ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

達成感でイッパイ・忙しかった七月

2007年07月31日 | Weblog
 ☆ 我ながらあきれるほど
 今月ほど忙しいことはかってなかったほどだが、しかしこれほど良く遊ん
だことは、生まれて初めてかもしれないと思った。これは年齢を重ねたため
仕事を減らしたゆとりと、体力があるからこそだと気がついた。
 書き出してみると-------。 
 七日 ハワイアンライブ 友人達。
 十二日 プラネタリューム、刺抜き地蔵、 R大親睦会。
 十四日 ペレスプラード・コンサート 夫。
 十五日 ハワイアン、フラショウ 夫とその友人達。
 十七日 横浜散策後、中華街で食事後ホテルに泊まる。娘とその娘
 十九日  ウオーキング 生田緑地 R大歩行会。
 二十二日 国立グルジアバレー団 白鳥の湖 娘。
 二十八日  スタジオ、ハワイアン演奏つき夫バーデイパーティ約四十人。
  
 パーティ当日は朝一でブログ更新、四時からお昼近くまで、ひたすら料理を
造った。お寿司や日本料理など、お店から取り寄せたものをメインに、我が家
の手料理が何点か加え、すべて12品とかなり豪華な献立。
 素敵なハワイアン演奏を入れた華やかなパーティは、友人がマネージャー役を
してくれたのでお陰で、アバウトなわたしだがほとんどトラブルもなく、かなり
満足できたパーティで、これで一つの大きな目標は終わった
 凄い量のアルコール、スタジオフロアーへの敷物、お花、その他で費用はいくら
かかったかわからないが、夫や友人達が喜んでくれたので、わたしは十分満足できた。また次の日は二日酔いなのに、催眠法の指導も三時間あり、その後
パーティ参加やプレゼントをいただいた方へのお礼など、またメールを下さった
方への返信など12通、さすがにへとへとになった。
 しかし自分で計画したことが成功した充実感は、かけがえのないほど嬉しい。

 これらのスケジュールの間に、スタジオのヨーガ・レッスンや、カウン
セリングケースの指導、新しい本を書き、毎週英語のレッスン、またN大の
成人学校に通い、時にはR大の自主研の講座にも出席した。
さらに主婦業も適度にこなし、ブログも一日も休まず必ず毎日書いた。
 わたしはちょっと乱暴だけれど、何をやってもスピ-ディな方だ。
またパーティの準備や、その時踊るダンスのレッスンも同時進行だった。
 しかし良くやったと自分でも驚いた。そしてこの体力や、気力は、わたし
自身が毎日欠かさず行っている「心身のセルフ・コントロール」の賜物だと
感じた。

 昨日は気分転換のため、以前から約束していた江ノ島へ出かけた。
凄い雷でとても怖く歩ける状態ではなく、しばらく見晴らしのよいお店で
コーヒーを飲みながら、雷が通り過ぎるのを待った。
 雨が降っている中を江ノ島を周り、洞窟へも初めて入ったが、ちょっと
怖かったけど、とても楽しかった。 鉛色でも広々した海をしばらく見て
いたら、スッカリ気分がリフレッシュできたが、やはり自然には大きな力が
あるのだろう 夕方家に帰ってから、猛烈な勢いで原稿三本完成。
 我ながら「すごい!」と感心した。さすが今日は何の予定もない、腰も良く
なったようなので、久しぶりにスタジオで冷房を入れず、イッパイ汗をかいて
自分のための本格的なレッスンをしよう。
 友人のプロの治療家が「その年齢で、よくそんなに激しく動けるね」と
驚いたほど、わたしのレッスンはかなりハードだ。
 でもそれを長年続けているからこそ、若さを保てるのだと思っている。
今月も今日でお終い、わたしとって大きなイベントだった一つが終わった。
 来月は本を書き上げ、発表論文整理、次の本のレジメ作成の予定。
夏休みは九月のニュージーランド行きまででお預けだけど。
 それにしても、いつも元気でヤル気十分、意欲的な自分に改めて感謝できた。
                             能里子

幸せのピンク色のキラキラメール

2007年07月30日 | Weblog
 ☆ また眠れない
 昨夜はさすが疲れて、何時もの時間にベッドに入ったが、なぜか一時に
目が覚めてしまいました。そうしたら昨日着た素敵なメールや、パーティの
余韻のためか、わたしの心の中で幸せな興奮状態が続き、いくら目を閉じ
ても眠れず、とうとう二時半に起きてしまいました。
 わたしは仕事が終わってから、参加した友人達にお礼のメールをしよう
とPCを開いたら、その前に数通「素敵なライブと、美味しい料理とで
楽しかったパーティありがとう」とお礼メールが入っていました。
 その時司会してくれたTさんから、わたしのお礼メールに対して、すぐ
に帰って着た素敵なメールを、彼女の許可を得て実文でご紹介しましょう。

「先生=こちらこそ、感謝感謝です。昨日初めての方々とお話したり、
素敵なハワイアンも聴けて、小さな幸せをいっぱい感じました。
 今のわたしは先生のお陰で楽しく元気でいられるのだと、改めて感じました。
ファンの男性方も、たとえ火の中水の中!先生の為に何でもして下さるのは
それは自分が幸せだからこそ!先生は周りの人達に幸せを分けて下さる大木
のよう----。だから自然に木陰に集まってくるのですね~
 じゃあパパさんは?上からふり注ぐ太陽?イエ、やっぱり神様ですね!
とにかく今とても感激していて、何と言っていいかわからない位なんです!
 先生にお会いできて本当によかった=司会は最近断っていて久しぶり
でした。反省点もありますが、でも先生のおっしゃって下さるように、又
やる気が湧いてきました。ネイルに通ったり少しは身だしなみにも気を配る
ようになりましたし。四十代はうつうつとしていましたが、今の方がパワー
がある気がします。二年前のパーティで先生に「今が一番幸せ」発言が本当に
私には衝撃だったんです!それが多分心の奥にインプットされていて、私が
少しずづ変わっていると確信しています。先生、これからもずっとずっと
宜しくお願いしますね。乱文はお許しを--。最後に、お片付け大変だったで
は?いつもお手伝いせず甘えてしまいすいません!有難うございました。」

 彼女はわたしのヨーガ一番初めの生徒さんだが、もう三十年以上も
家族ぐるみで付き合っています。わたしが企画したインドツアーに二度
参加したほかに、二人でだけで二週間インドを旅しましたが、その他に
も飲んだり、旅行したりする娘のような友人で、我が侭なわたしをまるで
先輩のようにたしなめることもあるのです。
 入会当時は民間ラジオ放送のアナウンサーでしたが、ある劇団にも
所属していて、まるで花のように美しい人でした。
 わたしが決して忘れないのは、Tさんが深呼吸する時の口許がとても
愛らくチャーミングなことでした。
 
 今まで何度もパーティの司会をしてもらいましたが、久しぶりのTさんは
気品があり美しく、凛としていたのでわたしは感じたことと同時に「もう一度
あなたのステージ姿が見たくなった」とメールしたのです。
 わたしは感じたことはすぐにストレートに表現しますが、そんな意味でも
いろいろな人への影響力が強いのかもしれません。
 でもこんな精神状態は、眠れなくてももしかしたら「幸せホルモン」の
ドーパミンがドバドバ出てるのでは?と書いたら、わたしの俳句の先生
だった、品川嘉也教授と京王プラザホテルで対談した、幸せ記録をありありと
とまざまざと思い出だしました。
 その対談は「わたしは自分をこう変えたい」という著書の中での「大脳の不思議な世界をのぞく、大脳生理学者品川嘉也先生に聞く」という一章の対談記事で
した。当時先生は超売れっ子学者で、大変有名な方でしたが、わたしのお願いを
聞いて下さって、対談に応じて下さったのでとても幸せでした。
 その時わたしが無邪気に前述のドーパミンについてそうお話ししたとき、先生
は「能里子さん、あのね、ホルモンというのは、一生でスプーン何倍程度かの
微量なものなんだよ」とおっしゃって、涙を流してお笑いになりました。
 今頃あの世で先生は、「まだバカなこと言っている」とお笑いなっている
でしょうかしら?間もなく四時です。わたしはずっとこれを書いていました。
 もう今日は寝られません。ホント直情的なわたしです。
                             能里子

宴の後

2007年07月29日 | 健康
 ☆一つが終わった
 昨日は家族を含めてわたし達夫婦の友人約40人、スタジオで開いた
夫のバースデイパーティは終わった。
友人の学友で、元慶應大学OBバンド「クールアイランダース」
に来ていただき、ライブつきのパーティだった。
 そのバンドはわたしが一度聴いてから、スッカリファンになり、友人に
紹介していただき、音楽が大好きな夫のためにお願いしたのである。
 夫の友人がフラを踊ったり、わたしも久しぶりでフラダンス風振り付けの
メチャダンスを踊った。素敵な音楽を聴いたり、皆で歌ったりしておしゃべり
したり、大いに盛り上がりとても楽しかった。
 わたしは何時に寝たかまったく覚えていないが、今朝はさすがに
起きられず頭が重い。でも今日は地方から来る女性に他者催眠〔他人に
催眠をかける方法)を、午前と午後で3時間指導する予定なので、あわ
てて飛び起きた。物凄い量のアルコールと、沢山のお料理はほとんど残って
いないのでホッとした。わたしが一人で2時間半かけてつくった料理は
一つもなかった。脱力感にも似た心身をやや持て余しながら、これを書い
ているが、でも夫が最高に喜んでくれたのがもっとも嬉しかった。
 でもこんなゴージャスなパーティは、わたししかできないだろうろと
満足感がある。これから今書いている本を来月中にはまとめたいし、来年
国際心理学会で発表する論文もまとめなければならない。
 夏休み返上でがんばらなければと思うけど、それにしてもあまり食べずに
飲んだため、久しぶりで二日酔いか頭が重いが、大変!十時から仕事だ。
                           能里子

能里子のワンポイントアドバイス 八回

2007年07月28日 | Weblog
   ☆ 幸せ性格になるコツ
 あまり幸せになれない人の特長は、一言で申し上げると、自分にとって
不愉快なことに敏感なことです。そして周りにある「ささやかな喜びや
嬉しさや、感謝など」は、あまり感じないのが特長のようです。
 わたしはカウンセリング・ルームを訪れるそんなタイプの方に、いつも
こんな宿題を出します。今日から小さな嬉しいこと、楽しいこと、有難が
たいこと、感激したことなど、どんなことでもよいから、必ず一日に五つ
書くことと。そんな幸運や幸せなことは、そうそうあるものではありませんが
わたしは「もしも何もなかったら、何の事故にも巻き込まれず無事過せたこと、
どこも痛くなかったこと、何を食べても美味しかったこと、もうそれだけでも
三つもあるのですよ。たとえば電車に乗ろうとしたら、ホームに電車がすべり
こんできた、空がとてもきれいだった。思いがけないところにきれいなお花
が咲いていた。運転していたら信号が何時も青だったなど、気をつけて
いると、ちょつとした良い事が案外沢山あることに気がつくでしょう。
それを毎日記録するのです」とお話します。

 そしてその記録を来会する度に、見せてもらうのですが、これが本当に
驚くほど効き目があるのです。なぜなら意識は一つしかありませんので
いつもプラス方向のものを探していると、不快なことや腹立たしいことなどに
だんだん鈍感になってくるのです。
 ほとんどの方が、「自分の周りに、こんなに小さな幸せちりばめられていた
ことに、気がつきませんでした。」と、大きな気づきを得るようです。
 そしていつの間にか、「明るく、やさしく、穏やかな幸せ性格」に変わって
くるのです。だって同じ毎日なら、ブツブツ文句ばかり言うより、嬉しい、有難い
素敵、幸せ、など感じながら過した方が、ズーッと心穏やかに生きられ
るとは思いませんか?これはユニークなわたしならではの発想かもしれま
せんが、この方法はわたし自身も実行し、いつもラッキーで幸せなのです。
 文句が多い方は、騙されたと思ってトライしてみませんか!
                               能里子

眠れない夜

2007年07月27日 | Weblog
 ☆ すぐそうなるわたし 
 昨日も今日も夜中に目覚めて眠れない。何か催しがあると何時も必ず
わたしはそうなるクセがある。昨日は久しぶりダンスのレッスン。
 腰を気にしながらも、パーティに踊るための振り付けがようやくできた。
別にショウーではないし、夫の誕生日のため踊るダンスなんだから、ただの
ご愛嬌だけ。と思いながら、演奏してくれるハワイアンバンドの人に、知ら
ないとは言え、レパートリーにない曲をリクエストしたが、それが超スロー
な曲で粘って踊るのでむずかしい。
 わたしの友人と、夫の友人達約三十人達と家族が、賑やかに楽しむだけの
パーティなのに、エーカッコシーのわたしは、やっぱり元ダンス教師
を意識してしまう。上手に踊れなくても、あまりみっともない様子は
さらけ出したくないしなあ。もともと腰を痛めた原因は、大昔ハワイで
フラの先生に言われた、腰回しのやりすぎだったことを思い出した。
   ☆ 加齢より華麗?になりたい
 夫と二人でデパートへ買物に行き、わたしは彼にオーデコロンを
プレゼントした。他の人に加齢臭を感じさせないために---------。
 それにガールフレンドが多い夫に、妻としておしゃれな人だと思って
欲しいから。そんなとき黙ってわたしの意見を聞いてくれる夫は、わたしと
同じようにあまり一般の常識を気にしないで、自分が快適と思うほうを選択
する方だ。歳とともにだんだん見苦しくなるのは、仕方がないが、わたしは
できるだけこぎれいに歳を重ねたい。
 だって雑巾のような、妖怪のようなトドのような、干物のような、ドライ
フラワーのような老人になりたくないもの。
 体は歳をとっても、心は何時もみずみずしく、たおやかでいたいから。
パーティのために、しばらくぶりにネイルサロンで爪の手入れをと思ったが
娘の娘が、きれいにデコレートしたマニキュアをしてくれた。
 夫のハワイアンライブつきバースデイ・パーティは、もういよいよ明日。
結果はどうあれ、出席して下さる友人達と、楽しく賑やかに騒げばそれで
楽しいから。今日は料理の下準備にとりかかろう。それにしてもパーティ
大好きなわたしです。
                          能里子




大きな手のひらの上で

2007年07月26日 | Weblog
☆ 主婦だってしっかりやりました
 今日は夫の誕生日ですが、五年前救急車で何度も運ばれた夫が、今まだ
元気でいてくれことが、わたしはとても幸せです。
 今朝も一時間ほど前に、ペットを連れて羽根木公園へ散歩に行きました。
 夫が倒れたとき、わたしはとてもショックでした。長年高血圧のため
食生活には細心の注意をし、もともと料理好きのわたしは、人手を使っても
外食ゼロの生活を長年続け、「あんなに忙しいあなたが」と、いつも他人に
感心されていたほででした。
 わたしは悪妻だけれど、「夫の健康管理だけは人後に落ちない」と、自負
していました。でも、同じものを長年食べているわたしは、まったく健康なの
に、たはり体質の違いは仕方がないのだと割り切りました。
 それから彼は間もなくリタイアして、ときどき入院したり治療は続けている
けれど、夫の生活が一変しました。
 スッカリ元気になり、男の料理教室に三年通ったのが効を奏したのか
今では頼むと、食事の支度までしてくれるようになったのです。
 もともとまめなで几帳面な夫は、家事などもやってくれ、そのため
わたしはもう少し仕事が続けられると思ったのです。

 大昔のことですが、ある先生にこう言われたことがありました。
「あなたは孫悟空だよ。何故ならいつもご主人の手のひらの上から
決して出ることはできない。つまり孫悟空がお釈迦様の手のひらから
出られないように」と。「なるほど確かだ」と、わたしは納得したことを
今でもありありと覚えています。
 我が侭で依頼心が強いわたしは、長年いつも夫に頼って生きてきたようです。
積極的で行動的、思い立ったらすぐ火になるわたしですが、実は決して気が
強いほうではありません。そんなわたしを、大らかで男性的な「ちょっと神様」
の夫は、見えない手綱でいつもコントロールしていたのかも知れないと感じました。だからわたしは「これからもズーッと長生きしてね、わたしより
絶対先に死なないでね」と、プレッシャーをかける意味と、彼に感謝して
二十八日に盛大にバースデイパーティを開きます。
 そのための準備は、もう大分前から始めていますが、大変だけれど楽しい
わたしです。ちょっと腰が気になるけど、頭の中は料理でイッパイ。
 でも荷物持ちの夫がいるから安心。さあ今日もそのための買出しを
がんばろうっと!
                           能里子




カウンセラーからのアドバイス 70回

2007年07月25日 | アドバイス
  ☆敬遠した方がよいタイプについて
 お母様方へのアドバイスの中で「自分を高めてくれる人付き合い」に
ついて何度かにわたりお話しましたが、それらは誰にでもお役に立つ
一般論でしたので、皆様もきっとご参考にしていただけたことでしょう。
 今までカウンセリングルームでは交友関係から「うつ病」になった人が
何人か訪れましたが、実はプラスのエネルギーより負のエネルギーの方が
ズット影響力が強いのです。ですから次のような項目に当てはまる人が
あなたと個人的に、親しくしていたとしたら?すぐには無理だとしても
できるだけ敬遠するようにした方が無難だと思います。
 またもしもあなた自身がこのようなタイプであれば、それは自己改造が
必要なことは、言うまでもありません。

  1 何時も他人の悪口や、批判ばかりしている。
  2 文句が多く、何でも不平や不満ばかり言っている。
  3 個人的なことや、仕事面などの愚痴や、苦情ばかり言う。
  4 何時もからだが悪く、その体調の悪さをこぼしてばかりいる。
  5 ことある度に過去の不幸や不運を嘆いている人。
  6 攻撃的ですぐ他人を責める。
  7 すべてにおいて悲観的で否定的な態度。
  8 必要なときだけ相談を持ちかけ、それが過ぎると後は知らん顔。
  9 どことなく暗い雰囲気を漂わせている人。
  10「有難う」と「ごめんなさい」が素直に言えない。
  11 自分より他人が優位になると、口惜しがる。
 
 一言で申し上げると、「悲観的で非協調的、思いやりややさしさが欠如
している」人でしょうか。これらの要素は、誰でも一つや二つはあるかも
しれませんが、そんな人は男女を問わず、なぜかカリスマ的な魅力がある
場合が多いようです。そのため、どうしても引き摺られるようなに、付き
合いを続ける場合もあるのでご用心。
 前述の要素はどんなに多くても、三つ以下でなければなりません。
人間関係が良いことは、公私にわたりは最も欠かせない重要なもので
すが、こんなタイプの上司を持ったら最悪ですね。
 これらの要素がない人ほど良好な人間関係を保ち、社会に適応しながら
きっと穏やかにに生きていけることでしょう。
 大切なことは他人と協調しながら、感謝の気持ちを忘れないことでは
ないでしょうか。「反面教師」という言葉もありますが、そんなタイプの人を
自分に照らし合わせて観察するのも人間勉強になり、きっと賢くなれること
でしょう。
                              能里子

ようやく解けた長年の疑問

2007年07月24日 | Weblog
   ☆ 甘酒がなぜ夏の季語
 わたしは大分以前だが、約4年間ぐらい俳句をやっていたことがあった。
初めた頃は、歳時記を手放せないが、そのとき夏の季語に、甘酒があるのが
とても不思議に思った。わたしの感覚では甘酒は寒いときに、ふーふー
吹きながら飲むものだと思っていたからである。
 俳句の先生にいつか聴いてみたいと思いながら、そのままになってしまった。
ところがある講座を受けたとき、それが何故なのかはっきり分かった。
 甘酒は発酵食品で体に大変効き目がある。甘みはブドウ糖で、ビタミンが
すべて入っているので、総合ビタミン、また総合アミノ酸でもある。
 また制癌剤も含まれているので、現代で言うと、即効的で効果がある点滴注射
と同じように、特効薬的な意味もあったらしい。

 またこんな話も聞いた。昔は夏に病気になる人が多い上、一年中でもっとも
死亡率が高かったらしい。そのため昔は、「病人は夏を持ち越せばもう大丈夫」
とも言われていたようだ。
 その教授は学生を使って、江戸時代の墓石に刻まれている死亡年月日を
克明に調べ、そのデータを集めた結果は、やはり夏が最も多かったそうだ。
 そのため夏を乗り切るための「滋養増強剤」として、江戸時代の人は甘酒を
飲んだようである。記録によると、夏には甘酒の屋台が売りに来て、それを
よく飲んだとか。「なるほど、それで甘酒は夏の季語なのだ」と、わたしは
納得した。
 でも長年生きていても、まったく知らないことがあまりにも多いのに
驚ろくことが実に多い。だから何歳になっても、色々と学ぶのは知識が
増えるし必要だと思う。ときにはまるで「目から鱗が落ちたような、気づき」
を得られるので、ほんとうに楽しくなる。
 現代はあまりにも変化が早すぎて、とてもついていけない。
でもそのすべて無理としても、ある程度時代に乗り遅れないための常識的な
情報や知識は、やはり必要だと思う。
 だから絶えず広く浅く、色々なジャンルの勉強をするのは、刺激になると
同時に、衰えつつある頭を活性化するため、これからもいろいろと学びたい
とわたしは考えている。
                             能里子


白鳥の湖

2007年07月23日 | Weblog
 ☆ 久しぶりのバレー
 昨日娘と二人で上野文化会館で上演されている「グルジア国立バレー団の
白鳥の湖」を見た。グルジアはロシアから独立した国で、黒海に面して
トルコに近い国だそうである。S席だったが、前から六番目のセンターで
もっとも見やすい席のため、ラッキーと二人で喜び合った。
 そのバレーは本当に素晴しかった。ダンサー達の足音まで聞こえ、至近
距離で見る動きはとても美しく、そのテクニックも素晴しかったが、衣装も
豪華で音楽も大変良く、わたし達はスッカリ感動した。
 わたしもそう何度もバレーを見たわけではないが、今まで見たものでは
最高だと感じた。娘は子どもの頃からバレーを習っていて、今もまだ続けて
いるし、バレーは大好きだと何時も言っているので、わたしよりバレーに
ついてはかなり詳しいはずだ。プログラムを買うと、終演後に主役のプリン
シパルとプリマがサインしてくれると放送されると、「ぜひサインが欲しい」
と終演後にわざわざプログラムを買って、サインを待つ列に並んだほどだ。
   ☆ 感動を表現するものは?
 サインをする主役を真じかで見たが若く、とても美しくそして愛想もよかった。
二人で「本当に夢のようにきれいで素晴しかったね」と、話したが、年齢と
ともに鈍磨になる感性を、芸術性の高いものを見聞きするのはもの書きとして
必要だと思う。今日のバレーはオーバーではなく、その高揚感はわたしの心の
琴線をかなり刺激し、その余韻はしばらく残っていた。
 帰り道新宿で食事をすることにしたが、わたしが禁酒していることを知って
いる娘はニヤニヤしている。その目は(ママ、こんな気持ちビールなしで我慢
できるの?)と言っているようだ。別に一人で決めたことなので、自分の自由
だと意思が弱いわたしは「今日の芸術鑑賞の感動記念に」と、娘と生ビールで
乾杯した。五日ぶりのビールは美味しかったが、二十八日に夫のバースデイ
パーティに久しぶりでダンスを踊るため、少しはスリムにならなければと
それまでは飲まないと思ったのに------。毎日200グラムずづ減っていたのに。
 明日からまだ5日間あるが、それまで絶対に飲まないと、もう一度心に誓った。
 それにたとえ禁酒しても、そんな程度しか体重が減らないし、などと自分に言い訳している、意志薄弱のわたしである。
 でもこの感動を表現するのは、やっぱりアルコールしだと思うわたしは
相当のノンベーだと感じた昨夜だった。今でもあのステージはわたしの脳裏に
まざまざと残っているが、多分当分忘れることはできないと思っている。
                              能里子

腹立たしいテレビ番組

2007年07月22日 | Weblog
  ☆ 贅沢を賞賛?
 何気なくテレビを見ていたら、ある家庭を放映していた。
その人はまだ若そうだけれど、高級なマンションに住み、その持って夥しい
数の高価なブランド品の、アクセサリーや、バッグや靴などを放映していた。
 バッグが一個500万円もするとか、何だか見ていて腹が立った。
そしてそれを放映し、レポーターが感心して、さも礼賛するような
態度も大変不快だった。天災で困ったり苦しんだりしている方が大勢
いらっしゃるのに------。物凄い数の靴を買って、それも履くのを忘れて
いるとか。もしかしてそんなタイプの人には、自分にはまったく関係ないし
単なる対岸の火事のようにしか感じられないのだろう。
 価値観や考え方の相違は当然だが、お金持ちを礼賛するような番組が
実に多いが、それはそんなセレブに憧れる人が多いからだろうか?
 幸せの条件の一つは確かに経済力が欠かせないと思う。
でもあたかもそのひけらかすような贅沢さは、ふつうで、平凡で一所懸命
働いている人はどう感じるのだろう。
  ☆わたしの大切なもの、それは精神的充足感
 わたしは金銭欲も名誉欲も大変希薄で、あまり関心がないためか、分不相応
なものしか買わない。それにあまりにも高価なモノに執着するのは、とても
虚しいと感じるから。たとえわたしが凄いお金持ちで、高級なものを買いあさる
余裕があれば〔多分買わないが〕その費用を、人様の役に立つようにと、きっと
寄付をするだろう。でも実際には寄付をするのはわたし達庶民で、お金持ち
はあまりしないようだ。わたしは公私にわたって割合恵まれていると、日頃から
感謝しているが、もう三十年以上前から幸せを感謝して、いろいろなところに
自分なりの気持ちを捧げている。
 時間的にも体力的にもボランティアは無理だし、せめて自分でできる範囲で
恵まれない人の幸せのために、お手伝いさせていただいているつもりだ。
 そして、これからも働ける限り、続けていきたいと思っている。
たとえ自己満足と言われても------。
                               能里子

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