ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Live In Vienna / King Crimson

2024年01月09日 | プログレッシヴ・ロック

Live In Vienna / King Crimson (2018)

2018年に発表されたキング・クリムゾン(King Crimson)のライヴ・アルバム3枚組。このアルバムは先行して2017年に日本限定盤が発売されている。そちらは3枚目に2015年の来日公演から抜粋された曲が収録されていた。こちらは1曲を除き全て2016年ウィーンでの演奏記録。最後の3曲はヨーロッパでの演奏の部分を再構築したおまけ。メンバーはビル・リーフリン(Bill Rieflin)が病気の為離脱し、ジェレミー・ステイシー(Jeremy Stacey)がその役を担っている(ビル・リーフリンはその後復帰するものの2020年に逝去)。フリップ翁(Robert Fripp)曰く「クリムゾン再結成は不可能」とのことなので、結局このメンバーがクリムゾン最終形態となった(2023年現在)。

恒例のサウンドスケープから始まり、まずはトリプル・ドラムスの競演。3人がパートを連ねてプリミティヴな音色が響く。これ毎回フレーズが決まっているのかどうかは知らないが、いわば”お手並み拝見”みたいな感じだから演奏者は緊張するだろうなァ。特にパット(Pat Mastelotto)なんかはいつもちょっと挑戦的だし(笑)。ここまでバカテクの連中だともうそんな次元じゃないのかもしれないが。ジャッコ(Jakko Jakszyk )のヴォーカルはある意味抑制的で、大人の上品な雰囲気を壊さないので、この年老いたバンドにしっくりとハマっている。以前はエイドリアン(Adrian Belew)が歌ったこともあるボウイ(David Bowie)の「Heroes」のカヴァーもこちらの方がいい出来かも。3-2「Fracture」だけは何故かコペンハーゲンでの演奏だけれど何かあったのかな?。

ネット・ショップにて購入(¥1,680)

  • Label ‏ : ‎ DGM
  • ASIN ‏ : ‎ B079V92FDQ
  • Disc ‏ : ‎ 3
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仙石すし本店 @名古屋市中村区・太閤

2024年01月09日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

ある夜に中村区の太閤にある寿司屋「仙石すし」へ。創業は昭和26年(1951)だとか。こちら駅から少し離れているにも関わらずランチが人気のようで、以前に店の前を通った時にも待ち客が並んでいたのを見たことがある。ただこの夜は落ち着いたもの。店内にはカウンター席が無く、小上がり席とテーブル席があるのみ。自分の他は海外からの観光客が2組ほど。漬け場には職人が2名と手伝いが1名。給仕女性が持ってきた用紙には定食と単品が載っているのみでそこに数を書き入れるようになっている。「握りのおきまりがあるか」尋ねると別の品書きを持ってきたので、そちらから「スペシャル握り1人前」というのを注文。

握り手が2人も居るわりにはまあまあ時間がかかって桶に入った1人前が届けられた。鮪赤身が2つ、白身、イカ、ボタン海老、茹で海老、焼穴子、玉子、鉄火3つ、という内容。タネは大きめの切りつけ。タネの質はこんなものだろうが、穴子だけは痩せて乾いた身がバーナーで炙られているのか、焼き目でなく”焦げ”になっていてとても味わうようなものでなかったのは残念。ただ同じ内容の握りがランチだとかなり安くなるようなので、”お得感”を求める人はやはりランチがいいのかも。予定していた用事の時間が押していたので5分で平らげ勘定してもらった。(勘定は¥2,000程)

 

仙石すし 本店

愛知県名古屋市中村区太閤4-4-3

 

( 名古屋 なごや たいこう 仙石すし本店 仙石寿司 せんごくすし 握り ランチ 海鮮丼 ランチ握り )

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