ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

告知の翌日

2008-10-01 | なんでもないこと
転移が疑われる、と言われたその翌日は、
私の誕生日だった。

51歳。







アジサイが咲いてるよお。 古い話で、ゴメンねえ(苦笑)。






「誕生日だから。」

と亭主が言い出したのだが、
あるお寺を訪ねた。

近在では有名な、アジサイの寺が それほど遠くないのだ。

私はまだ行ったことがない。

「行きたい! 行きたい!」
と 最近 私がよく 口に出していたので、
連れてってもらえた。

実際には さほど近くはないのだが、
車に乗れば、チョットよ、チョット!(笑)







さすが、アジサイは 色とりどりに、数え切れないほどの種類がある。






久々の遠足は、素直に、楽しかった。

亭主の車のタバコ臭ささえ、我慢すれば。。。

時おり、
「やっぱり、モトノ病院がいいよ。」(←お前が決めるな!)
などというやりとりも交えながら。














↑これが、私が一番気に入ったもの。「十二単」という名前だったと思う。
苗を売っている業者もいたが、何も買わずに帰って来た。





アジサイの季節は、花菖蒲の季節でもある。

車で通った場所に 
名前だけは聞いたことのある公園があり、
「寄りましょう!」
という私のひと言で(笑) こちらにもチョコッと。






こうして、気分転換しながら、
自分の胸にある癌(と、その時は思っていた)をどうするか、
グジグジと考える。



翌々日には 愛犬の乳腺腫瘍の手術が迫っている日だった。