ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

おみくじ

2008-02-04 | なんとなく民俗学?
昨日は 雪の節分になった。

朝 起きたら、雪。




天窓は、こんなふう。






節分とは。

鬼やらいの豆まきをすること!

私はそう思っている。

ぐうたら息子は春休み中、
娘も週末で(お金がなくなって)帰省中。

出かけていた亭主が 思ったより早く帰宅、

まだ明るい時間に 家族揃って豆をまく。



もう、最近では 恥ずかしいと思うことなんか滅多にない私、
ここぞとばかり、大声を張り上げてまく。

ヤケクソなのか 信仰心からなのか?(なワケ、ないか。)

みんな 大きな声で 「福はウチ!」







愛犬は 暑いのはともかく、寒さには強い。






近くの観音堂から 太鼓の音がする。

きょうは観音さまのお祭りではないが 
節分だから? お勤めがあるようなので行ってみる。

おみくじを引きたい、と娘が言う。

私も!と私が言い(何しろ、去年も今年も 一月に 引き損ねている)、

息子も引いた。

(亭主は引く気ナシ。)

娘は末吉。 読んでみると、なかなかよろしい。

息子は吉。 ・・・・・・可愛そうに(笑)、
ホントに吉?と思う内容(苦笑。でも、みんなで大爆笑)。







土手の上で 幸せそう。






私は、第五十一、吉。

どれどれ。

まず 一番上に絵が描いてあって 
その下に 漢字五文字の文が四つ並んでいる。

右から読むのかな?

「修進甚功奇 労生未得時 騰身遊碧漢 方得遭高枝」

うへえ。。。










修進甚功奇: しゅうじん 甚だ 功奇なり

労生未得時: 生を労して 未だ 時をえず

騰身遊碧漢: 身をあげて へきかんに遊ぶ

方得遭高枝: まさに高枝に遭うことを得べし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・わかるか!(怒)




その下には 
「急がずに 身にかなひたる つとめせよ

           細く長きは 世の教なり」

という和歌があって



さらに

「これまで苦労しながら其の効(しるし)も見へざりしが、 
 
 怠らず、つとめて、

 遂に空に上りし如く立身すべし。」

と書かれている。



つまり、今までは 頑張っても頑張ってもいいことなかったけど、
これからも怠けずに頑張れば 
きっといいことがあるよ、と?

「立身」なんて、望んでないから、もっと簡単に望みを叶えてよ(笑)。







ムクムクと ダテに太ってはいないってカンジ?






具体的には さらにその下にある。

●此のミクジにあたる人は たとへば 山に登るがごとくにて、

 其の身の力一つにて 身分相応の出世あるべし、

 山に登れば 
 一町登れば一町の高さあり、
 二町登れば二町の高さになるが如く、

 くろうを堪えて奮発すれば 遂に絶頂に到着するが如く

 本望成就すべきなり



うう。。。徳川家康になれってか?



●身分不相応の望み 持つべからず



それじゃあ、お聞きしますけど、「身分不相応の望み」って?
どれくらいまでなら、身分相応なの?



●悦事 望事 おそく成就す

●病人長びけども本復すべし

●失せ物 急に出で難ければ 気長にさがすべし



などなど。



ふう。。(タメイキ)。

それほど良い訳ではないけど 決して悪いという訳でもない。

ほどほどの、「吉」のようだ。

とりあえず 今年の私の運勢は このおみくじによると、こんなもの。

気長にいくっきゃない、ってことか。



海苔巻きは 忘れていて 食べなかった。

ちなみに、このおみくじ、まだ100円だった!