蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

旧古河庭園 紅葉の頃

2015-01-19 21:07:59 | 古民家、庭園
旧古河家はコンドルの設計による洋館である。館の周りにはバラ園が設けられ、様々な品種が目を引く。


西洋庭園の外側に外苑のようにして日本庭園が設けられている。作庭は小川治兵衛。彼の手による庭園は、関東ではなかなか見られない。
治兵衛は、水の扱いが上手い。この庭園も池に沿って半周するように流れが見られる。


おそらく作庭直後にはそれほど大きくなかった庭木が相当な高さに育ち、池沿いの道の周りも日照は少なくなっている感じである。その分、この庭の紅葉は紅ではなく黄色味が強い。


枯れ瀧の川床には紅葉が敷き詰められて、本当に流れてくるような姿となっていた。


枯れ瀧の少し先にある、磯浜と灯篭のあたりが最も華やかな姿を見せていた。