ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

うえむら @愛知県江南市

2020年06月19日 | 愛知県(尾張)

愛知県江南市の江南駅南にある洋食屋「洋食ハウス・うえむら」へ。この店の前に立つのはもう3~4回目。なのに臨時休業なのか何なのか、いつも閉まっていて振られっぱなし。もう店は営んでいないのかなと思っていた。ある土曜日に路地の奥にある店の前をわざわざ通ってみると換気扇が回っていた。「お、やるのかな?」と表に書いてある夜の開店時間まで近くで時間を潰すことに。営業開始時間に店に戻るも、やっぱりまだ”準備中”のまま。「やっぱり店はもう…」と諦め、どこで夕食にしようかとその場でスマホを使って思案していると、主人が出てきて開店準備をし始めた。20分以上遅れてやっとのことで店の前へ。でも自動ドアが開かない…。「?」と戸惑っていると主人が中から「手で開けて下さい。」と。今度こそ中へ(なぜか閉まる時は自動・笑)。ヨカッタ…。

店内はダークウッドの梁が見えるクラシックな洋食屋の佇まい。L字カウンターの他にテーブルが2つ。白髪の主人と女将さんの2人でやっていらっしゃる。店内もまだ準備整わずといった感じで、分厚い鉄板に火が入ってからもまだ付け合わせ等の準備が進む。壁に貼られた手書きのメニューは全部平仮名で書かれている。以前某ログか何かで見た「みんちかつ」はメニューから落ちているようだ。フライ物と迷ったが結局「はんばぁぐ」をお願いした。主人の丁寧な調理が始まる。ペッタンペッタンと手ごねした種を小判型に伸ばして鉄板の上へ。蓋をしてじっくりと焼いていく。何度も焼き加減を確認し、最後はワインともうひとつ何かを投入し、ボワッと大きな炎をあげてフランベ。串を刺して最終確認後、皿へ。何度も「遅くなってすいません。」と丁寧な物腰の主人。

女将さんによって運ばれた「はんばぁぐ」の脇には目玉焼き。付け合わせは、マカロニサラダ、トマト、レタス、きゅうり、千切りキャベツ。これにご飯と、豆腐とわかめの味噌汁、小皿にのった玉子焼き2切れ、漬物が付く。ソースとドレッシングは別容器に。まずは「はんばぁぐ」。箸を入れると軟らかく肉汁たっぷりでシンプルな味付け。容器に入ったソースをたらしていただいてみる。ソースはデミグラスソースではなく、どちらかというと和風な風味の淡い色のソース。うん、旨い。ご飯に合う味で、メニューが平仮名で書かれているのがしっくりくる。目玉焼きの黄身を潰してソースと合わせていく。ただ箸のみなので流れ出した肉汁と黄身を回収するのが難しい。皿を持ち上げてご飯にぶっかけたくなる…(もちろんやりません)。どの品もきっちりと旨かった。全て綺麗に平らげて勘定してもらう。次はフライ物を食べてみよう。願わくばビールを一緒に。(勘定は¥1,000)

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↓ 食後には念願の「栄温泉」(写真下)へ。電話で5時からの営業を確かめてある。暖簾が掛かっているのを初めて見た。到着したのは5時50分頃。自転車を停めて入ろうとすると中から主人が出てきて「もう終わりだよ。」と暖簾を仕舞い始めた。「…ハァ?」。なんと5時から始めて1時間しか営業しないとのこと。50分からでも入れないということは実質営業時間は30分程度か(ちなみに女湯は閉鎖)。そりゃないよ、遠くからわざわざ来て電話でも確かめたのに…。表に書いといてくれ(というか電話した時に教えてくれ)。心が折れた。銭湯ファンの方、ご注意あれ。

 


 

洋食ハウス うえむら

愛知県江南市赤童子町大堀13

 

( 江南 こうなん 江南駅 うえむら 洋食ハウスうえむら 洋食 洋食屋 ハンバーグ 定食 銭湯 さかえおんせん 営業時間 )

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