ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

思いがけなく褒められて

2010年06月30日 | Weblog
☆ 機敏に動ける自分に感謝
朝5時起床、いつものオンザベッドレッスン、今日はシニアスクールで、成城学園の
成城ホールで講義があった。タイトルは「女王エリザベス対スペイン無敵艦隊」という
お話だったが、西洋史が理解でき大変興味深く聴いた。
その後クラスメート8人で食事をしながら楽しくおしゃべり、帰りに梅が丘の
わたしのスタジオで、いつものレッスンを約一時間半。
 急いで食材の買い物を済ませ、夕食を準備し食べ始めてから、突然6時20分に
三軒茶屋のスタジオで、ソシアルダンスの個人指導の予約をしたことを思い出した。
そのため、着がえる暇もなく、すぐにそのまま家を飛び出した。
そのときすでに六時少し前だったが、幸い前日レッスンに行ったバッグにはダンス
シューズが入っている。初めて行ったスタジオだったが、場所も知っていたし,駅から
近いので何とか間に合った。
久方ぶりのソシアルだんすの個人レッスンは、楽しかったし、まったく疲れなかった。

 終わってから汗を拭いていたら、わたしをじっと見ていた年配の女性が傍に来て
いきなり「こまたが切れあがったいい女って聞いたことありますか?」と、話し
かけてきたのでびっくりした。「ええ、聞いたことありますけど」と答えると
「あなたのような方が、まさしくそのタイプ。足首がキュッと引きしまっているのを
昔の人はそう言ったのです。あなたをじっと見ていたら、まさしくそんな感じなので
突然ですがお話したのです」と言われた。
 そして「今踊っている人を見てごらんなさい。あなたの足首とは、全然違うでしょ」
と言われたが、成程、確かにそうかもしれない。
「セックスを支える二本の柱」とも言われる脚は、男性にとってかなりアピールする
ようで、昔からそんな表現があったのだろう。
 わたしの脚は確かに細い方だが、短いし、曲がっているし、他人からそう言われ
たことがよくあったが、自分では決して美しいとは思えない。
 でもかなり年配と見える女性に、思いがけなくダイレクトに褒められたのは、褒め言葉
に弱い、単細胞のわたしは、やはりとても嬉しかった。
 それにしても……褒められたので、余計ご機嫌なのかもしれないが、こんなにハードに
動いてもまったく疲れない自分に、大感謝!!
 それで熟睡できたとしたら、最高なんだけどなあ……と思ったけどやっぱりダメだった。

能里子風メチャ料理

2010年06月29日 | 料理
   ☆ アンチョビソース
 アンチョビはかたくちいわしの塩漬けで、輸入のかんずめだが、一時ユーロ
が高かった時には、随分値上がりしたけど、今は値段が安くなった。
 今日はアンチョビドレッシングをつくって、ゆで帆立と、野菜にかけたら
とても美味しかったのでご紹介しよう。
  ※ 材料 アンチョビ一缶 、オリーブ油、(サラダ油)バルサミコ酢(イタ
 リーの酢)(リンゴ酢)いんげん、トマト、きゅうり、たまねぎ 小型の
 ゆで帆立、または肉、卵など。一缶で3・4人前
 ※作り方
 アンチョビを細かく切る。容器にオイルごといれ、オリーブ油、バルサミコ酢
 を加え、砂糖を入れ、玉ねぎ半分をみじん切りにし、加えて混ぜ、味は好みで
 コショーを入れ調えしばらく置く。また野菜は何を使って(ポテト、キャベツ
 ゆでた茄子など)もよいですが、塩分は加えません。
 お皿に材料をならべ、その上にアンチョビーソースをかける。

  わたしはアンチョビが大好きですが、塩分が強いのであまり食べません。
 ※トマトサラダは、トマトを薄切りにし、アンチョビをこまかく切り、ところ
  どころに乗せて、その上にみじん切りの玉ねぎ、大葉、パセリをかける。
  フレンチドレッシングを少しかけると、彩りがとてもきれいなので
  お客様料理にも最適ですよ。


能里子のワンポイントアドバイス

2010年06月28日 | お母様方へのアドバイス
  ☆ 雨の日のエチケット
 今日は大雨になる予想が出ていますが、傘の扱い方に注意しましょう。
何日か前に駅のホームで電車を待っていたとき、突然「冷たい!」と思ったら
少しわたしの前にいた男性が、電車に乗る前に水滴を切るつもりだったのか
傘を後ろに振ったのです。その日はかなり強い雨でしたので、水分がわたしの
スカートにかかりました。わたしが思わず「冷たい!」と言ったので、気がつ
いたのでしょうか、後ろを向いて「どうもすいません」と謝りました。
 まだ寒いときでないからよかったのですが、ときどきそうして傘の水を切って
いる人を見かけますが、そんな時は後ろに十分注意し、他人に迷惑をかけないよう
にしたいものです。また、傘の水を切るときは、地面に軽くトントンと何度か
叩くと水はきれいに切れますので、そうした方が他人に迷惑をかけないでしょう。
 また、乗り物に乗り時には、必ず傘を閉じたら、ホックで止めることも大切です。
先がストッキングに引っ掛かり、伝線したのを見たこともありますが、荷物に
引っかかったりすることもあります。周りの人を不快にさせないため、傘を持って
いるときには、ちょっとした気遣いが必要ですね。

やり甲斐のある仕事

2010年06月27日 | Weblog
☆ カウンセリング五時間
 大分以前に予約が入っていた地方からの読者だが、長距離バスで東京に六時
に着くそうだ。新宿には一晩中やっているお風呂があるそうで、そこで休憩し
朝食をとってから、来ることを約束した。今カウンセリングはわたし一人で
やっているので、一日で五回コースをこなすのは、少々きついがお引き受けした。
 午前9時半から12時まで、その後二時間空け、コーヒータイムを入れて
五時までご指導した。まだ若い愛らしい感じの女性だが、控えめであまり自己
主張できないため、ストレスを受けやすいタイプだった。
 
性格分析、心理分析、うつ度などテスト6つ、自律訓練法の他者催眠誘導
セルフヒーリング法は、オーリングテストを使い、エネルギー―の回転方向
を知りその効果に驚いていたが……その間さまざまな指導実例や、わたしの経験を
交えてのカウンセリングは、どうしても早口になりがち。
 ユニークなわたしに、時々笑いながらも、彼女は感受性が強く、集中力も素晴ら
しく、その反応も顕著なので、大変指導しやすかった。
指導後丁寧にお礼を言い、ニコニコして帰ったが、帰りも長距離バスなので、明日
の朝着くそうだが、彼女もきっと疲れただろうと思った。
 でもこれからは、賢く有意義に生きていくことができるだろう。
 わたしはさすがに疲れ、しばらくボーっとしていた。
好きな仕事だからこそ、ハードでもできたのだが、この充実感は何物にも代え難く
何と素晴らしいものだろう。


ゆで卵をむきながら

2010年06月26日 | 健康
★ 命をいただいて生かされている
 卵が溜まってしまったので、味噌漬けにしようと沢山ゆでた。
その殻をむいていると、するすると剥ける卵と、なかなかきれいに剥けないもの
がある。同じ卵でも何故こんなに違うのかしら?と考えながら、これは食べなけ
ればヒヨコが生まれるのかもしれない、と思ったら黄色くてピヨピヨ鳴いている
愛らしいヒヨコが目に浮かんだ。わたし達人間は、動物や植物の命をいただいて
生きている。だから食べ物を粗末にしてはいけないのだと、改めて思った、
 
すると突然大分以前に農場で、愛らしい子豚を見て「こんな可愛らしい子豚が
食べられてしまうのだ」と、思わず涙がこぼれたことを思い出した。
 考えてみれば、人間も動物も植物も同じ命なのだ。
命を存続するため、絶対食べなければ生きていけないわたし達人間、そのために
動物も植物も犠牲になっているのだ。何と有難いことだろう、でも可哀そうだな
などと、いい歳してこんなことを、時折真剣に考えるわたしは、やっぱりエキセン
トリックなのだろうか?
 そう言えば、先日何年間も宇宙を周って地球に戻ってきて、日本中を感動に巻き
込んだ探査機「ハヤブサ」も、キット命があったのだと、わたしは思えてならない。

心も体もビビッド!

2010年06月25日 | Weblog
   ☆ とても暑い日のウオーキング
 今日は新座市にある紅葉の名所、「平林寺」へ、役員三人で行った。
それは歩行会の当番のために、その下見のためだ。
 実施するのは12月だが、せっかちで用心深い我が団長は、いつでも早めに行く。
ましてその帰り道に忘年会もあるため、そのお店も探さなければならないからだ。
 平林寺は臨済宗の禅寺だが、武蔵野の面影を色濃く残す広大な敷地には、野火止め
用水が引かれ、境内には楓が沢山ある。その人影もほとんどない、深い森の静寂な
境内を歩きながら、これが全部紅葉したら、さぞ美しいだろうと想像した。

 すると、紅葉の美しい時期に再び来るのが、とても楽しみになった。
新座の駅から平林寺の中を巡って、多分およそ五キロ位歩いたと思う。
 日差しが強く暑かったが、途中でおいしいうどんを食べたり、おしゃべりも楽しかった。
帰り道には途中の駅で降り、早々と忘年会の場所を下見予約し、家に帰ったのが4時半。
 PCのメールをチェックしてから、友人に電話し、すぐに夕食の準備をする。
夕食後スタジオでいつものレッスン一時間と、ラインダンスを三回踊ったが、まったく疲れない。
なぜなら最近良いことばかり起こり、さらにわたしの夢が実現しつつある
からかもしれない。心が弾んでいると、こんなハードに動いてもまったく疲れない。
 いつも心が先行して、体が付いていくけど、今日は心も体も、まさしく全開状態
わたしってどうしてこうエネルギッシュなのだろう。 


久しぶりの酔い心地

2010年06月24日 | Weblog
☆ 嬉しい時はヤッパリビール
 物書きとしての道を絶たれた二年余り、わたしはそれを毎日ブログで発散して
いた。ところが先月増刷になった、扶桑社から出た13年間ロングセラーの
「心が楽になる本」の一九刷に続いて、一月も経たずにまた20刷りが出た。
それは全国の書店が協力して下さった、お陰だと分かったが。
さらに久しぶりに雑誌から執筆依頼があり、早速入稿したが、昨日S大に待ちに待った
扶桑社の編集者から、現在売れている「心が楽になる本」の姉妹本として内定していた
新しい本の執筆が確定した連絡が入った。
 これが喜ばずにいられようか! 本当に嬉しくて、ビールを飲みたかった。
わたしは「夕食はビール」と決めていた、長年の悪習慣を止めてから一月あまり
体重は少しずつ減少している。久しぶりに夫と乾杯したが、本当に美味しかった。
 最近ツイテいるが、このサイクルが続けば良いが……
陶然としてベランダにでたら、きれいな月夜だった。



夢で見たあでやかな紫陽花

2010年06月23日 | Weblog
☆ 今まで生きてきた道
 紫、ブルー、ピンク、白などの大輪の紫陽花が咲いている道を、わたしは
一人で歩いていた。空が青く白い雲が浮かんでいるが、とてもよいお天気で
雨が似合う紫陽花も光に映えて、本当に美しかった。
 わたしはその一つの花を良く見た。小さな花が沢山集まって見事な大輪を
構成しているが、一体何輪の花が集まっているのか、どうしても知りたくなった。
そして、ブル-の花を掌にのせて、その小さな花を数えはじめたが、どうしても
途中でボンヤリして、何度数えても途中から、分からなくなる。
花をちぎって数えれば一番正確だが、それも可哀そうだし、スッカリ疲れて
道端にしゃがみ込んだ。すると突然雷がなり、大雨が降り出した。
あわてて立ち上がり走り出したが、転んでしまい、そのまま坂道を転げ落ちて行く。
大きな悲鳴を上げた自分の声で目が覚めた。

それから眼が冴えて、いろいろと考えたが、もしかしたら、あの紫陽花は
わたし自身ではなかろうか?子育てをしながらソシアルダンス教師として社会
に出たわたしは、それ以来まったく欠かすことなく、何かを学んでいる。
それが大輪の紫陽花の中に沢山あるような、小さな花ではないかしらと。
今のわたしは、小さな花はいくつか咲いている実感はある。
でもそれらが結集した、「大輪の紫陽花」のような「ラストステージ」が開ける
だろうか?それとも坂道を転がるように、年齢なりに下降していくのだろうか?
かなり満足して生きているはずなのに、また次のステップを目指して、わたし
は今でも前を向いて歩いている。少しだけ期待感も持ちながら……


空を見つめて

2010年06月22日 | Weblog
   ☆ トワイライト
 今日は午後からスッカリ晴れて、きれいな青空が広がった。
この頃毎日夜中に目覚めるため、寝不足解消のため、好きなクラシック音楽を聞き
ながら、しばらくウトウトしたが、音楽とボーっとした感覚がマッチし何とも
心地よかった。 三時からカウンセリングケースを終え、お花の苗を買いに行った。
夕食後にきれいな色の鶏頭と、頭の良くなる花と書いてあった、愛らしい「カラン
コエ」をスタジオのプランターに植えた。
 全ての花に水やりをしてから、空を見ていたらだんだん色がグレーになって
わたしの大好きなトワイライトになってきて、しばらく見つめた。
色が刻々と変化するのが、とても美しい。
 スッカリ暗くなるまで、わたしはじっと空を見ていたが、その間心の中にさま
ざまな感情が去来する。気がついたら真上にぼんやりした月があった。
 初めてヨーロッパへ行ったのはオランダだったが、睡眠薬を常用していた友人が
先に眠ってしまい、淋しい思いで一人ホテルの窓から、いつまでも暮れない空を
見たことをふと思い出した。

明治村見学記 (後)

2010年06月21日 | Weblog
  ☆10年後に届く自分宛の手紙
 重要文化財の一つの建造物である、宇治山田郵便局を見学したが、そこには
「はあとふるレター」と言うものがあった。
 それはそこで書いた手紙を投函すると、保管してくれ、丁度10年後のその日に配達
してくれるシステムだ。
「何とロマンがあってステキ!手紙を書いて預けておきましょう」と、意見が一致し
便箋と封筒を買い、それぞれが思いをこめて手紙を書いた。
 わたしは(10年後に生きているかしら?)と思いながらも、10年後の理想の
自分に当てて手紙を書いた。もしかしたら10年なんて、あっという間に過ぎ
その手紙を懐かしそうに見ている「第三のステージを生きている、自分自身の姿」を、ありありとイメージした。また坂道を歩き、途中の建物を見学しながら
歩いたが、本当にのどかで、忙しい毎日の生活がまるで信じられないほど、非日常的
な空間だった。わたしの前をとかげが急に横切り、思わず「キャー」と悲鳴を上げたら
みんなが「どうしたの?大丈夫」と、傍に寄って来たが、「とかげがいたの」と言うと
「なーんだ」と笑った。三人ともとかげなど全然怖くないそうで、わたしはびっくりした。
 
 それにしても……これだけ広大な敷地に、66棟の格調高く由緒ある建造物を移築した
のは、一体どれほどの費用と、人力を要したのだろうと想像したが、それははかりしれないほど莫大で
、途方もなく遠大な計画だったのだろう。
 わたしは今友人から、日本史を学んでいるが、そのためかいつの間にか、まったく関心がなかった建造物まで
、歴史の重みを感じられる「気づき」があった。
 こんなに深く感銘を受けるなんて…そんな自分の意識の変化に戸惑いながら、
人間生きている限り勉強で、視野も広くなり、感性も豊かになるのだと、改めて痛感した。
 造り酒屋だった茶店で、四人でかき氷や、サイダーを飲んでいたら、
突然「ほたるの光」が聞こえて驚いたが、何と五時に閉園だそうで、まだ日が高いし、もっと見たいのにと
大変残念だったが仕方なかった。
 あっという間に三時間が過ぎ、後ろ髪を引かれる思いで外に出た。
わたしは「いつかまたぜひもう一度来たい」と思ったが、想定外に素晴らしかった
明治村の見学だった。

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