野ゆき山ゆき海邊ゆき

日々の生活の中で出合う自然や民俗、歴史遺産を記録します。主な舞台は和歌山県中部。タイトルは佐藤春夫の「殉情詩集」より。

まるで春

2008年01月12日 | Weblog
今朝の暖かさは何なのだ。沖縄地方では夏日が続いているらしい。昼過ぎに大陸から冷たい空気が入ってきたため、一気に気温が下がったものの、地球の気温は確実に高くなっていることを思わせる出来事であった。昨日の雨による多湿化と地面の気温が低いためかあたり一面は靄っていた。写真の山の縁からはヤマアカガエルと思われる微かな鳴き声が聞こえてきた。
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寒中に咲く

2008年01月12日 | 植物
今朝はたいへん暖かく、まるで春かと思われた。例の如く散歩をしていると、人家近くに来ると芳香が漂ってくる。散歩道にロウバイがあるので、それが咲いたのであろうと少し戻ってみると、やはりうす黄色のソシンロウバイが咲いていた。冬とくればやはりこの花である。中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに雪中の四花とされているらしい。その選択は日本でも全く違和感がない。ただしロウバイは中国原産であるが。
芥川龍之介が「蝋梅や枝まばらなる時雨空」という句を残しているらしい。
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