私は脳出血後遺症の半身マヒ改善のために鍼灸治療を受けていますが、このほど、鍼灸師より、杖を患手(マヒした手)にもっていませんか? と聞かれました。私が最近マヒした左手で杖を持っているのを見ての質問です。鍼灸師によると、鍼灸師の国家試験で、「半身マヒの場合に杖はどちらの手に持つか」という問題があるのだそうで、正解は「健手(マヒしていない方の手)」だそうです。
杖は回復期リハビリ病院に入院中からず~とマヒしていない手(右手)で持っていました。マヒした方の腕や指が動かない、または、動いてもわずかですので、マヒしていない手で杖を持つのは当然のことです。しかし、退院し5年目になり、腕や手指の動きも大分よくなってきています。 妻からも、両手での動作をごく普通に行っているように見えるといわれます。
昨年、空の段ボール箱を運ばなければならないことがあり、やむを得ず、杖をマヒした手(左)に持ち変え、マヒしていない手(右手)で箱を持ち、自宅にダンボール箱を持って帰ることができました。最初は、杖が足に引っかかったりして、なかなかうまく歩くことができませんでしたが、暫くすると、コツみたいなものを掴んで、なんとか歩くことができるようになりました。 杖で体を支える(体重をかける)のではなく、杖に手を添え、バランスを保つことを心がけています。 以来、意識して杖をマヒした手で持つようにしていますが、階段でどちら側に手すりがあるのか、道路で掴まるとこがどちら側にあるか、などにより杖を持つ手を替えています。
私がマヒした左手に杖を持つようになったのは、たままたの切っ掛けでしたが、しかし、今になって考えると、マヒした手で杖を持つことの意義は大きいと感じています。その理由は次の通りです。ただし、マヒした手がある程度動き、杖を掴まえることが出来ることが前提であることは言うまでもありません。
・半身マヒの人は、体のバランスを崩しやすく、転びやすく、場合によっては骨折する危険性もある。マヒしていない手が
フリー(杖を持っていない状態)であれば、咄嗟にどこかに掴まることができるが、マヒした手ではとっさの動きがなかなか出来なく、どこかに掴まることもむつかしい。
・マヒしていない手がフリーであれば、傘をさしたり、買い物袋を持ったりすることが出来、行動の幅が広がる。
なお、昨年5月10日に「マヒ手に杖を持つことの重要さ」と題して、本ブログでアップしています。
(2014年4月11日 花熟里)
杖は回復期リハビリ病院に入院中からず~とマヒしていない手(右手)で持っていました。マヒした方の腕や指が動かない、または、動いてもわずかですので、マヒしていない手で杖を持つのは当然のことです。しかし、退院し5年目になり、腕や手指の動きも大分よくなってきています。 妻からも、両手での動作をごく普通に行っているように見えるといわれます。
昨年、空の段ボール箱を運ばなければならないことがあり、やむを得ず、杖をマヒした手(左)に持ち変え、マヒしていない手(右手)で箱を持ち、自宅にダンボール箱を持って帰ることができました。最初は、杖が足に引っかかったりして、なかなかうまく歩くことができませんでしたが、暫くすると、コツみたいなものを掴んで、なんとか歩くことができるようになりました。 杖で体を支える(体重をかける)のではなく、杖に手を添え、バランスを保つことを心がけています。 以来、意識して杖をマヒした手で持つようにしていますが、階段でどちら側に手すりがあるのか、道路で掴まるとこがどちら側にあるか、などにより杖を持つ手を替えています。
私がマヒした左手に杖を持つようになったのは、たままたの切っ掛けでしたが、しかし、今になって考えると、マヒした手で杖を持つことの意義は大きいと感じています。その理由は次の通りです。ただし、マヒした手がある程度動き、杖を掴まえることが出来ることが前提であることは言うまでもありません。
・半身マヒの人は、体のバランスを崩しやすく、転びやすく、場合によっては骨折する危険性もある。マヒしていない手が
フリー(杖を持っていない状態)であれば、咄嗟にどこかに掴まることができるが、マヒした手ではとっさの動きがなかなか出来なく、どこかに掴まることもむつかしい。
・マヒしていない手がフリーであれば、傘をさしたり、買い物袋を持ったりすることが出来、行動の幅が広がる。
なお、昨年5月10日に「マヒ手に杖を持つことの重要さ」と題して、本ブログでアップしています。
(2014年4月11日 花熟里)