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まちづくり協議会改革

2009-06-30 08:54:24 | 街づくり
 貴重なコメントをいただきました。

*****josanからです。*****
まちづくりの意義 (josan)

2009-06-29 13:34:05

ご無沙汰しております。

ご存じのとおり、私の地区では、10年ほど前から再開発の検討が進められていますが、その検討過程において、東京大学の都市計画の研究室の先生と学生に対して一部の方が協力を仰いだことがあります。
その当時私は時間的な余裕がなく、話し合いにはほとんど参加できなかったのですが、結果として、その方達の街区は検討区域から外す形となり、逆に私のいる地区の当時から推進派だった方の中には、「卒論の手助けをしたようなもんだ」と吐き捨てる方もいます。

再開発の場合、区は地権者の権利第一という形で話をすすめますし(本音はいざ知らず)、コンサルタントも同じスタンスです。
とすると、そこに入ってくる学識者は人の財産を材料に実験をしたがるようなイメージでとらえられかねません。
このあたりに、「まちづくり」がいつの間にか資産活用に代わってしまう落とし穴があるのかもしれませんんね。
一概に区やコンサルの考えを否定しきれないのは、われわれの側、すなわち市民意識の問題だとは思いますが。

立場上、あまりはっきり言えず申し訳ないです。
*****コメント終わり*****

 josan、お久しぶりです。貴重なコメントありがとうございました。

 また、お会いして、お話をお伺いさせていただきたいものです。

 学識経験者は、開発の実際の計画立案の中で入っていただくこともひとつ考えられますが、少なくとも、「まちづくり協議会」の場の中に入っていただきたく考えています。
 区も人材を探すと、何度となく言っています。が、いっこうに進む気配なしです。

 中央区の都市計画審議会では、学識経験者に司会を務めていただいております。
 まちづくり協議会でも、ぜひ、学識経験者に司会を務めていただき、公正中立に、わかりやすく、科学的に、まちづくりが、そしてそのための合意形成がなされていくことを望みます。
 現在、区の担当者が、まちづくり協議会の司会を務めています。現在の進行が、「公正中立でない」ということを言っているのでは決してありません。念のため、書きおきます。ただ、残念ながら、“板ばさみの状況”は、傍聴した際、よく見ています。

 また、まちづくり協議会では、委員だけでなく、参加者誰もが発言できる場、少なくとも意見の吸い上げができる場も持つべきと思っています。


 「まちづくり協議会改革」は、絶対必要と思っています。
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改革に期待します (josan)
2009-06-30 10:21:03
まとまりないコメントをご紹介いただきありがとうございます。
言葉足らずでしたが、当該地区で大学の協力を仰いだのは、名称は失念しましたが、位置づけとしては「協議会」的な集まりの段階だったと思います。

> 公正中立に、わかりやすく、科学的に

この3点は非常に重要だと思います。
特に、さまざまの学問的観点からの検討、検証の必要性を考えると、「科学的に」という視点は欠かせないものだと思います。

また、「参加者誰もが発言できる場」であること、これも同様に重要です。「まち」が、住人だけでなく様々な人との関わりによって成立していくという視点は常に持ち続けたいと思います。

そういう意味から、私も「協議会」段階から、ぜひ学識経験者には参加していただきたいと考えます。
今後の改革ご推進を期待しております。
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