ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

亀吉廣 @名古屋市瑞穂区・堀田

2023年08月21日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

以前からその風格ある佇まいが気になっていた和菓子屋、名鉄堀田駅から少し東に行った所にある「亀吉廣」。創業は昭和27年(1952)で現在3代目だとのこと。表のガラス引き戸を開けるとガラスショーケースの中に色々な菓子が並んでいる。出ていらしたのは若女将、奥にはとても御歳を召した男性が立ち働いていた(たぶん先代主人だろう)。「鬼まんじゅう」が人気だとのことだが、この日はその気分ではなかったので、「最中」と「黒糖まんじゅう」をお願いする。「最中」は最中種が”大菊””大鶴””丸亀”の3種類、中の餡も”こし餡””つぶ餡””みどり餡”と3種類もある。選んだのは”丸亀”の”こし餡”。餡をその場で詰めてくれ、包んでくれる。

家に持ち帰って妻といただく。「最中」は最中種(皮)のフォルムがとても可愛らしい(写真上)。長生きでめでたい甕をモチーフとしているので、甲羅の後ろにはしっかりと毛(実際は藻だそう)も表現してあり、腹には”よしひろ”と平仮名が。中はつやのあるこし餡。持ち帰るのに時間が経っているので最中種と馴染んでいい感じ。「黒糖まんじゅう」は小振りで薄茶色の皮。これもこし餡だが、口に含むとじんわりと黒糖の風味が広がった。次は季節の菓子を目当てにまた寄ってみようっと。(勘定は¥600程)

 

 


 

↓ 店のはす向かいに建つ「熊子歯科醫院」(建築詳細不明)。地味な外観だが、木枠の窓や入口のガラスに縦に書かれた医院名など、懐かしい雰囲気のある建物。

 

 


 

 

御菓子所 亀吉廣

愛知県名古屋市瑞穂区惣作町2-12

 

( 名古屋 なごや かめよしひろ 和菓子 亀吉広 堀田本町 グリーンモール もなか もなかだね こしあん 近代建築 )


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