足立区郷土博物館に付属して造られた庭である。
作庭は小形研三。博物館のテラスから庭を眺めると、庭園の全景が見て取れる。この地域は、マンション開発が庭園周辺にまで広がらず余分なものが写真に写りこまないのがありがたい。
臨渕亭を眺めれば、樹々の芽吹きの前の季節でありながら豊かな自然を味わうことができる。
腰掛け待合の窓ひとつ撮っても、春の息吹の力強さが感じられる。
現在、待合からみて池の向こうで建物を建築中のようだ。屋根の色はそう派手ではない良識的な範囲なのかもしれないが、工事のための目隠しシートが取り払われると視線の上部の持って行きどころがなくなるのではと思う。
この庭には凝った流れの装置が設置されている。人工の動力に依存しないと作れない流れなのだが、不思議にその機械的な動作が鑑賞の妨げにならなかった。
今回初めて訪れた臨渕亭の入口。禅寺のようなしつらえがなされていて、驚いた。
庭園の中には桜は見当たらなかったが、塀の外側の桜が満開であった。
作庭は小形研三。博物館のテラスから庭を眺めると、庭園の全景が見て取れる。この地域は、マンション開発が庭園周辺にまで広がらず余分なものが写真に写りこまないのがありがたい。
臨渕亭を眺めれば、樹々の芽吹きの前の季節でありながら豊かな自然を味わうことができる。
腰掛け待合の窓ひとつ撮っても、春の息吹の力強さが感じられる。
現在、待合からみて池の向こうで建物を建築中のようだ。屋根の色はそう派手ではない良識的な範囲なのかもしれないが、工事のための目隠しシートが取り払われると視線の上部の持って行きどころがなくなるのではと思う。
この庭には凝った流れの装置が設置されている。人工の動力に依存しないと作れない流れなのだが、不思議にその機械的な動作が鑑賞の妨げにならなかった。
今回初めて訪れた臨渕亭の入口。禅寺のようなしつらえがなされていて、驚いた。
庭園の中には桜は見当たらなかったが、塀の外側の桜が満開であった。