ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

真夏の夜のジャズコンサート

2015年08月04日 | えっせー
 8月2日は成城ホールへジャズコンサートへ行ったが、成城ホールは
適度な広さで、ステージが近く私は一番大好きなホールだ。
 我が家から20分もかからず、公共のホールなので料金も安く、そのた
め夫と二人でよく行く。昨夜のコンサートは、ジャズのレジェントの猪俣猛
さん構成のビッグバンドの演奏だった。
 ビッグバンドは、トランペット4人、トロンボーン4人、サキソホーン
5人、リズムセクションは、ピアノ、ベースドラム、ビブラホーンの編成だ。
 それぞれがバンマスや、ソロで活動しているミュージュシャンばかりで
トランペットは東大卒が二人いるそうだ。
 全員がニコニコしていて、ビッグバンドでの演奏を楽しんでいるようで
その演奏は迫力があり、とても素晴らしかった。
 聴いていると、私は自然に体が動いてしまうのだけれど、何故みんなは
じっとしていられるのだろうと、私は不思議でならない。
 夫も相当のっているはずなのに、リズムはとっていたが体は動いていない。
 
 演奏の合間に猪俣さんがジャズの歴史を話してくれたり、ウイットのある
トークはなかなか楽しかった。ベニー・グッマンがユダヤ人とは知らなかっ
たが、カウント・ベーシー、ウイリアム・ハンプトン、ジーン・クルーパー
など、懐かしい名前が沢山出てきて嬉しかった。
 会場は超満員だったが、シニアスクールの会長もご夫婦でいらしていた。
入場者はシニアばかりだったが、やはりジャズが好きなのはこの世代だけ
なのだろう。時代とともにだんだん衰退して行くのだと、少々淋しい気がした。
 でも、懐かしい曲ばかりのビッグバンドの演奏は、華やかで、ダイナミック
で、本当に楽しかったが、何より夫の表情がイキイキしているのが、私には
最高に嬉しかった。今月は日比谷公開堂、隣りのお店のジャズライブなど続
くが、私達は大好きな音楽で、暑さを吹き飛ばしたいと思っている。

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