家の中でも温度計は29度だったが、本当に暑い日だった。
久しぶりに友人と新宿で会ったが、彼女はある大学院の心理学系教授だが、S教授と
三人で世界心理学会、国際心理学会に何度も参加した気心の知れている古い友人だ。
色々な話題から児童心理学「アタッチメント」について聞いたが、彼女も児童心
理学は初めて学んだそうだが「乳幼児から1歳半までが、その人生の基礎となる」
という理論だそうだ。信じられないような犯罪を犯すのは、乳児期に問題はあるとは
認識していたが、初めて私の成育歴を話したが、彼女は驚いていた。
7か月で母と離された自分の中に、普通の人とは違う部分が多いのは時々意識し
「どうしようもない感情を自分なりにコントロールしたい」「なぜそうなのか」
自分を知りたくて心理学にのめりこんだ。この年齢の今でも自分の中にある??に
戸惑いながら生きている私。可愛がれ過ぎ、怒られ過ぎで育てられ、今考えても幼い
ながら、きっと辛かったのだろう。我儘だからよく叱られたが、天性と明るさと
無邪気さで継母に愛されたのかも知れない。
少女時代からふつうの人と違う自分に気づき、ことあるごとに悩んだのは数知れない。
長年色々な心理療法を学び、かなり努力して自分を変えてきたつもりだが、未だに
それを引きずっている。
でもそのネガティブな面を、子育てにプラスに生かしたのは事実で、それは
「自分が継母にされて嫌だったことは絶対にしなかった」ことだった。
子育ては「ひとりの人格を育てる大切な作業」アタッチメントは、日本語では
「愛着」と訳されているようだが、そう言えば今日は息子の誕生日。
母として胸を張って言えることは、十分な愛情をかけて子供達を育て上げたこと。
それにしても…自分ではあがなえない屈折された何か、今でもそれに振り回さ
れて生きているが、それはきっと墓場まで持っていくのだろう。
久しぶりに友人と新宿で会ったが、彼女はある大学院の心理学系教授だが、S教授と
三人で世界心理学会、国際心理学会に何度も参加した気心の知れている古い友人だ。
色々な話題から児童心理学「アタッチメント」について聞いたが、彼女も児童心
理学は初めて学んだそうだが「乳幼児から1歳半までが、その人生の基礎となる」
という理論だそうだ。信じられないような犯罪を犯すのは、乳児期に問題はあるとは
認識していたが、初めて私の成育歴を話したが、彼女は驚いていた。
7か月で母と離された自分の中に、普通の人とは違う部分が多いのは時々意識し
「どうしようもない感情を自分なりにコントロールしたい」「なぜそうなのか」
自分を知りたくて心理学にのめりこんだ。この年齢の今でも自分の中にある??に
戸惑いながら生きている私。可愛がれ過ぎ、怒られ過ぎで育てられ、今考えても幼い
ながら、きっと辛かったのだろう。我儘だからよく叱られたが、天性と明るさと
無邪気さで継母に愛されたのかも知れない。
少女時代からふつうの人と違う自分に気づき、ことあるごとに悩んだのは数知れない。
長年色々な心理療法を学び、かなり努力して自分を変えてきたつもりだが、未だに
それを引きずっている。
でもそのネガティブな面を、子育てにプラスに生かしたのは事実で、それは
「自分が継母にされて嫌だったことは絶対にしなかった」ことだった。
子育ては「ひとりの人格を育てる大切な作業」アタッチメントは、日本語では
「愛着」と訳されているようだが、そう言えば今日は息子の誕生日。
母として胸を張って言えることは、十分な愛情をかけて子供達を育て上げたこと。
それにしても…自分ではあがなえない屈折された何か、今でもそれに振り回さ
れて生きているが、それはきっと墓場まで持っていくのだろう。