蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

松よし  南魚沼郡大崎

2012-07-14 22:20:27 | 蕎麦
この大崎地区は、六日町周辺で別格の舌の肥えた地域だと感じている。


いつ行っても美味しい蕎麦が食べられる信頼性の高い松よしさんだが、お店を改装して以来、お品書きの幅も広がったようだ。今年は、夏場限定の変わり汁の蕎麦が出るようだが、まずは歴史ある鴨せいろを試してみた。
いつもと変わらず、太目の力強い蕎麦。受け止めるのは、いつもの出汁にさらに鴨の味が加わる鴨汁。これは、蕎麦の正道ではないとか、やるなら秋が深まった頃がよいのではなど、ご意見をいただけそうな一品。


しかし、鴨汁の圧倒的な旨さが、とりあえず食べたい、という思考に直結する。脂分が多く熱容量が大きいせいか、汁はいつまでも熱々の状態を」保つ。つける蕎麦から来る水分など、ものの数には入らないようだ。


せいろとして、冷たい汁といただけば、それそれで最高だろう。
今回、新しい発見として、切り海苔と鴨汁の相性が素晴しかったことが挙げられる。
いつもの癖で、始めは海苔を邪険に扱ってしまったが、その後、暖かい鴨汁、蕎麦、海苔の組み合わせの素晴しさを理解することができた。



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4 コメント

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Unknown (雪だるま)
2012-07-16 07:57:06
暑い夏でも
この蕎麦は頂けそうですね

蕎麦の素朴さもいいですが
こうしてこってりさせたのも美味しそうです
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Unknown (kikouchi)
2012-07-17 21:30:00
>雪だるまさん
なんだか、こちらのお店は今が旬なのではと思わせる程に、出汁にも力が入っています。
この鴨汁など、蕎麦を声掛けで後に出してもらえば、そのままヌキとして酒のつまみになりそうでした。
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Unknown (j-garden)
2012-07-17 21:53:03
鴨せいろって、
こうして頂くんですね。
初めて知りました(大笑)。
こういうの、
好みです。
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Unknown (kikouchi)
2012-07-18 21:21:47
>j-gardenさん
鴨せいろ、鴨からの出汁がしっかり出て、こたえられないような汁になります。確かに、本気で汁を味わうなら、暖かいのも悪くありません。
蕎麦を、汁につけすぎないように一瞬で引き上げれば、蕎麦の香りはより引き立つ事もあります。
蕎麦を溺れさせないようにして、お試しください。
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