ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

福寿餅 @名古屋市北区・上飯田

2021年12月12日 | 名古屋(東区・北区)

以前は用事があってよく通った北区の辻町あたり。久しぶりに自転車で走ってみた。昔、日本家屋の渋い銭湯(神明湯)があった向かい辺りにある和菓子の「福寿餅」へ。外看板の「もちや」という文字がずっと気になっていたが、駐車場が見当たらず、車で通り過ぎてばかりいた店にやっとの訪問(何しろ向かいに交番があるもので…)。歩道に自転車を停め中へ。出ていらした主人は意外と若い。店内のガラスショーケースの中には各種饅頭が、上にはパックに入れられた菓子がいくつも並んでいた。お盆の上には見たこともないカラフルな鬼まんじゅうが。カレー、温州みかん、コーヒーなど、独創的過ぎる鬼まんじゅうの中に、茶色でその名も「みそかつういろう」(※)という文字が。「???」。買わずに帰る訳にはいかない(笑)。「みそかつういろう」と、鬼まんじゅう好きの妻の分も「黒鬼まんじゅう」を購入した。(※鬼まんじゅうは”芋ういろう”とも呼ばれるようです)

家に帰ってまず「黒鬼まんじゅう」をいただく。光沢と弾力がある生地は茶色で、中に角切りのさつま芋がごろごろ入っている。ほんのり黒糖の風味がして旨い。そして「みそかつういろう」。包丁で半分に切ってみると…、中から本当にカツが出てきた(笑)。まさかそのままだとは意外。茶色のういろう生地の中に甘い味噌をまとったカツ。口に入れてみる。見た目と、”味噌かつ”というパワーワードからくる頭の混乱を鎮めれば、甘い味噌味のういろうか。悪くない。どころか妻は「これは”あり”。また食べたい。」と再訪のリクエストまで。鬼まんじゅうに気を取られて餅菓子を買うのを忘れたので、次は大福と団子も買おう。そしてその時には茶色(カレー)か、オレンジ色(みかん)か、緑色(よもぎ)か、ピンク(さくら)の鬼まんじゅうも買って帰ろう。(勘定は¥410)

 

福寿餅

愛知県名古屋市北区辻町4-64

 

( 名古屋 なごや 上飯田 かみいいだ ふくじゅもち 和菓子 鬼饅頭 おにまんじゅう 味噌カツういろう みそかつ 外郎 )


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Read & Burn 01, 03 / Wire | トップ | グリル・フレーバー (4) ... »

コメントを投稿

名古屋(東区・北区)」カテゴリの最新記事