ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

高木精肉店 @岐阜県不破郡関ケ原町

2023年03月07日 | 岐阜県(西濃・老舗)

滋賀県米原市の旧中山道・柏原宿を散策した帰りに立ち寄ったのは、関ヶ原駅に近い「高木精肉店」。この辺り、国道21号線とあって交通量は多いが飲食店は意外に少なく、いつも何を食べるかで困ってしまう。そこで以前から信号で停まる度に目立つ看板が気になっていたこちらですぐに食べられる惣菜を買うことに。駐車場は分からなかったので店先に車を停め店内へ。中に入ってびっくり、普通の精肉店だと思っていたのに店員は若い女性が何人も働いていて、ポップも沢山あり、自社製品の焼肉たれも販売している。肉も看板の”飛騨牛”はもちろん、豚、鶏も色々な銘柄があり、ジビエまで販売しているという活気のある店だった。生肉を買って帰る準備はしてこなかったので次回以降に譲って、「飛騨牛コロッケ」「野菜コロッケ」「メンチカツ」を購入して持ち帰った(もちろんいくつかは車の中でいただいた)。

帰ってからご飯と味噌汁、それに千切りキャベツを用意し、自宅で待っていた妻の夕飯は「コロッケ定食」にすることに(←自分はご飯抜きでウヰスキー)。ガスコンロのグリルの”揚げ物温め調理”機能を使って揚げ立てのように中まで熱々になった(←この機能は本当に便利だなァ)。「飛騨牛コロッケ」は粗目の衣。芋は少しとろっとした感じの食感。コロッケなので肉を強く感じる訳ではないが飛騨牛の脂だろうか、甘味があって旨い。「野菜コロッケ」はベジタブル・ミックスのような野菜が沢山入ったもの。こちらは普通にソースをぶっかけていただく。「メンチカツ」は松阪牛だそう。口に入れると染み出る脂。味付けはあっさりしているので肉の風味がよく分かる。といいつつ結局中濃ソースをかけたりするんだけれど、どれも旨かった。次は肉を買って帰ろう。(勘定は¥640)

 

 


 

↓ 中山道60番目の宿場、滋賀県米原市の「柏原宿」を散策。往時は22軒もの旅籠があったのだとか。風情ある町並みには往時を偲ばせる古い建物が数多く残っている。

↓ 街道沿いには家毎に看板が立てられており、その昔はどんな商売のどんな名前の人が住んでいたかが分かるようになっているのがとても面白い。

 

↓ 「旧・柏原銀行」(明治34年・1901・建造)。のちに滋賀銀行に買収され、寄贈された建物は近年修復されて公開されているのだとか。現在はデイケアセンターの看板が掛かっていた。

 

↓ 「柏原宿歴史館(旧・松浦久一郎邸)」(大正6年・1917・建造、改築)。時間の関係で中までは見なかったが、柏原宿に関する様々な品が展示されているそう。喫茶店も併設されている。国の登録有形文化財に指定されている。

 

 

↓ 柏原宿の名産だという艾(もぐさ)を商う現役の商店「伊吹堂 亀屋佐京商店。創業は寛文元年(1661)だそう。今もこの建物を商店として使っているのか知らないが、残念ながら外観のみで中を見ることは出来ず。

 

 

 


 

高木精肉店

岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原904-13

 

( 関ケ原 関ヶ原 せきがはら たかぎせいにくてん コロッケ 惣菜 飛騨牛 ジビエ 焼肉 焼肉のたれ かしわばらじゅく なかせんどう 中仙道 登録有形文化財 )

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする