耐性も強い証明ではなかろうか。
以前私は「プロバイオティックス」で、精神科の治療ができるようになるのも、そう
遠くではないと学んで驚いたが、多分近未来には精神疾患も治療できるのだろう。
また、免疫力の70%は腸だそうだから、「病気にならないためにも、細菌やウイルス
に負けないためにも、お腹を大切にする」ことは大変重要だと思う。
 それには腸内の善玉菌を増やす、食物繊維を十分摂り、植物性乳酸菌で生きたまま
腸に届くと言う味噌や醤油、またヴィフイズス菌や、乳酸菌などを十分摂ることを
ぜひお勧めしたいと思う。


お彼岸にお花見なんて

2013年03月21日 | お知らせ
 一昨日は初夏の陽気だったせいが、桜が一気に開花したようだ。
夫と下北沢の我が家のお墓にお参りし、もう開いている桜を見ながら
北沢緑道を淡島まで歩いたが、桜は五分咲きぐらいだ。
渋谷からバスで白銀高輪の実家お墓、地下鉄で四谷三丁目にある私の実母の
(故合って継母に育てられた)お墓にお参りした。
それから、同じ通りにある新宿御苑に行った。
さすがにまだ枯草の芝生で、シートを広げてお花見している人は少なく、満開の頃
の比ではないが、ニュースで開花を知っているためか、人出はかなり多かった。
園内にはピンク、白など沢山ある桜は満開の木もあったが、平均的には5分咲き
だろうか。私たちは桜を楽しみながら、ゆっくり園内を歩いたが、例年お彼岸には
お墓参りをするが、帰りにお花見をしたのは初めてだねと、話し合った。
早朝から強い風が吹いているが、折角咲いたお花も、これではすぐに散ってしまう
のではとないかと気がかりでならない。

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