ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

とんま @名古屋市中区・大須

2019年11月01日 | 名古屋(中区)

まだ残暑厳しい9月末に大須のある古い麺類食堂を訪れると、店頭に「涼しくなるまで休業いたします」の貼紙(笑)。慌てて別の店を探す。大須観音近くの通りにある「とんかつ&ステーキの店・とんま」に入ってみることにした。店に入ると梁の見える落ち着いた内装でシェードランプ風の照明がぶら下がっている。老齢のご主人と奥さんで営まれていて、白いテーブルクロスの掛かった卓上のソース類はちゃんと綺麗なガラス製の容器に移してあり、正調・洋食屋といった雰囲気。創業して50年近くになるようだ。ステーキは炭で焼くようでカウンターの向こうには「ステーキ炭焼きコーナー」なる場所が設けてあった。先客はご高齢の男女のグループ。カウンター席に案内してもらい腰掛ける。給仕の奥さんに瓶ビールをお願いした。運ばれたのは、嬉しや好みのサッポロラガー(赤星)中瓶。椎茸と茎わかめの煮物が入った小鉢が付くのが気が利いている。注文したのは「盛り合せ」の単品。表に”当店のおすすめメニュー”と貼り出されていたもの(それに引き寄せられた)。

テレビを眺めながら出来上がりを待つ。しばらくして平皿に盛られた「盛り合せ」が運ばれた。ヒレカツ、海老フライ、カニクリームコロッケ、ハム、そして生野菜サラダという洋食好きノックアウトなラインナップ。ヒレカツにはケチャップ寄りのソースがかかっている。細目の衣でカラリと揚がっていて旨い。ビールをグイッ。次は弾力ある食感の海老フライ。添えてある手作りのマヨネーズも口当たりが優しくてイイ。揚げ物の下味はしっかりめ。ビールをグイッと。風味の良いハムを挟んでカニクリームコロッケ。滑らかなベシャメルソースには蟹の身がたっぷり。これも旨いなァ。ビールは…、もう無い。もう1本といきたいところだが我慢。生野菜をいただいて了とする。メニューでは「タンシチュー」や「グラタン」、「オムライス」も気になるが、「チャーハン」と「かつ丼」なんてのもあったので、次はそんなのもいただいてみようかナ。(勘定は¥1,800)

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とんかつ&ステーキの店 とんま

愛知県名古屋市中区大須2-27-37

 

( 名古屋 なごや 大須 おおす 大須観音 洋食 洋食店 ステーキ フライ 定食 ランチ )


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