ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

つくは祢屋 @名古屋市昭和区・吹上 (2)

2023年03月06日 | 名古屋(昭和区・瑞穂区 老舗)

昭和区の阿由知通沿いにある歴史ある和菓子屋「つくは祢屋」。創業は天明元年(1781)と200年以上の歴史がある。以前はこちらの名物「そぶくめ(曽福女)」を購入して味わったが、今回はこちらも有名な「ういろ」を買おうと近辺を散策した折に店に寄ってみた。晴天だが寒い中を歩いて到着。店に入ると女将さんが出ていらして、すぐにういろを2種類試食させてくれた。選んだういろは「上(あが)りういろ(こしあん)」、「全味庵(最中)」、そして「志る古」。

家に持ち帰って抹茶を点てて、箱に入った「上りういろ」を切って分け、妻といただく。ぷるぷると弾力のあるういろはしっとりとした中にも滑らかな口当たり。思ったよりも甘さは控えめな感じだ。旨い。昔はういろうは苦手だったけれど、最近はよく食べるようになってういろうにも色々あるってやっと分かってきた。でもお茶は煎茶でも良かったかも。「全味庵」は菊花のような花びら模様の最中種を使った最中。中は照りの強いつぶ餡。「志る古」は冬季限定で、椀に入れてお湯をかけて戻すタイプのもの。これは賞味期限が長いのでまだ食べていない。以前にコメントで勧められた干菓子を買い忘れてしまった。次はその干菓子の「橘」と、予約が必要だが「筑羽根 (つくは祢)」を買ってみよう。(勘定は¥1,900程)

以前の記事はこちら (1

 

 


 

↓ 散策していて街中にふと見付けた「善功院(曙御白龍様)」(建築詳細不明)。目立つ案内も看板も何も無いので奥にリアルな白蛇を見つけた時には驚いた。後から調べてみると「熱田神宮」の弘法大師祈祷の御神木を御尊像とする由来があるとのこと。

 

 

↓ 阿由知通沿いにある「小林医院」奥の建物(建築詳細不明)。瓦屋根の日本家屋の玄関横の間が洋館になっている。きっと医院の自宅じゃないかな(未確認)。

 

↓ 何てことないが空に向かってそびえる高い通信塔があまりに綺麗だったのでパチリ。「ドコモ阿由知ビル」の鉄塔(建築詳細不明)。ビルは低層だが1970年代の電電公社時代の物だそう。

 


 

御菓子所 つくは祢屋

愛知県名古屋市昭和区阿由知通2-5-4

 

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