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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

えびすや @名古屋市西区・円頓寺

2017年05月20日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

円頓寺商店街の手焼きあられの店「ゑびすや(えびすや)」へ。店は洋食屋「はね海老」のすぐ隣。アーケードの下だが、その隣は更地になっている。創業は昭和23年(1948)だとか。店頭のワゴンにいくつか菓子が並んでいたが、中へ。少々雑多な感じのする店内には小袋に入ったあられ類、菓子類の他、ショーケースには缶入りの進物用あられも。今ではあまり見ないが昔は進物として化粧缶に入ったあられが重宝されたようだ(そういえば多治見市にもあったな)。

とても気のいい主人に「特製ゑびすあられ」を包んでもらう。と言ってもこの日はビジネスバッグだったのでほんの小さいパック。おまけに「うまい棒」を1本くれた(笑)。全て手作りだというあられはしっかり硬いタイプ。短冊形で海苔が巻いてある。歯応え良く、キリッとした醤油味で濃いめの味付け。量からすると少々値が張るが、旨い。これには”ちんちん(とても熱いの意)”の熱いお茶が必須だ。(勘定は¥500)

 


 

 

↑ アーケードで見辛いが建物をよくみると近代建築らしい意匠が見て取れる。「のざきシャツ」(写真上左)、「お茶の松月園」(写真上右)。共に円頓寺本町商店街にて。

↑ 今では名も無き建物だが、よく見ると白い部分は豆タイル、2階の木枠の窓は歪んだ模様の「菱モール(旭硝子製)」が入っている。円頓寺商店街にて。

 


 

 

菓舗 ゑびすや (えびすや)

愛知県名古屋市西区那古野1-20-37

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 お土産 名古屋名物 あられ 煎餅 せんべい アーケード街 近代建築 昭和 ガラス 硝子 )

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中村屋 @名古屋市中村区・中村公園 (※閉店)

2017年05月14日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名古屋駅の西、中村公園付近を散策。ちなみに歌舞伎の初代中村勘三郎(中村屋)も実はこの地の出身なんだとか。豊国神社(明治18年創建)や公園内にある建物を観賞した後に寄ったのは公園内のお休み処「中村屋」。詳しい方のブログによると創業は大正2年(1913)頃だとか。公園が開園したのが明治34年(1901)というから、ほぼ同じ歴史を経ていることになる。近くの遊戯施設では子供が嬌声を上げていて家族連れが多いが、店の中はというと別の雰囲気の客でなんとほぼ満席。そうこちら、公園の北にある競輪場のせいかそちら方面の客が多く、テレビや新聞で情報を得ながら一杯やっている人がほとんど。

席に着くのは諦めて、みたらし団子でもいただこうかと尋ねたが、あいにく売り切れ。そこで残っていた「きなこだんご」を注文した。団子の注文は2本から。店は夫婦でやっていらっしゃるらしく、あれもこれもと忙しそうだ。「きなこだんご」を受け取り外に出て、ゴザの敷いてある席に座っていただく。陽気がいいので気持ちがいい。団子は小ぶりで、かなり甘い味付けのきな粉砂糖がたっぷりとまぶしてある。麺類、田楽などいろいろある店だが、次は競輪の無い日に(笑)寄ってみようかな。(勘定は¥140)

※閉店されたとのことです(2019年1月末現在)

 


 

↓ 公園内にある「中村公園記念館(旧・迎賓館)」(明治42年・1910・建造、後年改修)。名古屋に行幸した当時の皇太子(後の大正天皇)の休憩所として使用された建物。

 

 


 

お休み処 中村屋

愛知県名古屋市中村区中村町茶ノ木 中村公園内

 

( 中村公園 なかむらこうえん 中村日赤 なかむらや 田楽 でんがく ラーメン 名古屋競輪場 豊国神社 茶屋 茶店 休憩処 近代建築 認定地域建造物資産 )

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まねき寿司 (3) @名古屋市西区・四間道

2017年05月01日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

また四間道の老舗鮨店「まねき寿司」へ。この晩は連れと一緒に予約して訪問。連れはこの界隈が初めてだとのこと。名古屋市内に住んでいても行かない人は行かないんだねェ。ちょっと寄り道して歴史ある町屋の建物や屋根神様を案内したり、最近活気が出てきた円頓寺商店街を通ってから店に入る。カウンター席に座ると、いつものように達筆な女将の筆書きウエルカム・メッセージ。コレ持って帰って家人に見せようかな。まずはお酒を注文。連れはまだうら若き女性だが舐める程度の酒は好きだとか。

まずは酢のもの、煮凝り、お浸しなどが立て続けに。どれだけでも酒が入っちゃう(が、連れが居たので抑えた)。そして空腹を落ち着かせるために早めにイカの印籠詰めが出てきた。イカの腹にすし飯が詰めてあり、ツメ(煮つめ)が塗ってある江戸前鮨の仕事。他の客の料理も順次出しているので主人も女将も大忙し。それでもこっちが手持無沙汰になりかけるとツマミ(漬物など6種)や茶碗蒸しを置いてくれたりと相変わらず気が利いている。

この日は酒肴の数は控えめ。そして握りとなった。いつもより握りの大きさが小さく感じるのは主人が自分の連れに合わせて小さくしているのかも。連れがギッチョなのに気付いて途中から握りを置く向きも変えてくれていたのもありがたい。この店得意の河豚も入れて16貫程も出ただろうか。次から次へと平らげ、幸せ。締めは海苔巻(干瓢巻)。連れも小柄なのによく食べるので気持ちイイ。店を出るとまだちょっと小寒かったが、歩いて名駅に向かった。(勘定は¥22,000程)

以前の記事はこちらこちら

↓ とても風情のあるデザインのまねき寿司のマッチ。以前は「招寿し」と書いていたんだね。

まねき寿司

愛知県名古屋市西区那古野1-36-54

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 まねき寿し 招寿し まねきずし 老舗 江戸前握り 寿司 すし 鮨 鮓 四間道 しけみち ) 

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オゼキ本店 @名古屋市中村区・大門 (※閉店)

2017年04月28日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

久しぶりに名古屋駅の西、大門(おおもん)の辺りに来た。バイクで周辺の町の様子を観察した後、”焼きとんかつ”で有名な「オゼキ本店」へ。こちらは創業が戦後間もなくだそう。鈍池にも店があるが、他にも分店がいくつかあるようだ。ここ本店は綺麗に建て替えられている。昼時は少し過ぎていたものの、店の周りの駐車場には沢山の車が停まっていた。場所としては大きい通りからは中に入っているし周辺の道路は遊郭があった場所とあって狭いが、さすが名の通った店だ。店の中は広く、席の間もゆったり。老若男女の客で溢れていた。給仕の女性も沢山居るし、厨房の中も大勢居そうで活気がある。洋食一般のメニューは揃っているが、ここに来るとやはり名物の「とんかつ定食」を(特に”焼き”とは書いてない)。

しばらくして平皿に盛られた「とんかつ」とご飯、そして味噌汁が運ばれた。平皿にはキャベツの千切り、キュウリ、トマト、それにポテサラものっている。かつは6つにカットされていて、最初からソースがかかっている。まずとんかつを。衣は目の細かいもので、肉の厚さはしっかり。こんな風にカットされていると衣が剥がれてもよさそうだがしっかりと肉と繋がっていて、口に含んだ時の一体感はさすが。ソースの酸味は強くなく、焼いた独特の風味と相まって、旨い。添えられた自家製のタルタルソースも少しつけたりして楽しめる。このタルタルソース、マイルドでとてもイイ。焼くのも揚げるのも、熱が入ることは同じなのに風味は全然違う。うちではよく母親が弁当に焼きかつを入れていたのを思い出して懐かしい。ご飯のお替わりも出来るとの事だが、もうお腹いっぱい。次こそは別の洋食を頼んでみようかな(でもきっとまたとんかつ…)。(勘定は¥1,700)

※令和2年7月に火事に遭い、8月31日を以って閉店されました

 


 

↓ 名駅方面に5分も車を走らせると「金時湯」(昭和3年・1928・創業)。元は明治29年創業の下駄の鼻緒を売る店だったのだとか。建物は創業時のままのようだ。

 

 


 

 

元祖 焼きとんかつ オゼキ本店

愛知県名古屋市中村区名楽町1-6

 

( 大門 おおもん オゼキ とんかつオゼキ本店 とんかつオゼキ 元祖焼きとんかつ 焼とんかつ 洋食 近代建築 登録地域建造物資産 中村遊郭 閉店 廃業 火事 )

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まねき寿司 (2) @名古屋市西区・円頓寺

2017年03月16日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

前回訪問してとても気に行った四間道(しけみち)の「まねき寿司」へ予約して再訪。この日は雨模様。円頓寺商店街のアーケードを通って店へ。前回は(どちらも)様子見という感じだったが、主人や女将の人柄も感じられて居心地が良かった。この日も「おまかせ」でお願いしてある。カウンター席に腰を下ろし、まず酒。最初は冷蔵酒をいただき、主人が出してくれる酒肴を次々にやっつける。この日は自分の他にもカウンター席、それにテーブル席の方にも客が入っていたので主人も女将も大忙し。皿出しが遅れる時も、いぶりがっこ、守口漬、豆腐味噌漬けなどののった日本酒好きには堪らない珍味の皿が置かれて、時間稼ぎというか、間をもたせてくれる心遣いがうれしい。

「ひれ酒」があったのでそれもいただいた。そういえばちゃんとしたひれ酒を店で呑むのは初めてかも。主人が網で炙った河豚ひれを酒に入れ、気化したアルコールに火を点ける。焦げの部分が多く入ってしまってちょっと風味が味わいづらかったかな。前回の訪問では酒肴にヴォリュームがあって最後の方はちょっとお腹が膨れてしまったのか「次は握りを沢山食べたい」と言ったらしい(酔っぱらって記憶にないが・笑)。主人はそれを覚えていてくれて、酒肴の量は控えめにして早めに握ってくれた。天然河豚、カワハギ、剣先イカなどから、鯛昆布締め、鰻、ボストンの鮪、雲丹、煮ハマ、鮑などなどが続く至福の時。そして巻物は海苔巻き(干瓢巻き)にしてもらい、了。最後はデザートでシンプルな手作りカスタードプリンをいただいて、勘定をしてもらった。喰ったなァ。この日も満足。(勘定は¥14,000程)

前回の記事はこちら

この後の記事はこちら

 


 

↓ 「円頓寺商店街」に残る古い建物。「and(パスタ専門店)」(昭和33年・1958・建造 写真下左)と「松川屋」(昭和25年・1950・建造 写真下右)。

 

↓ 「嶋文酒店(嶋文商店)」の年季の入った酒造看板。左から、「寶酒造醸・松竹梅」(京都)、「齊藤醸・英勲」(京都)、「藤市酒造醸・ことぶき」(愛知)の文字。

 


 

まねき寿司

愛知県名古屋市西区那古野1-36-54

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 四間道 しけみち まねき寿し 招寿し まねきずし 老舗 江戸前握り 寿司 すし 鮨 鮓  近代建築 酒造看板 ) 

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上野屋 @名古屋市西区・円頓寺

2017年03月10日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

アーケードの円頓寺本町商店街で前から気になっていた「中京元祖・とんやき」の赤い提灯。なぜか店先にウッドデッキのベランダが作ってある「上野屋」へ。創業は大正5年(1916)だとか。暖簾をくぐって店に入るとカウンター席とテーブル席が並ぶ意外と広い間取り。かなり賑わっていて、カウンターの中には主人が1人だけ。さっそく札に下がった品書きから「とんやき」「脂身」「きもやき」、それに燗酒を注文した(ちなみに札がひっくり返って赤字のものは品切れなのだとか)。「あいよ」と主人が焼き始める。自分の燗酒は主人がつけてくれたのだが、よく見ていると冷蔵庫から瓶ビールを取り出したり、生ビールサーバーを駆使しているのはなんと客自身。勝手知ったる客は、みな飲み物を自分で用意し、皿や料理を配膳するのも客同士(笑)。オヤジ愛されてるなァ。

焼きの終わった大振りな「とんやき」などが目の前のタレの入った大皿に置かれ、酒が用意された。酒の銘柄は「大関」かな。串は噛むごとに肉と濃いめのタレの旨味が口に溢れ、これを酒で流し込む幸せ。肉の鮮度も申し分なく、旨い。追加は「心臓」と「さがり」。今度は塩でお願いしてみた。しっかりとした食感の「さがり」と、鮮度の良い「心臓」もイイ。カウンターテーブルには市販の粉末ガーリックが用意されていたので、時々パッパと振りかけて風味を変えてみたりして楽しんだ。お酒をもう1本いきたかったが、この日はもう時間切れ。勘定をお願いして店を後にした。次は旨そうだったおでん(もちろん味噌)も食べてみたいなァ。(勘定は¥1,100)

 


 

↓ アーケードの改修工事が終わって照明が変わり、雰囲気がちょっとお洒落に変わった夜の円頓寺商店街。最初にアーケードが出来たのは昭和39年(1964)だとか。

 


 

上野屋

愛知県名古屋市西区那古野2-20-21

 

( 那古野 なごの えんどうじ うえのや 上野屋本店 うえのや本店 中京元祖 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 とんやき ホルモン 焼きとん 居酒屋 アーケード )

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まねき寿司 @名古屋市西区・円頓寺

2017年02月10日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

創業が明治6年(1873)というから東京の老舗鮨店にも負けない歴史がある「まねき寿司」へ予約して訪問。以前は円頓寺商店街の五條橋側にある老舗洋食屋「勝利亭」の2軒隣に店があり、存在は知っていたのだが、つい最近までこちらがそんなに歴史ある店だとは知らなかった。目と鼻の先の移転場所は四間道(しけみち)の土蔵だった建物を改造してあるようで、石垣の分、床面は道路より上がっており、入口から段を登って中へ。思わず靴を脱ぎそうな佇まいだったが「靴のままどうぞ」と言われ奥へ入る。5席程のカウンターと、テーブル席が2つのこじんまりとした店内。広くない店なのでフリ(飛び込み)では難しいかもしれない。どんな店かほとんど知らずに「老舗」というキーワードで選んだので、こちらも少し緊張していたが、女将の自筆だという筆書きのウエルカム・メッセージがあり、明るい女将のもてなしで和む。店は職人気質の主人と女将の若い2人だけで賄っている。

まず日本酒を選ぶ。いくつかの日本酒が品書きに並んでおり、主人も女将も酒好きのようで、しっかりと味の傾向を教えてくれるのがいいし、温度も好みを訊いてくれるのがうれしい。最初は造りや蟹ほぐし、イクラご飯などでお腹を落ち着かせ、ゆるゆると呑み進める(と言っても自分は早喰い早呑みだが)。頼まずとも出てくるのが嬉しい”和らぎ水”(日本酒の時は必ず脇に置いておきます)は、岐阜の養老までわざわざ行って汲んでくるのだそうで、口当たりがとてもまろやかで飲み易い。その後も小鍋、焼物、煮物と、呑ん兵衛には堪らない季節の酒肴が続く。漬け場は広くないので大変だろうが、次々と出てくる酒肴は日本酒好きの琴線に触れるものばかり。

そして肝心の握り。握りはいわゆる街場の老舗らしさはなく、やや小さめで現代的。醤油皿は無く、最初から煮切りが塗られていて口に運ぶだけ。タネの調子も良く、ちゃんと仕事のしてあるタネも多めで、旨い。主人がタネの名前とともに置いてくれる握りを次から次へと口に放り込んだ。コハダなどの締め物の塩梅もイイ。何貫食べたか分からない位に種類も多く、楽しめた。イカのエンペラや、貝のヒモ、海老の頭などの酒好きが好むところもしっかり喰わせてくれるのがうれしい。鉄火巻きも鮪がしっかり芯に入って形良い(有名な店でもこれが出来ていない人、意外と多い)。

喰いが一段落した頃の残った酒用に、いぶりがっこなどを出してくれるのも気が利いていて、主人も女将もよほど酒が好きと見える(笑)。この後、味噌汁、水菓子、手作りのプリンなどが出て、了。お腹は一杯だ。こちらがゆっくり呑んでいる時は放っておいてくれるし、話せば付きあってくれる”間合い”も良く、楽しい時間を過ごすことが出来た。結局酒は3合くらい呑んだかな。ずっと昔からこういう”呑むための肴”を出すスタイルだったのかは知らないが、若い2人が先代などから受け継いだものを発展させていったのだろう。お腹も心も満足。(勘定は¥13,000程)

この後の記事はこちらこちら

 


 

↑ 土蔵や町屋の建物が並ぶ四間道の風情ある通り。最近はこの近辺も古い建物を利用した開発が進み、新しい店も格段に増え、数年前までの寂れた雰囲気がだんだん変わってきた。

 


  

まねき寿司

愛知県名古屋市西区那古野1-36-54

 

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 まねき寿し 招寿し まねきずし 老舗 江戸前握り 寿司 すし 鮨 鮓 四間道 しけみち ) 

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松露堂 @名古屋市西区・円頓寺

2016年04月13日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名古屋駅から歩いてすぐ、名古屋で一番古い商店街と言われる那古野の「円頓寺(えんどうじ)本町商店街」にある、創業明治10年(1877)の老舗和菓子屋「松露堂」へ。環状線を挟んだ西側の商店街(「円頓寺本町商店街」⇔東側は「円頓寺商店街」)にあり、「松露糖」と「きんつば」が有名なのだとか。店先には可愛らしい色とりどりの菓子が並べられていた。店に入るとショーケースの中に目当てのきんつばが見当たらない。売り切れかなと店の女性に尋ねると、ちゃんと後ろの木の入れ物にしまってあるきんつばが何段も積んでありました。こちらの店では店頭で焼いているようで、しっかり焼き台も置いてある。積んである入れ物の数からするとかなりの人気なんだろうな。

この日は用事があったのですぐは食べられず、夜遅く家に帰ってからお茶と一緒にいただいた。時間が経ってしまったのでちょっと皮の部分が硬くなってしまったかもしれないが、可愛らしい鯱の焼印が押してあるきんつばを頬張ると、中が詰まったしっかりとした食感の中に、やさしい甘さのつぶ餡があらわれる。つぶはやや小さめ。思いのほか軽い感じなので2個くらいは簡単に食べられそう。こりゃいいや。次は箱買いしてみんなに配ろう。(勘定は¥120/個)

 

御菓子処 松露堂藤鎌松露堂

愛知県名古屋市西区那古野2-16-10

( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 しょうろどう ふじかましょうろどう きんつば 金鍔 松露糖 しょうろとう )

 

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ハセ珈琲店 @名古屋市中村区・名駅

2016年03月23日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

名駅(名古屋駅)から那古野の交差点に向かう途中にある喫茶店「ハセ珈琲店」。入っているビルはまだ新しそうだが、創業は昭和29年(1954)という歴史のある店なのだとか。明るい店内に入ると、正面にカウンター、窓側にテーブル席がある。タクシーの運転手が店前に車を着けて朝の一杯とおしゃべりを楽しんでいた。駅近くにありながら店の前の道路は少し広くなっていて、一時駐車しやすいのだろう。他にも「モーニング」を求めてか何組も客が居たので、主人は調理に忙しい。自分はコーヒーだけ楽しみたかったのでブレンド・コーヒーを注文。ちなみにこちらのモーニング・サービスは、ドリンク代+50円でトーストとゆで玉子、100円でチーズ又は小倉トーストとヨーグルト、ゆで玉子が付くようです。

テレビのニュースをぼんやりと眺めながら待っていると、店のオリジナル・イラストの描かれたソーサーとカップでコーヒーが運ばれた。こちらのコーヒーはしっかり色も濃く、強い苦味もあって、この地方の昔からのクラシックなストロング・タイプ(砂糖とミルクを入れる前提か)。自分の目の前に置かれた「サニーマシーン」と銘の入った年代物のミルで挽かれた豆なのかな。洒落た輸入菓子(クッキー)と一緒に香りと味を楽しんだ。物腰やさしい主人は客とにこやかに談笑している。常連客にとってこの店に立ち寄る事は、最初から一日の予定にしっかりと入っているのだろう。(勘定は¥400)

 

↓ 名駅5丁目辺りの路地を散策。年季の入った建物が点在し「屋根神様」の上がっている家屋もちらほら。知らなかったが、歩いてみるとこの辺りには「海苔」を扱う会社が多く集まっている。

 

↓ 堀川端の道路沿いに建つ古い建物には道路面に対して腰高なものが散見される。昔はこの辺りまで川端だったのだろうか、それとも堀川の氾濫対策だろうか。

 

 

ハセ珈琲店

愛知県名古屋市西区名駅3-11-2

( 名古屋 名古屋市 名駅 めいえき 名古屋駅 コーヒー 老舗 喫茶 喫茶店 純喫茶 モーニング モーニングサービス 小倉トースト )

 

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喫茶まつば @名古屋市西区・円頓寺

2016年02月22日 | 名古屋(中村区・西区 老舗)

久しぶりに休みが取れた祝日の朝、天気のいい西区の円頓寺商店街を自転車でブラブラ。一息つこうと寄ったのは創業昭和8年(1933)という長い歴史のある「喫茶まつば」。まだ人通りの少ない商店街の端にあり、建物はアーケードから奥まった位置なので広く明るい。自転車を停め、店に入る。中はとても広くて、カウンターとテーブル席の他に、もう使用されていないようだが「テレフォン・ブース」まである。先客と奥様の話し声だけが聞こえる店内は、テレビも点いていなかったのでとても静か。メニューは見当たらなかったが、とても朗らかな奥様にホット・コーヒーを注文して、商店街の冊子などをパラパラとめくりながら待った。

主人によって運ばれたコーヒーは、この地方には珍しく豆菓子なども何も付かない。自家焙煎と謳っているコーヒーは、色濃く、しっかりとした酸味が感じられる。ある意味名古屋らしい味と言えるのかな。香りはおとなしめだったが、落ち着いた店内でゆっくりとした時間を過ごすことが出来た。ポツポツと常連さんがやってくる。勘定をしてもらい外へ。この日は日差しが強くて暖かかくなり、少し汗ばむほど。自転車が気持ちいい。(勘定は¥330)

 

↑ 東区外堀町にある「愛知県議員会館(旧・大喜多寅之助邸)」(大正9年・1920・建造)。弁護士事務所兼住宅として建てられたそう。

 

↑ 残念ながら門扉が閉じられていて表の洋館は見ることが出来なかったので裏から住居部分をパチリ。しっかり手入れがされている中庭。公開して欲しいナ。

 

自家焙煎の店 喫茶まつば

愛知県名古屋市西区那古野1-35-14

( 那古野 なごの 円頓寺 円頓寺商店街 えんどうじ まつば コーヒー 珈琲 喫茶店 満つ葉 中央バザー 近代建築 )

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