ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

根の上そば @岐阜県中津川市

2018年02月27日 | 岐阜県(東濃・老舗)

昨秋以来の岐阜県中津川市へ。この日はバイクではなく車で。駐車場に停めた車のトランクから折り畳み自転車を取り出し、市内散策。とその前に、早く着いたので朝飯代わりに中津川駅の立ち食いそば「根の上そば」へ。改札横の休憩室に入ると喫茶店と並んで目隠しの暖簾が下りている小さなスペースがある。こちら駅が開業した明治35年(1902)から駅弁を売っていた市内の料亭「梅信亭」から暖簾分けした安藤商店が商っているとのことで、以前は「木曽路釜めし」や「栗おこわ弁当」なども売ってそうだ。平成23年に弁当から撤退し、うどん、そばだけ残っていて、以前の暖簾には”釜めし”、”梅信亭弁当部”などと書かれていたとのこと。前回近辺を散策した時に見た、駅に近い太田町の古い建物「梅信亭弁当部」(写真下2枚)が営業所なのかな。こちら側とは反対のホーム側にも小さな立ち食いスペースがあるのだとか。

 

暖簾をくぐるとおばちゃんが1人。おばちゃんに「そば」を注文。すぐにそば玉が湯の中に落とされ、湯切りして丼ぶりに上げられる。熱いつゆが注がれて、刻みネギを盛って完成。その間約1分。つゆは色も味も濃いめ。食べる前からすでにいい匂いがしていたがなかなか旨い。そばの麺も思ったよりしっかりとしていて意外といける。少し七色を振ったりしてスルスルとお腹に入れて空腹と寒さを癒した。コレ、駅のホーム側で寒風に曝されながら、酒(売っている)をひっかけて、すぐ後に熱々のを食べたらもう1.2倍旨いだろうナ。(勘定は¥380)

 

根の上そば

岐阜県中津川市太田町2-5-26 JR中央線中津川駅構内

 

( 中津川 なかつがわ ねのうえそば ばいしんてい 梅信亭 駅弁 たちぐいそば 蕎麦 うどん 立食い 近代建築 ) 


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