ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

森そば (2) @岐阜県各務原市

2021年01月30日 | 岐阜県(岐阜)

どういう事情があったか知らないが、昨年の11月に瑞穂市から少し離れたここ各務原市に移転した「森そば」。自分の記憶が確かならば、移転した場所はずっと前にうどん屋だった所じゃないかな。”おがせ街道”と呼ばれる旧道沿いにあり、店の前に駐車場がある。店に入ると奥に券売機があるのでここで何を頼むか決めなければいけない。元々安い値付けはこちらに来ても維持されているようで、「もりそば・大」「えび天ぷら」「ちくわ天ぷら」「いなり寿司」のボタンをポンポンと押して給仕女性に渡した。券売機横に、”汁温は券を渡す時に告げる”旨の記述があり、つゆを温かいものに出来るようだったので頼んでみた。以前の店はもろに宅を改造という感じだったが、こちらは土間に小テーブルが5つ程、窓際にカウンター席が4つ程あるスタイリッシュな意匠。まだ先客が居なかったのでテーブル席に座らせてもらった。

程なくして「もりそば・大」と「いなり寿司」が登場。そばは椀にたっぷりと盛られていて、上に細く刻んだ葱、縁に練りわさびが付けてある。粉状のものも振られていたけれど何だろう。早速そばを手繰ってドボンとつゆの中に。以前のそばがどんなだったかもう忘れてしまったが、極細と言っていいくらいの細さだ。”焙煎した国産蕎麦の実を練り込んだ『蕎麦茶』入りのオリジナル蕎麦”だそう。つゆは注文通り温かい。熱々という訳ではないが、冷たく締めたそばをくぐらせるとなかなかいい感じ。そういえばそばでつゆだけを温かくするって、鴨ざるの時以外はありそうであまり無いかも。わさびを箸先につけながら手繰っていく。「いなり寿司」の揚げは三角でやや小さめ。すぐに天ぷらも別皿で出来上がってきた。揚げたてを頬張る。旨いなァ。えびはもちろんだが、ちくわも揚げたてはふわふわで3倍増しくらいに旨く感じる。塩は無いのでこれらもつゆに浸けて。つゆは以前に感じたよりも濃く感じて、卓上に用意された”かえし”を使うことも無かった。次は「中華鴨そば(ワンタン)」っていうのにしてみよう。(勘定¥850)

この後の記事はこちら

移転前の記事はこちら

 

森そば

岐阜県各務原市蘇原吉野町4-13

 

( 各務原 かかみがはら かがみはら そはら もりそば 蕎麦 そば 中華そば てんぷら 天麩羅 天婦羅 いなりずし 稲荷寿司 いなり寿し 移転 )

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする