名古屋でも一等歴史がある蕎麦屋「名古屋やぶ」へ。先客は1名のみ。夜の営業が始まったばかりの時間だったが、この日は電車で帰るだけだったので、まず一杯いただこうと酒(菊正宗)を注文した。”ひや”で頼んだが出てきたのは常温でなく冷蔵酒(これはもう仕方がないネ…)。一緒に置かれた付き出しは海苔の佃煮。こうやってちょっとだけ何かを付けてくれると酒呑みは簡単に上機嫌になる(笑)。
酒肴は「やぶ特製しめさば」を注文。絞め具合は浅めで調子のいいもの。少し山葵を付けたり、醤油をほんの少しだけ付けたりと楽しんだ。よくあるジャズのBGMは要らないが、ちょっと暗めの照明の下で酒を飲(や)っているといい気持ちになってくる。パラパラと後客も入ってきた。そこで「粗挽ざるそば」を注文。茹で時間をセットしているのだろうが、ピピーッとタイマーを鳴らすのは不粋だなァ。混んでいる訳でもないので何とかならないものか…。それはさておき端正な蕎麦が運ばれた。切りが長く、量も意外に多い。上にのった刻み海苔はちょっと邪魔だが、蕎麦自体はのど越し良く旨い。サラッとしたタイプの蕎麦湯をもらい胃の腑を落ち着かせ、勘定してもらった。店を出る前に手洗いを借りたが、そこにはひっそりと広島カープ・グッズが。店主はカープ・ファンのようだ(笑)。(勘定は¥1,700程)
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名代おそば・天婦羅 名古屋 やぶ
愛知県名古屋市東区東桜2-15-9
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