ギヤ・ブルーズ / ミッシェル・ガン・エレファント (1998)
ミッシェル・ガン・エレファント(thee michelle gun elephant)の4枚目のアルバム。細身のスーツやメンバーの佇まいからルースターズと同じ匂いを感じるのは自分だけではないだろう(実際トリビュート盤で彼らのカヴァーも演っている)。バンド名がダムド(The Damned)のアルバム「Machine Gun Etiquette」の読み違えから来ている事を最近知った。でも読み間違えるか?普通。この話は眉唾だ(笑)。リアル・タイムで聴いていた訳ではないし、彼らの音楽に触れるには少し歳をとり過ぎていたが、このアルバムの収録曲のクオリティとテンションは非常に高く、完成度はピカイチ。すぐに好きになった。
自分にとってこのバンドはやはりチバユウスケのヴォーカルに限る。独特のしゃがれ声で、熱情や焦燥感を日本語で歌ってここまでしっくりくる声ってあまり見当たらない。スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)に参加した「カナリヤ鳴く空」でのヴォーカルも良かったなぁ。言葉の選び方なんかは少し哲学的過ぎる感じもするが、そんな歌詞とソリッドな演奏でかっこつける彼らの事を素直に「カッコイイ」と思えた。そういうバンドってなかなか無いんだ。
中古店にて購入(¥280)
- CD (1998/11/25)
- Disc: 1
- Label: 日本コロムビア
僕を洋楽の世界から凄い力で引っ張り出したのがこのTMGEでした。主観ですけど正直後にも先にも日本のバンドでここまでの存在はないぐらいに思ってます(笑
それとすぐ下にルースターズもいますね!ハリーさんが大好きな泉谷さんも出てる爆裂都市でロッカーズの面子と歌ってたセルナンバー8大好きでした。
>TMGE
私が彼らを知ったのは随分と遅れてだったのが悔やまれます。ほとんどリアルタイムでは
聴いていなくて、何かライヴで騒動をおこしていたのだけよく覚えています(怒って止め
ちゃったか何かだったか)。
>爆裂都市
学生の頃に住んでいた下北沢のレンタルビデオ屋「DORAMA」でVHSを借りて見たはず。石井
聰亙らしい混沌とした(訳が分からないともいう・笑)映画でしたねー。懐かしい。