心のメカニズムその5
潜在意識についてかなり詳しくお話をしたので、きっとご理解して
下さったと思います。またプラスイメージを思い描くことが、自己実現
への最短距離であることにも、きっと気づかれたでしょう。
これを読んで下さるあなたも、毎日良いイメージを描いて幸せになって
くださることをお祈りします。カウンセラーとして効果的で、またもっとも
お奨めしたいのが、実はイメージトレーニングです。
最後はイメージを思い描いて、性格を変えたり、能力アップした実例を
ご紹介いたします。
☆ 緊張の呪縛から解放されたセールスマン
高田さんは29歳の営業マンですが、緊張症のため得意先でいつも
あがってしまい、なかなか売り上げが上がりませんでした。
拙書を読んで自分と同じような事例があることがわかり、緊張する
自分を変えたいと、勇気を出して相談に訪れたそうです。
すぐに手が震えると言う高田さんには、肉体的な震えの症状を調
べるテストを実施しましたが、まったく異常がないため、やはり精神
的な緊張が原因とわかりました。
子どもの頃からあがり症でしたので、いつも困っていたそうです。
性格分析をすると自意識過剰で完ぺき主義、そのくせかなり勝気な
ことが分かりましたが、このタイプがとらわれから解放されると、かなり
向上できるのです。わたしは自律訓練法(医学が元でできた科学的な
セルフコントロール法)をもとに、催眠状態のリラックスした状態で
メンタルリハーサル(自分がどうどうとして、営業活動をしている状態を
思い描く)をくり返し行いました。
するとだんだん自信が出てきたようで、最近はかなりふつうに話せる
ようになったと報告してくれました。また相手の目が見られないので
説得力がないと訴える高田さんに「目が見られない場合には、相手の
鼻や額、口許などを見るようにすること。すると相手から見ると、自分
を見ているように感じること。もしもそれもできなければ、Vゾーン
(男性が背広を着てネクタイが見えている部分)から頭の上あたりを
さりげなく視線をさまよわすように」とアドバイスをしました。
そしてお互いにその状態を実験してみましたら、大変納得して
「これなら僕でもできそうです」と、嬉しそうでした。
高田さんはとても素直な人でしたので、毎日イメージトレーニングを
くり返した結果、緊張がだんだんなくなり、それに連れて売り上げも
伸びてきたそうです。
もともと能力のある人で、ヤル気も十分ですので、多分これからは
もっと業績を上げもしかして、トップセールスになれるのではと、わたし
はとても期待をしています。
☆ 超マイナス思考からプラス思考へ
春美さんは三十代の主婦ですが、近くのスーパーのレジをやって
います。結婚して三年経ちますが、なかなか赤ちゃんに恵まれず
悩んでいました。 同じ頃結婚した友人にはすでに2歳の子供がい
て、いつも羨ましくて仕方なかったのです。
そして毎日そのことばかり考えていて、苛立たしくそして悲しく
てなりませんでした。それが辛いため何とかもう少し精神状態を
安定させたいと、カウンセリングルームを訪れたのです。
分析をするとマイナス思考悲観的な点数は、かってわたしの記憶
にはないほど最高得点でした。
晴美さんはまさしく「潜在意識を敵にして生きている」あまり幸せ
にはなれないタイプでした。
ことに毎晩眠る前に長年「その日を反省し後悔するクセ」があったため
朝の寝覚めは大変悪く、よけいに心身に負担をかけていたことがわかり、
軽いうつ状態でした。晴美さんには潜在意識について詳しく説明した」
ところ「自分の言動がすべてマイナス方向」だったことをハッキリと認識し
「だからいつも運が良くなかったのだ」と実感したそうす。
そして、それ以来ベッドの中での、反省と後悔を即止めたのです。
そしてイメージトレーニングを指導しましたが、大変イメージが
描きやすいタイプでした。その頃からだんだん表情が明るくなり、考
え方も前向きになってきたのです。自分を変えるためには、自分自身
の内面を理解し、それがネガティブやマイナス思考であれば、それらを
どのように変えるべきかをアドバイスしますが、晴美さんは潜在意識を
信じて「明るく元気になった自分自身」をくり返し、イメージトレーニ
ングを行い、すっかり精神状態が安定しました。
そして今は毎日「赤ちゃんを抱いている自分」イメージしている
ので、きっと近いうちに可愛い赤ちゃんに恵まれることでしょう。
最終の指導に、再び行ったマイナス思考テストは、まるで嘘のように
得点が下がっていました。
◆ わたしはまるで使用前と使用後のサンプルのように変わる
クライアントが見たくて、またそれがとても嬉しくてこの仕事を
続けているのかしらと時々思います。
でも大変気骨は折れますが、でもこの仕事が大好きです。
能里子
潜在意識についてかなり詳しくお話をしたので、きっとご理解して
下さったと思います。またプラスイメージを思い描くことが、自己実現
への最短距離であることにも、きっと気づかれたでしょう。
これを読んで下さるあなたも、毎日良いイメージを描いて幸せになって
くださることをお祈りします。カウンセラーとして効果的で、またもっとも
お奨めしたいのが、実はイメージトレーニングです。
最後はイメージを思い描いて、性格を変えたり、能力アップした実例を
ご紹介いたします。
☆ 緊張の呪縛から解放されたセールスマン
高田さんは29歳の営業マンですが、緊張症のため得意先でいつも
あがってしまい、なかなか売り上げが上がりませんでした。
拙書を読んで自分と同じような事例があることがわかり、緊張する
自分を変えたいと、勇気を出して相談に訪れたそうです。
すぐに手が震えると言う高田さんには、肉体的な震えの症状を調
べるテストを実施しましたが、まったく異常がないため、やはり精神
的な緊張が原因とわかりました。
子どもの頃からあがり症でしたので、いつも困っていたそうです。
性格分析をすると自意識過剰で完ぺき主義、そのくせかなり勝気な
ことが分かりましたが、このタイプがとらわれから解放されると、かなり
向上できるのです。わたしは自律訓練法(医学が元でできた科学的な
セルフコントロール法)をもとに、催眠状態のリラックスした状態で
メンタルリハーサル(自分がどうどうとして、営業活動をしている状態を
思い描く)をくり返し行いました。
するとだんだん自信が出てきたようで、最近はかなりふつうに話せる
ようになったと報告してくれました。また相手の目が見られないので
説得力がないと訴える高田さんに「目が見られない場合には、相手の
鼻や額、口許などを見るようにすること。すると相手から見ると、自分
を見ているように感じること。もしもそれもできなければ、Vゾーン
(男性が背広を着てネクタイが見えている部分)から頭の上あたりを
さりげなく視線をさまよわすように」とアドバイスをしました。
そしてお互いにその状態を実験してみましたら、大変納得して
「これなら僕でもできそうです」と、嬉しそうでした。
高田さんはとても素直な人でしたので、毎日イメージトレーニングを
くり返した結果、緊張がだんだんなくなり、それに連れて売り上げも
伸びてきたそうです。
もともと能力のある人で、ヤル気も十分ですので、多分これからは
もっと業績を上げもしかして、トップセールスになれるのではと、わたし
はとても期待をしています。
☆ 超マイナス思考からプラス思考へ
春美さんは三十代の主婦ですが、近くのスーパーのレジをやって
います。結婚して三年経ちますが、なかなか赤ちゃんに恵まれず
悩んでいました。 同じ頃結婚した友人にはすでに2歳の子供がい
て、いつも羨ましくて仕方なかったのです。
そして毎日そのことばかり考えていて、苛立たしくそして悲しく
てなりませんでした。それが辛いため何とかもう少し精神状態を
安定させたいと、カウンセリングルームを訪れたのです。
分析をするとマイナス思考悲観的な点数は、かってわたしの記憶
にはないほど最高得点でした。
晴美さんはまさしく「潜在意識を敵にして生きている」あまり幸せ
にはなれないタイプでした。
ことに毎晩眠る前に長年「その日を反省し後悔するクセ」があったため
朝の寝覚めは大変悪く、よけいに心身に負担をかけていたことがわかり、
軽いうつ状態でした。晴美さんには潜在意識について詳しく説明した」
ところ「自分の言動がすべてマイナス方向」だったことをハッキリと認識し
「だからいつも運が良くなかったのだ」と実感したそうす。
そして、それ以来ベッドの中での、反省と後悔を即止めたのです。
そしてイメージトレーニングを指導しましたが、大変イメージが
描きやすいタイプでした。その頃からだんだん表情が明るくなり、考
え方も前向きになってきたのです。自分を変えるためには、自分自身
の内面を理解し、それがネガティブやマイナス思考であれば、それらを
どのように変えるべきかをアドバイスしますが、晴美さんは潜在意識を
信じて「明るく元気になった自分自身」をくり返し、イメージトレーニ
ングを行い、すっかり精神状態が安定しました。
そして今は毎日「赤ちゃんを抱いている自分」イメージしている
ので、きっと近いうちに可愛い赤ちゃんに恵まれることでしょう。
最終の指導に、再び行ったマイナス思考テストは、まるで嘘のように
得点が下がっていました。
◆ わたしはまるで使用前と使用後のサンプルのように変わる
クライアントが見たくて、またそれがとても嬉しくてこの仕事を
続けているのかしらと時々思います。
でも大変気骨は折れますが、でもこの仕事が大好きです。
能里子