花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「キンラン(金蘭)」

2014年05月21日 11時03分22秒 | 自然
近所の雑木林にキンラン(金蘭)が自生しており、黄色い可憐な花が咲いています。絶滅危惧種に指定されており、この場所でも自然監視員の方が、常時見回って保護しています。 
















ラン科キンラン属の多年草。 山地や丘陵の林下に生える日本の野生蘭のひとつ。 本州の東北地方南部から九州朝鮮半島や中国に分布。 山地や丘陵の林下に自生。 和名:黄色(黄金色)の花をつけることに由来。 茎の先に黄色(金色)の花を数個付ける。開花期は4月~5月。 高さ30~50cm。 茎の先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の明るく鮮やかな黄色の花をつける。 花は全開せず、半開き状態のまま。花弁は5枚。 葉:楕円形で長さ10cm前後、縦方向にしわが多い。 冬には地上部は枯れ越冬する。1997年に環境省の絶滅危惧II類に指定。
イボタケ科の菌類などと共生関係にあり、 菌から栄養の一部をもらって生きている。菌は、林下等の特殊な土壌にのみ生息するので、鉢植えや別の場所に移植しようとしても菌がいないので育たない。
なお、同じ時期に咲く同じ地生蘭のひとつであるエビネ類と外観が似ており、混同されやすい。 エビネは地下茎の形をエビに見立てて名付けられた日本の野生蘭のひとつで、比較的栽培がしやすく園芸品種も多いが、野生のものは採取によって激減している。

(2014年5月21日  花熟里)
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「シャクナゲ(石楠花)」

2014年05月20日 16時22分04秒 | 自然
シャクナゲ(石楠花)が咲いています。





























“ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属。ヨーロッパ、アジア、北アメリカに分布。日本には高山帯から亜高山帯に分布するキバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、それより低い山地に分布するツクシシャクナゲ、ホソバシャクナゲの4種と、その変種、品種がある。花期:4月~5月。 花色:白、赤、黄、紫、など様々。ネパールの国花。福島県と滋賀県の県花。”


【2014年5月20日 花熟里】
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「エニシダ(金雀枝)」

2014年05月19日 12時09分03秒 | 自然
民家の塀にエニシダ(金雀枝)の黄色い花がさいています。













マメ科エニシダ属の常緑性、落葉性低木。 原産地:地中海沿岸。ヨーロッパ、北アフリカ、カナリア諸島、アジアに分布。 日本には江戸時代に渡来、観賞用や切り花用、かつては荒れ地に植栽された。樹高:1m~3m。 枝:ほうき状に分かれて先端は垂れ下がる。 葉:3つの小葉、花の咲く枝では一つの葉。 花期:5月~6月。葉の付け根に1~2輪ずつ枝を覆うくらいたくさんの花が付く。葉ナは、長さ約2cmの蝶形の鮮やかな黄色。

(2014年5月19日 花熟里)
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「都立・殿ヶ谷戸庭園の新緑を見てきました」

2014年05月18日 11時21分14秒 | リハビリ・健康管理
17日(土)に、国分寺市にある都立・殿ヶ谷戸庭園に行ってきました。カエデの木をはじめ手入れされた大木の新緑が目にまばゆいでした。 庭園では、シラン(紫蘭)やカルミア、シライトソウ(白糸草)が見ごろでした。 殿ヶ谷戸庭園は、広さはそこそこですが、武蔵野の地形をそのまま利用しており、実に起伏に富んでいるので、私のような半身麻痺の人間が庭園内を散策するのは、きついものがあります。 それでも、杖と手すりを頼りに豊かな自然に魅力を感じてなんとか一周しました。 足がガクガクし、立っているのもままならないくらいに疲れましたが満足しました。
また、当日には、かねては立ち入り禁止になっている庭園内の芝生内で「ガーデンコンサート」が開催されました。 主催者が、芝生内で開催されるガーデンコンサートの開催は9年振りと説明されていました。 太陽がサンサンと降り注ぐ夏の天気でしたが、適当に風があり、緑が多いので涼しく感じながら、見事な芝生に座ってクラッシク音楽を聞くことができました。勿論、演奏者は木の陰で演奏します。

(プログラムより引用)
「初夏のガーデンコンサート(弦楽四重奏)」
第一ヴァイオリン:佐藤 奈美
第二ヴァイオリン:齋藤 純子
ヴィオラ    :小淵 早保子
チェロ     :村上 咲依子
演奏者プロフィール:国立音楽大学演奏学科卒業。現在、室内楽、ソロやオーケストラなど幅広く演奏活動を行っている。

<曲目>
日本の歌     :故郷、他3曲
ボロディン作曲  :弦楽四奏曲第2番より1楽章
ホルスト 作曲  :木星
アンダーソン作曲 :シンコペイテッドクロック
アンダーソン作曲 :ワルツィングキャット
ニューシネマパラダイス
JAZZメドレー :A列車で行こう、他2曲
ビリーヴォーン楽団:星を求めて    

(芝生での演奏会)


(庭園内に自生しているシライトソウ)





(2014年5月18日  花熟里)


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「キセンカ(金盞花)」

2014年05月17日 16時02分04秒 | 自然
民家の庭にキンセンカ(金盞花)」がさいています。最近、キンセンカを見かけることが少なくなりました。















キク科カレンデュラ属の春咲き一年草。宿根草タイプは冬を越す。別名:カレンデュラ、ポットマリーゴールド。原産地:地中海沿岸。 現在、北アメリカ、中央アメリカ、南ヨーロッパなどで栽培されている。 日本には江戸時代に渡来。草丈 15cm~60cm。  葉は長さ5 cm〜18 cmで毛が生えている。花期 3月~5月。花径10cm。花色:オレンジ色、黄色、朱色。 一重、八重、また中心に黒のスポットのあるものなど。 日の出とともに開き夜には花を閉じる。 ハーブの一種。

(2014年5月17日 花熟里)
 
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