こちらは16代続く豪農の館だ。付近には柏倉家一門の屋敷が建ち並ぶが、公開されているのは柏倉九左ェ門家のみである。
この一画には、こちらと同じ程度の規模の屋敷が並び、不思議にのびのびとした風景を形作る。
長屋門から、母屋を望む。母屋の屋根も高く、建物だけで360坪という規模を感じさせる。
前庭。向かって左手には、松。枝振りが素晴らしい。右手は、水仙が満開。
ひときわ格が高い、蔵作りの仏間。柏倉家は真言宗大谷派の信仰厚く、京都に由来するという仏像を守っている。当然、内部は撮影禁止。
仏間の脇のくぐり戸を抜けると、茶庭に入る。
茅葺の母屋の上段の間を、茶庭入口より望む。
池には、小規模ながら滝が流れ込む。
上段の間靴脱ぎ石から、池を眺める。春の遅い山形でも、水芭蕉が咲きだしている(松の左手)。
庭の背後には、裏山が広がる。池の奥の松の脇から、細道がつながる。
家倉の先、裏山の麓は桜が満開。
これ程の丹精と、農家としての生命力が並び立つ屋敷は、そう見ることが出来ないのではと思う。雨の音を感じさせる静けさに、後ろ髪を引かれる想いで、長屋門を後にした。
この一画には、こちらと同じ程度の規模の屋敷が並び、不思議にのびのびとした風景を形作る。
長屋門から、母屋を望む。母屋の屋根も高く、建物だけで360坪という規模を感じさせる。
前庭。向かって左手には、松。枝振りが素晴らしい。右手は、水仙が満開。
ひときわ格が高い、蔵作りの仏間。柏倉家は真言宗大谷派の信仰厚く、京都に由来するという仏像を守っている。当然、内部は撮影禁止。
仏間の脇のくぐり戸を抜けると、茶庭に入る。
茅葺の母屋の上段の間を、茶庭入口より望む。
池には、小規模ながら滝が流れ込む。
上段の間靴脱ぎ石から、池を眺める。春の遅い山形でも、水芭蕉が咲きだしている(松の左手)。
庭の背後には、裏山が広がる。池の奥の松の脇から、細道がつながる。
家倉の先、裏山の麓は桜が満開。
これ程の丹精と、農家としての生命力が並び立つ屋敷は、そう見ることが出来ないのではと思う。雨の音を感じさせる静けさに、後ろ髪を引かれる想いで、長屋門を後にした。
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