ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

発酵と腐敗(2)

2008-02-07 | 生ゴミ堆肥
門田さんの「カドタ式生ゴミ堆肥」のHPに
私のこの「窓」がリンクされた。

はずかしー。

うれしー。



でも、この「窓」では 堆肥については
「発酵」のカテゴリーに入れているので 
申し訳ない気分。



【2013年10月24日:生ごみ堆肥」のカテゴリーを作りました。
             どうぞよろしくデス。
             カドタ式生ゴミ堆肥」のHPは見つかりません。
 






今年も咲いた、ミニ胡蝶蘭。 次々咲いてくれるかな?






私が堆肥作りを始めると 
亭主は 
台所に生ゴミを置きっぱなしにすることについては文句を言ったが
堆肥を作ることに関しては 意外に!寛容だった。

いつもなら
「邪魔だ!」と目の敵にされそうなものなのに。



ある日 

「子どものころ、よく、
 落ち葉が山になるほど積んである場所があったろ?」

(ああ、アンタの実家の周りには、いっぱいありそうね。)

「あの中に手を突っ込むと、びっくりするくらい、熱いんだよ。

 お前、知ってるか?」

と聞いてきた。



亭主は 子どもの頃から釣りが好きで
エサにするミミズを探して 
しょっちゅう、あちこちを ほっくり返していたのだそうだ。

藁や落ち葉を集めて腐らせた中に手を突っ込むと 
熱くて、湯気が立って、と
懐かしそうに語る。

もしかしたら そんな記憶が 
堆肥に対する 珍しくも寛大な態度になって現れたのかもしれない。






だからこそ? こうやって 亭主自ら 生ゴミを ザルに取っておいてくれる。
ねえ、アナタ、皮を剥いた中身、私の口には入らなかったけど?
それに、今は寒いから、もう少し小さく切ってから使った方がいいみたい。

(小さくして 堆肥にする前に 愛犬の犬小屋の屋根の上に置いといたら
 小鳥達が ずいぶんきれいに食べてくれた。
 それはそれで、ムダにならなくて良かったかな~。)






さて、発酵と腐敗は どう違うのか?って話だったよね。

調べたよ~♪






発酵:酵母や細菌などの微生物が
   エネルギーを得るために 有機化合物を酸化・分解して、
   アルコール類・有機酸類・二酸化炭素などを生成していく過程。

   狭義には、
   微生物が 酸素の存在しない状態(嫌気条件下)で、
   糖類を分解してエネルギーを得る過程。
   有機化合物が有機化合物を最終電子受容体として酸化させる代謝の一種。

   人間側から見た発酵の狭義的意味は、
   人間生活に有効なものを生成するための微生物代謝であり、
   酒・味噌・醤油・チーズなどの製造などに古来利用されてきた。

   




腐敗:有機物質が 腐敗細菌、真菌、酵母など微生物の作用によって
   タンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解され、
   悪臭を放つようになったり有毒物質を生じたりすること。

   通俗的には腐る(くさる)という。

   ただし
   分解によって、人間に都合のよい物質が生じる場合は
   発酵といわれる。






・・・・・・人間は 
どこまでも 都合のいいように世界を(言葉を)作ろうとする動物だ!

つまり、早い話、
好都合なのが発酵で 不都合なのが腐敗なのだ。

簡単でわかりやすい、っちゃ、わかりやすい(笑)。








今年のお正月、ゴミの収集がない間に
我が家の台所では 3袋のゴミが出た。

この3つの袋を 私は まとめて片手で 振り回すように 
集積所に持っていった。

軽い。

そして、水っぽくない。

チョー、快感!!






きょうは 旧暦の元旦。

もう一度、A HAPPY NEW YEAR!

みんなで、いい年にしようね!

早く あったかくなれ!