ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

大黒屋 @岐阜県養老郡養老町

2022年06月12日 | 岐阜県(西濃)

雨模様の中、岐阜県養老町の「たみと」で蕎麦を手繰った後、新緑を愛でに「養老公園」へ。駐車場に車を停め、養老の滝に向かって歩く。去年に寄った時には脚の弱い母と一緒だったのでこの辺りは散策することが出来なかった。小雨が降っているとはいえ日曜なのにガラガラ。途中で寄ったのがいかにも古い休憩処といった感じの「大黒屋」。土産物店で食事も出来るようになっている。2階が大広間になっているような感じの建物だから、かつては賑わったんじゃないかな。誰も居なかったので奥に声をかけると主人が出てきた。そこで「木の芽でんがく」と「養老サイダー」をお願いする。懐かしい栓抜きの付いた瓶専用のコカ・コーラの冷蔵庫で栓を開け、ボトルを置いてくれる。このサイダーは明治33年から製造され、平成12年に製造中止となったものを新しい会社で復刻したものだそう(写真下)。(旧社屋の写真はこちら

直接瓶に口をつけて飲む。こんなこともう某輸入ビールぐらいでしかしなくなったなァ。口に残る王冠の鉄っぽい味が懐かしい。サイダー自体はすっきりとした味わい。「木の芽でんがく」が運ばれた。長方形でなく四角く切られた豆腐に濃い甘味噌だれがかかっている。山椒粉は別皿に。山椒の佃煮も付いていた。山椒好きなので山椒粉をたっぷりとかけていただく。何か分からないが味噌の中にザクザクと口に当たるものが入っているのが珍しい。もちろんサイダーとは合わない(笑)。昼は蕎麦を1枚手繰っただけだったので、あっという間に平らげた。それにしても誰も店の前を通らない。明治13年に開園したという古い公園内なので他にも土産物屋、休憩処がいくつもある。閉まっている店が多かったけれど、天気が悪いとこんなものなのだろう。(勘定は¥790)

 

 


 

↓ 雨の養老公園(明治13年・1880・開園)を滝方面に向かって歩く。この通り沿いにある他の店も、きっと開園当時からある古い店が多いに違いない。

 


 

 

大黒屋

岐阜県養老郡養老町養老公園1274

 

( 養老 ようろう 養老公園 養老の滝 だいこくや おみやげ 土産屋 田楽 木の芽田楽 休憩所 養老サイダー復刻合同会社 )


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