ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

朝日屋 @名古屋市熱田区・日比野

2020年03月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

日比野の交差点近くにある食堂「朝日屋」。名古屋市中央卸売市場から近いこともあって、平日は朝の早い時間から夜まで通しで営業している。そんな場所なのに日曜日も昼過ぎまでは営業しているのが嬉しい。訪れたのは昼少し遅い時間だったが、もちろん通しなので問題なし。それどころか店内は4組6人も先客が居て盛況だった。店は家族で賄っていらっしゃるようで、主人が給仕、若い衆が厨房に入っていた。定食、丼物、麺類、単品と何でもあるし酒も置いてある。運転があるので酒は我慢したが、朝からここに来て呑んでみたいなァ。「とん汁定食」が気になったが、結局選んだのは「かつ丼」(←またか)。さて、市場に近い食堂のカツ丼はどんなものか。

しばらくして運ばれた「かつ丼」には味噌汁とポテサラ、漬物が付いている。「かつ丼」は揚げたかつの上からとじた玉子がのる”後のせタイプ”。他の地方では知らないが、この東海地方の麺類食堂ではわりと多いタイプのカツ丼だ。とじ玉子には玉ねぎも入っていない。薄めのかつは細くカットされて盛られている。つゆの味付けはかなり甘め。サクッとした歯応えの残ったかつと、甘いつゆを纏ったとじ玉子を一緒に持ち上げていただいていく。つゆが甘いので、漬物やゆるめのポテサラがいい感じのアクセントに。ただ豆腐とわかめの入った赤だしはかなり塩っ辛く、飲み切るのに難儀した。次は朝に来て単品で酒かビールをやり、締めにオムライスかきしめんか。いや最初から「朝食」でもいいナ(←妄想中)。(勘定は¥800)

 


 

↓ 店から江川線を北上し山王を越え、交わる大須通り沿いにある「むすび庵」(建築詳細不明)。元は何の商店だったかは知らないが、素晴らしい装飾のある看板建築。両脇にあっただろう建物の加減か左右で厚みが違う。

 

 

 

↓ 「松重閘門」の、都心環状線を挟んだ東側に建つ尖塔(昭和7年・1932・建造)。当時の建物独特の重厚さが冬の青い空に映える。

 

  

 


 

食事処 朝日屋

愛知県名古屋市熱田区西郊通2-18

 

( 名古屋 なごや 日比野 ひびの 市場 名古屋中央卸売市場 あさひや 麺類食堂 大衆食堂 定食 洋食 丼物 カツ丼 亜種 近代化遺産 近代建築 都市景観重要建築物等 )


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