名古屋市の歴史ある商店街のひとつ「雁道商店街」近辺を散策。市の登録地域建造物資産に指定されている「三笠寿司」(創業大正15年・1926)や、「栄湯」(大正13年・1924・建造・写真下左右◇)を観察。以前に栄湯に来た時には営業前で入れなかったので、この日はそのままひとっ風呂浴びることに。いつも忍ばせているタオルを取り出し中へ。こちらの浴場はもちろんタイル貼りなのだが壁のペンキ絵は無し。サウナもあって、通常の湯舟の他にはジャグジー風呂、水風呂、電気風呂がある。六角形の塔のような照明付き洗い場があったりして渋い。営業が始まる時間と共に結構な客の入りだった。湯はやや熱め。熱めの湯が好きな自分にはとてもいい湯だった。
風呂を出て、さっき建物を見た「三笠寿司」にも入っちゃうことに。口開けに中に入りカウンターに座らせてもらう。主人に「ビールでも開けましょうか?」と言われたが残念ながらバイクの身。お茶をもらって1人前握ってもらった。若く見える主人は70を過ぎているのだそうだ。とてもそうは見えない。主人と話していて、古い建物を見る為にこの辺りを散策したと言うと昔の話を沢山してくれた。こちらは名古屋の江戸前鮨の先駆けだそうで、以前は東新町や柳橋に支店があり、江戸前の寿司に慣れていない名古屋の人に食べ方を教えたんだそうだ。この近辺は近くに砲兵工廠があったにも関わらず奇跡的に戦禍を免れて古い街並みが残ったのだとか。この店舗は日本画家の平松礼二氏が関わった貴重な物なのだそう。戦中、戦後の話をしていると次第に皇室の話にもなって危ういので、そこから先の話はほどほどにしておいた(笑)。
下駄に盛って出された握りは、鮪、鯵、蟹、帆立、玉子、鉄火巻など。並の握りを注文したので、握りとしては特に古い仕事が施してある訳ではなく一般的な街場の鮨といった感じ。それでも貴重な話を色々伺う事が出来て、店に入ってみたかいがあるというもの。気のいい主人に「また来てよっ」と声をかけてもらい店を後にした。歴史ある建物で風呂に入り、歴史ある建物で鮨を喰う。なんて素晴らしい休日。ここから家に帰るのが遠いけれど…。(勘定は¥1,600程)
三笠寿司 (三笠鮨)
愛知県名古屋市瑞穂区船原町2-4
※閉店されたようです
( 名古屋 なごや 雁道 がんみち 雁道商店街 みかさすし みかさ鮨 みかさ寿司 江戸前鮨 握り 三遊亭円丈 名古屋市登録地域建造物資産 近代建築 銭湯 閉店 廃業 )
長い間BMしてた三笠寿司さん。
いまGoogleマップ見たら「閉業」マークになっていました。
いつの間に?!
ちょっと前に「飲食店リスト」を作るのでチェックした時には、なにもなかったのに…
道徳の「山忠商店」も店舗データがすべて消えてて「建造物」だけの表示に
なっているので(廃業マークさえ、ナシ)誤情報ならば良いのですが…
>「閉業」マークになって
真偽の程は分かりませんが、営業中であっても表示が消えたり、また点いたりしている
最近のGマップの信頼度は低くなるばかりですね。「山忠商店」も建物表示しかなかった
時にちゃんと営業していましたから、誰かが誤情報をあげているんですかね…。
>>誰かが誤情報を
「廃業」情報をあげるにも、シャッター下ろした写真などの証拠が要るんですけどねぇ。
よほど「ローカルガイドレベル」上位の人かも。
あるいは、
以前にGoogleマップフォーラムというサイトで、
「Googleマップ自体がアクセスの少ない利用度の低いデータを消している」=大意 という一般常駐アドバイザーの意見を読んだことがあります。
ワタシの書き込みも近所の個人喫茶店個人飲食店は何度も消されましたが日の出食堂なんかそのまんまだし。
どうなんでしょうね?
三笠寿司はともかく、最近、銭屋・堀田~建勇・円上~たむら・千早当りをウロウロしているのですが
なかなか昭和が残る地域ですねぇ。
>アクセスの少ない利用度の低いデータを消している
となると、私達が好むような店はデータとして扱われないってことなんですかね(苦笑)。
そういう店の情報こそが欲しいのに…。
>昭和が残る地域
三遊亭圓丈がこの地域の出だったですよね。昔読んだ著作にこの辺りのことが沢山書かれていた
覚えがあります。確か三笠の主人の事も書いてあったんじゃなかったかな。
「雁道」むかし、読みました。
内容は…忘れてしまいました(ペコリ)
落語協会分裂騒動の「御乱心」は持ってるんですが…
図書館行ってきます。
「山忠商店」は先ほど、今日撮影の画像を添付して店舗データを上げておきました。
おそらく申告はそのまま認可されると思います。
早ければ数日後には一般公開になるかと。