ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

柿屋饅頭 @愛知県津島市

2024年01月16日 | 愛知県(尾張・老舗)

愛知県津島市の津島神社近辺を散策。以前来た時に買いそびれた天王川公園のほとりにある「柿屋饅頭」へ。こちら創業は明治中期で現在5代目だとか。年季の入った渋い店舗の建物は昭和7年(1932)の建造だそう。木戸を引いて店に入ると年配の主人が出ていらした。店内にも古い看板などが置いてある。菓子のメインはもちろん「柿屋饅頭」。その他にも落雁や最中などがあるが菓子の種類は多くない。5個入りの「柿屋饅頭」を分けてもらった。

家に持ち帰って妻といただく。やや平べったい形をした酒蒸し饅頭。もちろん余計な物が入っていないので少し時間が経つと途端に皮が硬くなる。それはそれで旨いのだが、うちにある肉まん専用の蒸し器を使って電子レンジで温めると皮がふわっふわに復活した。酒蒸し饅頭特有の匂いも復活して立ち昇ってくる。旨い。熱いお茶を煎れてあっという間に2つ(妻は3つ)腹の中に。次は有名な天王祭のまきわら船の形を模した「まつり最中」っていうのも合わせて買ってこよう。(勘定は¥550)

 

 


 

↓ 津島神社の東側に位置する「旧・堀田廣之家住宅」(明治45年・1912・建造)。玄関脇の門や西側のレンガ塀(写真下4,5枚目)を含めて国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

 


 

 

柿屋饅頭

愛知県津島市橋詰町2-16

 

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