泉石亭は、基本は蕎麦屋さんである。入り口右手の小部屋では、そば打ちが盛んに行われている。
とろろせいろを、注文した。
小布施の隣町の須坂は、扇状地で長芋の名産地である。
名産の芋の鮮度の良いものを、擂り下ろしたてはまろやかな風味がある。
蕎麦自体は、万人向けに少し柔らかめに茹で上げられている。
そこが、少し残念だった。
しかし、これだけの庭を見ながら食事ができるというのは、なんとも贅沢である。
とろろせいろを、注文した。
小布施の隣町の須坂は、扇状地で長芋の名産地である。
名産の芋の鮮度の良いものを、擂り下ろしたてはまろやかな風味がある。
蕎麦自体は、万人向けに少し柔らかめに茹で上げられている。
そこが、少し残念だった。
しかし、これだけの庭を見ながら食事ができるというのは、なんとも贅沢である。
こんな風に見えるんですか。
これは贅沢ですね。
今度は、お蕎麦も頂いて、
お庭を鑑賞するとしますか(笑)。
これだけの庭園を前にしての手打ちは経験せずでした。
贅沢な眺めも味のうち、須坂の長芋を直に吸い手繰りたくなります。
チト傾けたくなりますが蕎麦前のお酒は此処では提供されないのでしょうね。
この日、店内は混み合っていましたが、運良く庭を見るのにうってつけの席に座る事ができました。
しかし、入店の順番が少し変われば、窓からは遠い席になった可能性もあります。
庭を愛でながら食事を楽しめる席を占めるには、平日が良いのかもしれません。
確かに庭のレベルはなかなかですが、それに比べれば蕎麦は今ひとつ。驚く程のお店とは感じられませんでした。
埼玉南部の蕎麦畑自家栽培で庭にも手入れを欠かさない店とか、安曇野あたりの広々した庭で、伝統的な蕎麦を出す店とかの方が、分かりづらい道筋をなんとか訪ねた時に感じる感興の念は大きいように思います。
このお店、もちろん蕎麦前はありです。それを許さない今日の人の心の浅はかさに、いささかがっかりとします。