ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

トイレの話

2008-03-01 | 考えたこと
3月早々ではあるが、トイレの話を。

以前。

数年前だが、
トイレにもJISマークかなんかをつけよう、
という意見を新聞で見たような気がする。

日本工業規格?

それって、必要だよ!
っと思ったんだけど、
それからどうなってるんだろう?

なかなか統一できないみたいだね。







いつぞやの雪の日に撮影したブロッコリー。 
これは、こぼれ種から芽が出たもの。






私が 外出先でトイレを使う機会が増えたのは、
入院してから。

いや、退院してから、か。



病院のトイレは 便利だった。

もちろん、洋式で 暖房便座で ウォッシュレットで
「気分が悪くなったら押してください」
のボタンも付いていた。

ただ それが 押しやすい位置に付いていたので
水を流そうとして 間違えて押す人がたまにいて、

それらしきブザーが鳴っているトイレに走っていった看護士が 
笑顔で頷きながら帰ってくることもあった。

退院後
主治医の診察を待つ時間が長かったので
じっくりとそんなのを見ていたのだった(苦笑)。







鳥に葉を食べられてしまったりしながらも これだけの大きさになった。
決して 義さんや クラさんには 見せられない、恥ずかしくて。
そろそろ食べちゃおうかな? たったひとつの収穫物。






今、週に一度 整体と 歯医者と 鍼灸に出かけていて
それらの治療院やら あちこちの駅やら、

たまに定期健診で行く病院に近いデパート、
あるいはスーパー、

時には イバラキへの行き帰りの道々の
パーキングやコンビニのトイレを使っていて

やはり ボタンを探すのが 一番大変だ。

できることなら 使った後は すぐに流したい。

サッと! パッと! ボタンを押したいのに、
どれがそのボタンか、かなり迷うのだ。

そして これだ! っと迷わずボタンを押したら
水の流れる音だけだったりする(苦笑)。







ニンジン。 煮物の青みに 刻んで入れた。






「音姫」、これは発明モノだった。

音を消すために 水を流す女子トイレの 節水のための装置だ。

娘が通った女子高には 「音姫」が付いていた。

息子が通った 女子の少ない高校には 
「音姫」は付いていなかった。

これは、女子高には、
必須の装置なんだなあ、と思ったことだった。






この「音姫」だが
ある駅のトイレのは
中に入って ドアを閉めるとすぐに 音が流れ出す。

使用後、水を流すと すぐに音は止まる。

ムダのない仕様になっていて感心した。



だって 
最近のトイレのボタンは センサー式になっていて

手をかざすだけでスイッチが入るのはいいけれど

ドアの中に入って ドアを閉めようと身体の向きを変えていると
センサーでスイッチが入って水が流れ、

持っていたバッグをぶら下げたりしていると
またまた スイッチが入って水が流れ、

あらあら、どうしよう、と思っていると
水が流れているのに 音まで流れて

うるさいやら、ムダが多いやら、

環境に恐縮しつつ 出てくるまでに
勝手に4回も水が流れたトイレもあった。

う~~ん、これは・・・マズイんじゃないか?!
と思った次第。






ひとつには トイレの広さがまちまちだから、という問題がある。

それから 各トイレメーカーごとに
「これが使いやすいボタンの配置だ!」と
違う仕様のトイレを開発してきた問題。

加えて そういうトイレが これまたまちまちに
しかも 激しい勢いで 普及してしまった、という問題。



なかでも 洋式トイレは 10年前は これほど多くはなかった。

公共施設で 個室をいくつも作った時には
半分は和式だったろうと思う。

それが この10年、洋式トイレは 物凄い勢いで増え続け、
和式よりも洋式を好む人も増えた。

開発に携わった人にさえ 想像できない勢いで増えたのではないか?






シャワートイレも普及した。

ビデも付いている。

便座用クリーナーも普及した。

トイレットペーパーに吹き付けて 拭いた後は流す、
というタイプのものだ。



駅のトイレは 暖房便座でないことも多い。

我慢がならないのは、
座ったとたんに 思わず
立ち上がりそうになったり
「ひえぇぇぇぇ~~~~!」と声を上げてしまいそうなくらい、
冷たい便座だ。

同じようなプラスティックの便座なのに
冷たくないものと
この 「ひゃっこい」便座があるのだ。

しかも、見た目では 区別がつかない!(怒)




障害者用のトイレも増えた。

子供を座らせておける設備を供えた個室も増えた。

これらは、喜ばしい。

オストメイト対応トイレ
これは増えたのかなあ?

同じ「がん」による不便だから、
そして このトイレさえ増えてくれれば
普通に仕事をすることも可能な人が増えるはずだと思うから、
もっともっと増えてくれれば、と願う。







刻んで干した柚子の皮。義さんからいただいた。
急須に お茶の葉とともに入れると 香りのあるお茶が飲める。






週に一度 あちこちのトイレを借りて使いながら
それぞれのボタンの位置を頭に入れることは不可能な頭脳を持ち、

いつも 
「早く、トイレにもJISマークを・・・。」
と思っているのは、
私だけなのだろうか。。