ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

親孝行 @名古屋市中川区・八熊通

2020年06月16日 | 名古屋(熱田区・中川区)

緊急事態宣言が解除されて随分経ったある晩、やっと外に出る気になった嫁が「ラーメンが食べたい」と言うので目当ての店に向かうも休み。目当てのもう1軒はコロナ禍に対応した営業時間で到着時には閉まっている可能性があったので、居場所から近かったこちら「親孝行」に向かった。その昔、黄金(こがね)陸橋近くに店があった頃に数度寄ったが、臨時休業だったか何かで振られ、結局食べずじまいだった店。店の横にある駐車場に車を停め店内へ。店内はビニール・シート等でパーティションがしてある。先客は手前のカウンターに3組程。自分たちは奥の水槽の横のテーブル席に案内された(水槽はもっとしっかり手入れしてくれないと…)。メニューを眺める。以前はどういうラーメンで商売していたのかもう覚えが無いが、先頭に「金の中華そば」という品があり、どちらかというとシンプルなラーメンが好きな嫁共々それにする。「真面目につくるチャーハン」というのも付けてみた。奥にある調理場の様子は分からないが、給仕の女性と男性は食器を片づける毎に清掃やら消毒やらで忙しく立ち働いている。これからこういうのが当たり前になっていくんだなァ。

しばらくして「金の中華そば」が運ばれた。水面には鶏と豚のチャーシューがそれぞれ1枚づつ、三つ葉、半分の半熟卵がのっている。写真から清湯だと思ったが、やや濁りもある。メニューによると鶏出汁、鰹、乾物の出汁の合わせだそう。早速スープを啜ってみる。うん、旨い。浮いている金色は鶏油かな。2ヵ月ぶりの外食の嫁には旨味が強すぎるかも(笑)。麺はリングイネのような丸みのある平打ちストレート麺。つるんとした食感で本当にパスタみたいな感じ。スープは見た目と違って、いわゆる”あっさり”ではないのでこの麺でも相性は悪くない。やや小さめの鉢ではあったが久しぶりにスープもほとんど飲み干した。「チャーハン」は安い値付け(ラーメンと同一オーダーの時のみ)だったがちゃんとした並の量がある。黄色く色付いていて、胡麻油が香り、チャーシューの小片が入っている。ややしっとりとした好みの加減。添えてある紅生姜と共に嫁とシェアした。嫁も久しぶりの外食を楽しんだようだ。(勘定は¥1,850)

中華そば 親孝行

愛知県名古屋市中川区八熊通5-28 ブルネンハイム 1F

 

( 名古屋 なごや おやこうこう Ramen Factory ラーメン 中華そば つけ麺 炒飯 チャーハン 鶏出汁 ) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする