本郷3丁目の交差点にある「三原堂」。この屋号の店は都内、デパートなどに何軒もあるが、人形町の「三原堂本店」のHPに「姉妹店」としてあるので関係があるのだろう(ただしこの本郷三原堂のHPには何の記述も見当たらない)。昭和7年(1932)創業とあるから、本店(創業・明治10年・1877)の暖簾分けだろうか。店の前は交差点の狭い歩道で、午前の早い時間の店前は通勤、通学(もちろん東京大学)の人でいっぱい。そこを掻き分け店に入る。こちらの銘菓は何と言っても「大学最中」。創業当時からあるというが、戦前だから「帝国大学」の頃から名物だったはず。
買って帰ったのだが、ちょっと時間が経ってしまっていて、最中種(皮)が湿気っていたので、案内にあった通り、少しオーブンで炙ってから食べてみた。平たい最中はやや大きめ。最中種には「篆書体(てんしょたい)」のような書体で「大學最中」と書かれている。これだけで何だかアカデミックな気分(笑)。たっぷりと餡が詰まっていて、艶のある餡はつぶ餡で、しっかり甘い。意外と最中種が薄いので餡を頬張っているよう。東大出身の人達はこれを持って故郷に錦を飾ったのだろうか…(自分には全く関係ないなァ)。(勘定は¥237/個)
↑ 「大學最中」の包みと、区役所とは思えない立派なタワー「文京シビックセンター」25Fの展望ラウンジ(無料)から見た湯島・上野・浅草方面
東京都文京区本郷3-34-5
( 本郷 三原堂 大学最中 大学もなか 大學最中 大學もなか 本郷3丁目 東大 )
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