ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

魚源 @名古屋市中村区・柳橋

2023年12月17日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

いつも参考にさせていただいているブログ「俺の居場所は何処だ!?」のhal9000seさんが通い詰めている柳橋中央市場の綜合市場ビルにある食堂「魚源」。創業は大正時代とのこと。自分はこの店が営業している平日の早朝から昼前の早い時間に訪れる時間を作るのが困難で、記事を眺めては行ってみたいなァとずっと指を咥えていた。ある日、急に休みが取れることになり、念願の訪問。hal9000seさんの前のブログの頃からだからもう10年越し?

駅から早足で市場に向かい店へ。それでも店に着いたのはもう市場の片付けが始まる時間。外観から営業しているかどうかは分からないので市場側のドアを開けてみた(写真下)。女将さんが1人。「まだいいですか?」と尋ねると「どうぞどうぞ。」との嬉しい返事。でもカウンターの上にのっていたおかずを片付け始めていたようだからギリギリだ。

大急ぎで酒を注文。手を煩わせて申し訳ないが訊いてくれたので燗をつけてもらった。燗した酒は小皿の上の少し大きめのガラスコップに溢れるくらい注いでくれる。口から迎えにいってクイッと。シミルー。女将さんが一度仕舞ったおかずの皿をまたカウンター上に並べてくれる。申し訳なし。ただし終わりかけということで品数は多くない。まず選んだのは「焼きさば」。「焼きさば」は電子レンジで温めてもらい、三杯酢でいただく。他でこの食べ方で出されたことはないが、いいなァコレ。追加は「茄子の煮浸し」。こちらはすり生姜をのせて。刺身が残っているか尋ねると「盛り合わせにしましょうか?」と嬉しい提案。マグロと平目。平目にはえんがわも付いてきた。醤油はもちろんたまり醤油。最近はこの地方でも刺身にたまり醤油を出す店が減ったが、かつては刺身といえばたまり醤油が定番だった。うちの父も必ずたまり醤油だったのを思い出す。

せっかく仕舞いかけだったおかずを戻してくれたし、本当はもう1杯いただきたいところだが、片付けの始まった市場の店であまり長居も出来ない。潔く切り上げて勘定してもらった。滞在は約20分。次はもう少しゆっくり(30分くらい)したい。こんな店に通って朝酒出来たら最高だろうなァ。(勘定は¥2,100)

 


 

↓ 場内を通る。いつもはもう片付けが終わっているような時間帯ばかりだから、まだ大勢立ち働いている活気のある景色を見るのは久しぶり。

 

 


 

 

大衆食堂 魚源 (魚源食堂)

愛知県名古屋市中村区名駅4-15-15

 

( 名古屋 なごや 名駅 めいえき やなぎばし 柳橋中央市場 名古屋総合市場 中央市場総合食品センター マルナカ うおげん 魚源食堂 市場めし 朝酒 朝飲み 溜まり醤油 )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする