少し前に、小布施の栗加工業者の動向を「j-garden-hirasato」さんから伺った記憶があります。結論としては、この小布施の地は栗の産地としての歴史は長いが、それを加工した菓子や強飯の販売は近年のことのようだ。
おそらく、1980年代に入ってから小布施の、観客は驚異的に伸びた。
桜井甘精堂はその時期に、大きな投資をしたのだと思う。そのころ、東京は高田の馬場にも甘精堂の支店が存在し、栗菓子を購入する事ができた。
それと程近い時期に、この店の庭の整備を始めたのではないかと推察する。
ガイドブックで特別に紹介されたりするお店ではない。開店直後は、それなりに宣伝に努めたと思われるが、今は過度な混雑を避ける事を目指されているのかも知れない。
お店の裏の庭は、時代を超えて見事に手入れされている。
巧みに工夫された滝の前でゆっくりと庭を観賞できると嬉しいのだが、この庭は当然ながら客室からの鑑賞を前提として造られており、庭の中で立ち止まるのは野暮の一言につきるのだろう。
この庭は、厳しい石組みなど見せない世俗の庭であろう。
しかし、これほどの短期間で風格を感じさせる庭造りの技、見事だと思うし実に楽しめる、
おそらく、1980年代に入ってから小布施の、観客は驚異的に伸びた。
桜井甘精堂はその時期に、大きな投資をしたのだと思う。そのころ、東京は高田の馬場にも甘精堂の支店が存在し、栗菓子を購入する事ができた。
それと程近い時期に、この店の庭の整備を始めたのではないかと推察する。
ガイドブックで特別に紹介されたりするお店ではない。開店直後は、それなりに宣伝に努めたと思われるが、今は過度な混雑を避ける事を目指されているのかも知れない。
お店の裏の庭は、時代を超えて見事に手入れされている。
巧みに工夫された滝の前でゆっくりと庭を観賞できると嬉しいのだが、この庭は当然ながら客室からの鑑賞を前提として造られており、庭の中で立ち止まるのは野暮の一言につきるのだろう。
この庭は、厳しい石組みなど見せない世俗の庭であろう。
しかし、これほどの短期間で風格を感じさせる庭造りの技、見事だと思うし実に楽しめる、
凝縮して表現しようとした
そんな感じがしますが
みごとな庭園には違いありませんね
造園してから僅かな年数で此処までになるとは驚きです。
桜井甘精堂さんの見識を感じました。
泉石亭さんでは、蕎麦も、栗ご飯御膳も、信州らしいものがいろいろ食べられます。
庭園も様々なメニューをこなすお店らしく、主張が強すぎないところぴったりに感じられます。
小布施は随分頑張って、観光客を集め栄えているのですが、どこか北信の中小都市の味わいを感じさせてくれます。
そういう確固たる歴史があるから、観光に精を出していても、本来の持ち味をうしなわないのでしょう。
ここですよね。
以前(自分が長野に来て、まだ間もないころ)は、
自由に入れる雰囲気があったのですが(そのころ、行ってます)、
今は、お店を利用しないと入れない、
まあ、それが本来のスタイルだとは思いますが、
そんな雰囲気なのが、
ちょっと悲しく思います。
こういうお庭を見れば、
お店にも入ってみようかと、
思う人も多いと思いますが…。
小布施はオープンガーデン制をうたっており、泉石亭の向かって左からこの庭へ入る入り口があり、庭を観賞した後に奥の和風ロックガーデンへと抜ける通路も整備されています。
しかし、実際問題としてこのお店で何も食べないで庭だけ見て帰る、というのはなかなかやりづらいです。
しかし、小布施をもう一歩観光地として進化させるとすれば、このような庭も積極的に(食事なしで)見せるという姿勢が必要になりそうです。