ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

江戸っ子 @名古屋市東区・代官町

2019年12月25日 | 名古屋(東区・北区)

代官町にある古い食堂「江戸っ子」へ。すでに60年近くの歴史があるようだ。こちらは朝からやっているので「朝定食」をいただきたいとずっと思っていたのだが、なかなかそんな機会は見つけることが出来ず、結局ある日の午後遅い時間に暖簾をくぐることになった。通し営業なのは有難い。中に入ると土間にテーブルが4つ程あり、調理場前の棚におかず類が並んでいる。先客はおらず、外れた時間だという事もあって品数は少ない。女将さんと若い衆が居たが「カツとかコロッケなら出来ますよ。」と声をかけてもらった。この日は午前の早い時間に食事は済ませていたし、揚げ物の気分では無かったので、棚に並んだおかずの中から「煮魚」を選択。電子レンジで温め直してくれる。「なます」があったので皿を取り、後はもう家に帰るだけだったので「清酒・1合」を燗でお願いした。

酒は朱い常滑焼の徳利と猪口で運ばれた。「煮魚」はスーパーでもよく見る赤魚かな。しっかりと濃いめ甘めの味付け。でもしつこくない。酒の肴としても旨いが、これはやっぱりご飯が合うだろうな。「なます」の酸っぱさで口をリセットしつつ、テレビの情報番組を見ながら酒をやる。のんびりとしていて幸せな午後。他のおかずとご飯と豚汁を頼もうかどうか迷っていたが、酒の量はやや多めで(味わいは薄め・笑)余すくらいだったので、思い切って切り上げた。次は昼前のおかずの多い時間帯に寄って”自分定食”をいただこう。(勘定は¥800)

 

 


 

↓ 店の向かいにある老舗喫茶「モンブラン」が入る長屋(建築詳細不明)。こういう長屋も本当に少なくなってきた。

↓ 主税町の近代建築をササっといくつか再訪。「旧・豊田佐助邸」(洋館:大正12年以前、和館:大正12年・1923・建造)。

 

 

 

↓ アプローチが狭いので写真の撮り辛い「旧・春田鉄次郎邸」(大正13年頃・1924・建造)。平日のこの辺りは人通りも少なくひっそり。

 

 


 

 

大衆食堂 江戸っ子

愛知県名古屋市東区代官町17-10

 

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