観光客で賑やかな犬山駅の西側と違い、ほとんど観光客は見当たらず実直に地元住民中心といった感じがある駅の東側。ここに昭和元年(1926)創業という長い歴史を持つ洋食屋があるのを知ったのはまだ最近のこと。早速訪問しようと向かったが、店に到着したのは夜7時少し前。まだ周囲は明るいが、この店は駅至近で中型商業施設の近くにありながら閉店時間が早いようなので慌てて店に入る。先客は1人。外から思っていたよりも中は広く、モダンな内装ではあるが座敷席もかなり広い。テーブル席に腰かけメニューを眺める。定食中心で、洋食屋とはいえ天ぷらや丼物もある。注文したのは…いつもの通り「オムライス」(←マンネリ)。注文した後に女将さんが表の幟を仕舞い始めたのでやはりギリギリだったようだ。
まず運ばれたのは胡麻ドレッシングのかかったサラダ。デザートで使うような小さいフォークだったのでちょっと食べ辛い。続いてやってきた「オムライス」。白い平皿に盛られた「オムライス」は薄焼きで包まれたクラシックなタイプ。やや小ぶりだが綺麗な紡錘形で、ケチャップがたらされている。脇には赤い福神漬けとパセリ。黄赤緑の彩りもイイ。スプーンを入れてみる。中はチキンケチャップライスでややしっとりめ。口に運ぶとほのかにバターの香りがする。洋食屋のオムライスならではのちょっと洒落た感じがあって旨い。大盛にも出来るようなので大盛でもよかったかも。かき氷もやっているが8月末で終わりだそうなので、次はカツカレーかな。(勘定は¥750)
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愛知県犬山市天神町1-5
( 犬山 いぬやま きりん亭 洋食屋 食堂 SYOKUDOU レストラン ランチ かき氷 老舗 オムライス 犬山城 城下町 )
>四大名城
近くに住んでいるとありがたみが少ないですが、お城の好きな方にはとても
評判が良いのだそうですね。私はあそこの廻縁の低さに足がすくんでしまいます。
>長い歴史を持つ洋食屋
洋食ならここのほかにも「開進亭」(創業大正)という激渋な食堂もございます。是非。