【チョウセンアサガオ(朝鮮朝顔)】
チョウセンアサガオが民家の庭先に咲いていました。畑の端で近づけないところに黄色の
「エンゼルトランペット」が多くの花をつけていましたが、ズームでなんとか撮影できま
した。
【キダチチョウセンアサガオ(エンジェルズ・トランペット)】
“原産地は南アジア、ナス科の一年草の植物。別名:マンダラゲ(曼陀羅華)、
キチガイナス。日本へは江戸時代 (1684年) に薬用植物としてもたらされた。
草丈は1mほどで茎はよく枝分かれする。 葉は大型の卵型。夏から秋にかけて
長さ10~15センチメートルほどの漏斗状の白い花を咲かせる。アトロピンを含
んでおり、過去には鎮痙薬として使用された。世界初の全身麻酔手術に成功した
江戸時代の医学者、華岡青洲が精製した麻酔薬が本種を主成分としていた。
和名のチョウセンは特定の地域を表すものではなく、単に海外から入ってきた
ものの意味。アサガオの名を冠してはいるが、花がアサガオに似ていることによる。 キダチチョウセンアサガオ属(ブルグマンシア属、いわゆる「エンジェルズ・
トランペット」の類)の植物を含めて、区別せずに「ダチュラ」
「チョウセンアサガオ」などと呼ぶ場合もあるが、キダチチョウセンアサガオ属
は木本化する多年草のグループであり、種類の異なるものである。類似の種として、
ヨウシュチョウセンアサガオがある。熱帯アメリカ原産で、日本へは1879年
(明治12)に渡来した。”
【マツバボタン(松葉牡丹)】
民家の庭先でよく見かけます。
“スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草。 南アメリカのブラジルからアルゼンチン
にかけてが原産。葉は多肉で、高温と乾燥に対して非常に強い。世話のほとんど
不要なくらい丈夫である。種子は非常に細かく、こぼれ種でもよく繁殖する。
開花期は6~9月頃。
葉が松葉に、花が牡丹に似ているのことから名づけられた。夏の暑さや乾燥に強く、 赤色やピンク、黄色、白色それに橙色などの花を咲かせる。別名で「つめきりそう」
とも呼ばれるが、枝先をツメで切って挿せば簡単に増やせることから“
(3011年9月22日 ☆きらきら星☆)