ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

「世界心理治療学会」で発表した小池能里子のアドバイス

2016年11月21日 | 世界心理治療学会アドバイス
 ☆心の知能指数を高める
 知識とは「いろいろな物事を、理解はしていること」で、知恵
とは「ある問題に直面した時の、決断や、判断など、物事を解決
できる能力」を言う。それが「心の知能指数」だと私は思っている。
 カウンセリング・ルームを訪れる多くの人は、知識は豊富だが
「心の知能指数が」が低い人が多いようだ。
 「心の知能指数」とは、アメリカの心理学者の「ダニエル、ゴール
マン」が書いたベストセラーで、日本では1996年7月に
「EQ心の知能指数」と訳され講談社から発売され、それからこの
言葉が一般的になった。
 IQ(知能指数)に対して原名「Emotional intelligence」
にちなんで、EQと造語されそれが「心の知能指数」と解釈された。
 それを一言で表現すると、いくら知識があっても知恵がなければ
大成はしないと言う内容だ。
 
  その本の内容を要約すると……  
  1 自分自身の内面を理解すること。
    性格、価値観、考え方、行動パターンなど。
  2 感情をコントロールできること。
    怒り、不満、攻撃心、敵対心、嫉妬心など他人に向けられる
    もの。悲しみ、悩み、不安、内罰心など自分自身が抱える問題。
  3 他人と協調したり、共感したりできること。
   それは相手に迎合することではなく、主体性を持ちながら、素直
   にそう思える。  
 4 前向きに考えること。
   楽観的と悲観的との差は、人生を変えるほどインパクトが強い。
 5 粘り強さ。
   ある程度の忍耐や、努力はどんな物事でも欠かせない。
   すぐに挫折したり、途中で投げ出したりしては、決して実現や
   達成はできない。
   
    これは私自身の価値観だが、感謝や思いやりの気持ちを持つ
   こと。基本は自分を愛することで、自分に感謝することができ
   なければ他人を愛したり、感謝したりすることはできない。
    人間関係を良くし、幸せに生きるための要素だと思う。
    たとえば、日常生活のごく当たり前のことでも、自然に感謝
   できると心が安定し不平や不満がなくなるはず。
   入学や就職などに必要なのはIQだが、出世や、昇進や、幸せに
   なるためにはEQが欠かせない。そう捉えると、賢く生きるため
   には「知識より、知恵が必要」なことは言うまでもないが、多分
   世の中で大成している人の多くは、きっと「IQ」と「EQ」を併せ
   持っているはず。カウンセリングで指導したクライアントは、ほと
   んどの人がEQが高くなる。その成果を見るとき、大変遣り甲斐が
   あり、私はこの仕事が大好きで一生続けたいと思っている。

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1 コメント

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ご質問 (ご質問)
2016-11-21 13:00:50
世界治療心理学会は、いつ、どこで行われたのですか。
学会の正式名称、発表日付、発表したテーマなどを
挙げてください。これではわかりません。
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