蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

あっという間に満開に  神田川 文京区

2015-03-29 21:28:41 | 自然
神田上水は江戸という大都市を作る上で、大きなインフラ整備であった。明治初頭の京都のインクラインに比べても、一国の首都を形作る上で必要性が高かった感じを受ける。


それ程に貴重な水を供給しながら、水路の両側にはお江戸の昔から桜が植えられていたようだ。護国寺の真南に当たる江戸川橋から西側には、水路沿いの桜の姿が見事である。
今年は、気温の上がり方が急で、あっという間に満開になってしまった。


桜の木は水面からの暖かい反射に反応するのか、川に向かって触手を伸ばすようにして花を咲かせる。


大輪の花がここぞとばかり、咲き誇る姿を見せていた。


桜の花にそそられてか、白鷺も流れの汀に羽を休めていた。


数日前には予測もできなかった、満開の姿である。



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2 コメント

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Unknown (雪だるま)
2015-03-31 06:03:08
東京にも桜の名所が数多くあるんですよね
あまり詳しくないので知りませんが

今年の桜
寒の戻りがあった直後の開花
春の到来の実感を感じる前に咲き出した感じです
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Unknown (kikouchi)
2015-03-31 22:11:25
>雪だるまさん
京都の御所の桜は千年の歴史。お江戸の桜は、どんなに古くても開幕以来の四百年ですから、格がまるでちがうのも不思議のないことです。

徳川は墓所となった上野の山に桜を植えましたが江戸時代にはそこで無礼講の花見はできず。
私がいいなと思うお江戸の名所は、水路沿いに植えられた桜です。墨田堤の桜は一時期絶滅したようですが近年少しずつ復活して。それと同じくらいの歴史があるのが神田川沿いの桜です。
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