ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

味乃にしき @名古屋市中区・伏見

2023年12月11日 | 名古屋(中区)

以前から昭和の時代に発行されたガイドブックなどで見かけていて一度訪れたいと思っていた伏見の「味乃にしき」へ。創業は昭和58年(1983)で、前身は今池のカレー屋だったとか。平日のみの営業なのでなかなか機会が無かった。店は商業ビルの奥にあり、外からはなかなか分かりづらいし、店内の様子も分からない。ドアを開けるとテーブル席は2つのみで後はカウンター席とこじんまりしていてバーの居抜きみたいな感じ。隣にテーブル席のあるスペースが別にあるのでそちらが元々の店舗かも。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。カウンター席に腰掛け、女将さんにどんな酒があるか訊いても「ビールと…えーっと、」というばかりで話が進まない。ランチ・タイムだからあまり色々勧めたくないのかな。という訳でビール(キリンラガー中瓶)をお願いし、メニューから「牛ロースあみ焼き定食」をお願いした。年配の客が多いが、他に値打ちな定食も用意されていて、若いサラリーマンとかの姿も。

調理を待っている間、ビールをやっているとつまみとして「牛味噌煮」が出された。こういうのは嬉しいナ。串に刺さっていて漆黒に煮込まれている所謂どて煮。部位も色々あってやや味が濃いがいい感じ。そして「牛ロースあみ焼き定食」が登場。ランチなのでやや薄めのステーキ・カットではあるが、見ただけでいい肉だと分かる。昼からちょっとゼイタク。こちら仙台の黒毛和牛A5ランクを使うと書いてあったのでこれもそうかもしれない。焼き加減はレア。さすがに旨い。肉の下には野菜のソテーがあり、別にパプリカやグリーンアスパラの入った野菜サラダも添えられている。ドレッシングは酸っぱいの(←こうでなきゃ)。他に野菜を刻んだ漬物と味噌汁が付く。ビールを飲み干したのでご飯を「半分だけ」とお願いすると、主人が「これどうですか?」と、こちらの名物の「ニンニク焼飯」を持って来てくれた。嬉しい。半分って言っておいてお代わりしそうに(笑)。食後には水菓子(りんご、マスカット)と羊羹、チョコレートも。お腹もいっぱいに。また違う定食をいただきに寄ってみようっと。(勘定は¥4,700)

 

 

和風ステーキ 味乃にしき

愛知県名古屋市中区栄2-1-12

 

( 名古屋 なごや 伏見 ふしみ 味のにしき 味乃にしき伏見店 ステーキ あみ焼き ランチ 定食 仙台牛 A5 )

コメント
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