「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【協働 UPDATE18】『9/4 第8回 中央区NPO・ボランティア交流会 開催

2009-09-04 23:00:00 | NPO・地域力
 9/4 第8回 中央区NPO・ボランティア交流会が開催され参加してきました。
 日本橋小伝馬町の十思スクエア 2FのNPO・ボランティア交流サロンの場所で、ひとつの教室程度の部屋で、約30人程度のなんらかのNPOやボランティアをされている方々を中心とした参加でした。

 今回は、がんの子ども達へのサポートを行う「NPO SUCCESS(小児がん治療開発サポート)」と子ども達にコーチングの機会を提供する「NPO 日本スクールコーチ協会」の活動発表があり、その後、交流会という流れでした。

 活動発表では、資金調達と人材育成が重要であるがなかなか難しいという話題となりました。

 NPOに所属する会員の構成を考える場合、サービス提供者とサービス受給者の両者が会員となりうるが、その場合の会員構成のあり方についての示唆がございました。

 私自身は、スクールコーチが、不登校、ニートの子ども達への支援のひとつに役だたないかという視点をもちながら、発表を聞かせていただきました。
 
 会の仕切りは、いつもの山岸秀雄先生であり、恒例の懇親会が交流会を終えた後、近くの居酒屋で引き続き開催されました。

 懇親会では、山岸先生とそのスクールコーチを主宰する蘇原利枝氏と同じテーブルにつき、いろいろと続きのお話をさせていただきました。
 結局、NPOを運営する場合、「思い」とその「思いに共感するひと」があって、成り立っているということのお話となりました。
 また、山岸先生が考えるこの国の形は、「成熟した市民社会」にあります。公務員、会社員になるのともうひとつNPOで働くことが、社会に出るひとつの選択肢としてあげられる社会を作って行きたいと理想を述べられていらっしゃいました。

 蘇原氏は、一年間で、全国に支部を拡大できました。女性で素人だから逆にできたと感慨深く述べられていらっしゃいました。

 それ以外にも、話題はいろいろ飛びましたが、山岸先生も蘇原氏も団塊の世代です。お話はかなり強烈でした!

 つけたしですが、山岸先生が今、お住まいの逗子の話題にもなり、私は行ったことがありませんが、逗子の魅力を熱く語られ、それに聞き入る蘇原氏も私も、住んでみたくさせる程にひきつけられました。
 山岸先生の逗子の山並みを守る壮絶な活動もさすがだと感嘆いたしました。
 まちづくりの参考にさせていただければと思います。

 集まられたNPOやボランティアは、事務所を中央区にお持ちです。
 あらたな連携の始まるきっかけをつくる一日となりました。
コメント
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