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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

寿し吉 @岐阜県大垣市

2021年01月02日 | 岐阜県(西濃)

大垣の駅前通り。昼食に寄ったのはアーケードの下にある寿司屋「寿し吉」。いかにも街場の寿司屋といった雰囲気。看板には”老舗味処”とあるが創業は何年か分からず。以前から表に出ているイーゼル看板の値付けの安いランチの文字が気になっていた。この日は軽く腹に入れるだけでよかったので店に入ってみる。カウンター席が奥に並んでおり、中には調理男性が2名。適当に席を選び、座るなり表に書いてあった「にぎり寿司・ランチ」をお願いした。まずは熱いお茶が出され、口取りとしてかぶ漬、小さめの茶碗蒸し、カットされたみかんとゼリーの小皿が運ばれる。

それらに口を付けていると寿司の盛られたゲタが置かれた。握り寿司は7貫と巻物。早速いただいていく。種は鮪(赤身)、海老、イカ、はまち、穴子、玉子、サーモンといったところ。握りの大きさはあまり大きくない。握り寿司を食べる順番はあまり考えないので適当につまんでいく。もちろん極上という訳にはいかないが、この値段で提供されているんだもの、大したものだ。巻物は鉄火とかっぱの2種。ポンポンと口に入れ、生姜をつまみ、熱いお茶で流す。最近は”おまかせ”の鮨屋ばかりで、タネや品札を見て”お好み”で注文する店にはとんと行っていない。久しぶりに街場の寿司屋で好きに頼んでみようかな。(勘定は¥700)

 


 

↓ 道を挟んだ反対側のアーケードにある化粧品店「イシカワ」(建築詳細不明)。瓦屋根が見えるのでこれもいわゆる”看板建築”。古いかどうか分からないが、アーケードに隠れたところを見てみたい。

 


 

老舗味処 寿し吉

岐阜県大垣市高屋町1-51

 

( 大垣 おおがき 大垣駅 すしよし 寿司吉 寿司吉駅前本店 ランチ 鮨 寿し 寿司 )

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すいぎょく @岐阜県大垣市

2020年08月05日 | 岐阜県(西濃)

ある日差しの強い暑い日、岐阜県大垣市で涼を求めて向かったのは桐ヶ崎町にある喫茶「すいぎょく」。隣のお茶屋「すいぎょく園」の喫茶部。駐車場に車を停めて店内へ。ほどほどに客が入っていたが、コロナ禍とあって席を空けて案内しているようだ。カウンターの端の席へ。最初からこちらの名物「グリーンソフト」ののったものにしようと思っていたので、メニューから「抹茶かき氷」を選択して告げた。出来上がったかき氷に、後からお茶屋との間にあるソフトクリーム・マシーンから「グリーンソフト」をのせ、完成。

あずきも入った「抹茶かき氷」は見るからに抹茶が濃い。さすがお茶屋。まずは上にのった「グリーンソフト」をひと口。相変わらず旨い。暑かったので冷たいものが喉を通るのが快感。こんもりと盛り付けられた氷のみつはしっかり抹茶も香るがかなり甘さが強い。そういえばかき氷を食べるのは今年初めてかな。「グリーンソフト」もこうして食べると甘さがあずきと抹茶の方に持っていかれてしまうようだ。全部食べ切ってクールダウン。こちらのメニューでは”のせのせ”と書いてあるものに「グリーンソフト」がのるようだ。次は「のせのせ抹茶ババロア」か「のせのせ抹茶ジュース」をいただこう。(勘定は¥780)

この後の記事はこちら (2

「すいぎょく園」の記事はこちら

 

 


 

↓ 本今町の「神鋼造機・コベルコ建機」の敷地内(と思われる)に建つ洋館(建築詳細不明)。道路から遠くて分かり辛いが、丸窓があったりして古い建物のように思うがどうだろう。

 

↓ 岐阜町(大垣にこんな地名があるなんて知らなかった)にある「イクタ調剤薬局」(建築詳細不明)。脇に住居部分の門柱のある看板建築。屋根瓦の赤い色と下見板張りの濃い茶色の壁面が洒落ていていい感じ。

 

 


 

COFFEE CLUB すいぎょく

岐阜県大垣市桐ケ崎町31

 

( 大垣 おおがき 喫茶すいぎょく すいぎょく園喫茶部 翆玉園 カフェ かきごおり かき氷 グリーンソフト 登録商標 抹茶ソフト アイスクリーム 近代建築 看板建築 )

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とい山 @岐阜県大垣市

2020年07月30日 | 岐阜県(西濃)

久しぶりに岐阜県大垣市内を自転車で散策。随分と走り回った後に立ち寄ったのは大垣共立銀行本店の裏手にあるお好み焼きの「とい山」。以前数度入ろうと思ったが閉まっていて叶わなかった店にようやくの訪問。大垣のお好み焼き屋では、この店のすぐ近くにあった「スズキ」、何度も通った「飯田」も閉店廃業してしまい、この先が心配なところ。暖簾をくぐって中に入るとL字のカウンターに小テーブルが2つ程。とても丁寧な口調のご高齢の主人と、焼きを担当する女将さんの2人でやっていらっしゃる。カウンター席に腰掛け、壁に貼られた品書きから「お好み焼き・いか玉子・並」をお願いした。その壁には”アルコール提供中止”の貼紙も見えるので、店で酒と一緒に食べることは出来ないようだ。

カウンターの奥にどて鍋が湯気を立てていた。覗き込むと漆黒の味噌たれの中に串に刺さった「どて(ホルモン)」が浸かっている。「2本いただきます。」と告げて自分で皿にのせた。しっかりと煮詰まったどては旨いが、これを酒無しでというのは自分には酷な話だ…。どういう需要があるのかな。

鉄板の上では女将さんがじっくりと「お好み焼き」を焼いている。蓋をして蒸し焼きにしている時間が結構長い。完成した「お好み焼き」はコテで8つにカットされ、丁寧に湯通しして温められた平皿に盛られて完成。あまりとろみの強くない感じのソースが塗られ「足りなければ使って下さい。」と卓上のソースも勧められる。チューブのままのマヨネーズも添えられた。さっそくつまんでいく。箸で掴むだけで生地の軟らかさが分かる。それでも崩れている訳ではなく、口に入れてみるとフワフワ。これは旨い。中には刻んだイカが沢山。キャベツの刻みはさほど細かくないのにこの口当たりの良さは、やはり蓋をして蒸しているからだろうか。結局エクストラ調味料は何も使わず、ペロッと食べてしまった。別の品を追加したいところだったが、次から次へと電話注文が入って忙しそうなので諦める。それでもお茶が足りているかと気を遣って下さるご両人。次は焼きそばも食べてみよう。きっと旨いに違いない。(勘定は¥600)

この後の記事はこちら

 

 


 

↓ 大垣市内には教会が多い気がする。こちらは本今町の「在日大韓キリスト教会大垣教会」(建築詳細不明)。古い建物かどうかは分からないが、住宅地にひっそりと佇む姿はなかなか素敵。

 

 

↓ 船町の「五明酒類醸造株式会社」(建築詳細不明)。すでに廃業している江戸後期創業の酒造だが通り沿いの風情ある虫籠窓(むしこまど)のある建物は何とか健在。ただ裏に回ってみると…、醸造場は朽ちるがままにしてあるようで瓦の屋根には穴が開き、壁は崩れ、屋上のクレーンは錆びて虚しく空を見上げていた。

 

 

 

 

 


 

 

とい山

岐阜県大垣市郭町3-55

 

( 大垣 おおがき といやま おこのみやき お好み焼 やきそば 焼きそば 近代建築 廃墟 教会 酒造所 醸造所 )

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緑 @岐阜県大垣市

2020年07月24日 | 岐阜県(西濃)

最近はかき氷で有名な岐阜県大垣市の喫茶店「緑」。よくこちらのかき氷が取り上げられるので新しめの店かと思いきや、到着してみると昔ながらのロードサイドの喫茶店。40年以上の歴史があるのだとか。駐車場に車を停め、中に入ると朝からなかなかの賑わい。少々雑多な感じの店内で空いているテーブル席に腰掛けると、給仕の年配男性が水を持って来てくれたが、メニューは手にしていない。これはこの地方の朝の喫茶店でよくあることで、客のほとんどがモーニング・サービスを利用するので、客が声を出すのは「ホット。」か「アイス。」くらいで、モーニング・サービスを付けるのは当然なので訊く必要もないのだ(なので逆に「モーニングは要りません」と言わないと一式出てきてしまうことも)。見ていると客のほとんどはやはりモーニング・サービス享受中。トーストとゆで玉子、それに小鉢に入った麺類を啜っている(何かは不明)。自分はその時に特に食べたい物でなければモーニング・サービスはほとんど利用しないのでメニューを持って来てもらった。朝食代わりのサンドイッチを食べたかったので「オムレツサンドセット」と「コーヒー」をお願いした。

しばらくすると「オムレツサンドセット」が登場。平皿には4つの三角形にカットされた分厚いオムレツを挟んだサンドイッチ。脇には和風ドレッシングのかかった生野菜サラダが添えられている。中心部の一番太いところでは3㎝ほどの厚さがあるだろうか。中のオムレツは出来たての熱々。マヨネーズ味が結構するのでパンにマヨネーズが塗ってあるのかな。とろっとした感じの残るオムレツで口がいっぱいになる。旨い。濃いめに淹れたコーヒーで追いかける。自分にはちょっとマヨネーズが多めだが、4つとサラダを食べ切るとお腹も満足。後からも客が続くのでサッサと勘定してもらい、店を出た。かき氷は待ちも出るそうなので、次はランチで寄ってみようかな。(勘定は¥880)

 

喫茶 緑

 岐阜県大垣市東前1-19-3

 

( 大垣 おおがき みどり 喫茶店 喫茶 Coffee & Foods midori Coffee Soulfood コーヒー 珈琲 モーニング かき氷 )

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カザミドリ @岐阜県揖斐郡揖斐川町

2020年03月06日 | 岐阜県(西濃)

岐阜市折立の「堀川」で昼食を摂った後に揖斐川町へ移動。古い建物を観賞しつつ食後のコーヒーをいただく、という自分にとっての一石二鳥を達成できる喫茶「カザミドリ」へ。店は根尾川に架かる谷汲山大橋を越えたところにある。各務原から移ってきたそうで、かつては郵便局だったという建物を自分達で店舗に改造したのだとか。生憎、雨がかなり強くなって遠景は少し煙っている。幹線道路から見るとコンクリート壁で囲ってあり、下見板張りの平屋の建物は発見しづらい。敷地内に何台か車が停められるようになっていた。車庫にはワーゲンバスがあったり、昭和なアンティーク雑貨類も置かれている(購入出来るようだ)。小さな入口(元勝手口?)から中へ。中には雑貨類も並べられていて、アンティークが溢れる雑多な空間。テーブルも椅子もバラバラで手作りのランプシェードが使われている。若い女性主人(?)に「どちらでも。」と言われたので重役のような椅子が置いてある真ん中のテーブルに座らせてもらった。先客は2名。後にも客が入ってきたが、どちらも年配の客だったのが意外。メニューにはスパゲッティーやカレー、チゲなんかもあり、酒も色々置いてある。「東ティモールのフェアトレードコーヒー」と「凍らせたティラミス」というのをお願いした。

ミルを使って挽く音が聞こえてきて、しばらくするとまず「コーヒー」がアルミトレイにのせられ運ばれた。ビスケット付き。コーヒーは色付きが薄く酸味の強いもの。焙煎香は控えめ。店内にエスニックな香りも漂っているのでコーヒー自体の香りは感じにくい。後から運ばれた「凍らせたティラミス」はカップに盛られて、カットしたいちご、バナナ、ミントの葉がのせられていた。スプーンですくってみるとまるでアイスクリームのような食感になっている。スプーンやフォークもアンティークでバラバラなので若干食べ辛い(笑)。甘く冷たいのを口に含みながら熱いコーヒーをいただく。どのみち1人なのでゆっくりするのは苦手だが、隣の年配夫婦客が深刻な話をああだこうだと大きな声で喋っていたので退散する。勘定してもらった時に主人と少し話したが、古い建物を探していてたまたまこの物件に行き着いたのだそう。外が大雨になったので建物の周囲を観察出来ず帰って来てしまったが、今度は嫁を連れてこようかな。(勘定は¥760)

 

 

 

喫茶カザミドリ

岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲長瀬1168

 

( 揖斐川町 いびがわちょう たにぐみ 喫茶店 珈琲 雑貨店 喫茶カザミドリ 移転 ランチ バー 近代建築 郵便局 アンティーク )

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ラーメンショップ海津店 @岐阜県海津市

2019年11月12日 | 岐阜県(西濃)

豚骨醤油ラーメンのフランチャイズ・チェーン「ラーメンショップ」。1970年代から関東近郊を中心に展開するチェーン店で、現在では全国に店舗がある(300店舗以上あるのだとか)。「うまい・ラーメンショップ・うまい」の赤い看板を見たことがある人も多いはず。ただしフランチャイズとはいってもほとんど縛りが無く、各店舗でそれぞれの裁量に任されているという変わった形態でも有名(そんな内情はこの記事に詳しい)。東海地方にも、愛知3軒、岐阜1軒、三重2軒と存在するようだが、名古屋市内に”ラーショ”を名乗る店が1軒も無いというのも不思議といえば不思議。

この日は岐阜で1軒のみという「ラーメンショップ海津店」に寄ってみた。寄ってみたとはいったものの、近辺は長良川と揖斐川に挟まれた下流域でもうすぐ向こうは三重県。市街地から離れて周囲は田んぼばかりというド田舎(失礼)。ただ駐車場に辿り着いてみると、他の店舗と共通とはいえ沢山の車。店に入っても何組かの家族連れ客をはじめ、ほぼ満席という盛況ぶりだった。唯一空いていたカウンター席に何とか座らせてもらう。年配の主人が1人で賄っていて、店内の様子はかなり年季が入っている。動物系のスープ臭が強い。主人が何から何まで1人でやっているので大変そうだが、常連が多いと思われる客が何だか優しく、主人に気を使っていて和やかな雰囲気。主人の手が空いた瞬間を見計らって「ネギ醤油ラーメン」を注文した。ラーメンは何杯もまとめて作るようだが、慣れた手つきの間にもあれやこれやと用事があって茹で鍋から目を離す時間が長いので、自分の分がどれに当たるのかヒヤヒヤ(笑)。かなり長い時間茹でられたままだった大量の麺を、手付きザル片手でチャッチャと丼ぶりに分けるスゴテクでラーメン各種が4杯完成。その中の1杯が自分の「ネギ醤油ラーメン」だった。

「ネギ醤油ラーメン」にはもちろん”ラーショ”の代名詞でもある粗めの白髪ネギがたっぷりと盛られている。他にはワカメ、海苔、メンマ、そしてチャーシュー。スープにはしっかりと多めの脂が浮いていて、いわゆる豚骨醤油味。昭和のラーメンなので今のラーメンのように旨味凝縮という感じではなく口当たりは優しいが、それはそれで旨い。ただ、いくらスゴテクの麺上げとはいっても麺自体にマジックなぞあろうはずもなく、軟らかめの茹で加減が嫌いじゃない自分にとってもかなりヤワな茹で加減(ま、そりゃそうだろう)。麺量は多めだが、もう少しいいコンディションの麺で食べたらもっと旨いのになァという気持ちが沸々と…。しっかり歯応えのチャーシューといい、それぞれはとても良かったので、次はもう少し空いた時間を見計らって食べてみたい。(勘定は¥650)

 

ラーメンショップ 海津店

岐阜県海津市海津町鹿野1382-1

 

( 岐阜 ぎふ 海津 かいづ ラーメンショップ海津 ラーショ 家系ラーメン 吉村家 お千代保稲荷 おちょぼいなり )

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金蝶園分店 @岐阜県養老郡養老町

2019年11月08日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県養老町の「自由軒」での昼食後、自転車で近辺を散策。この辺りは路地も狭く、車1台通り抜けるのも難しいような狭い道も。こういう所で自転車は最高。自分好みの近代建築(明治~戦後期の主に擬洋風建築)がありそうな街なんだけれど、なかなかそれらしい建物は見つからない。路地に迷い込んでいると「金蝶園分店」の看板を発見。入ってみることにした。車も人もそう通らないような裏路地にあるので、「通りがかりで」とはなかなかならなそうな場所に店がある。”金蝶”といえば大垣市の饅頭屋だが、この屋号を掲げる店はあまりにも多くあり過ぎて、元祖や創業年もよく分からない(「金蝶園」と「金蝶堂」のそれぞれの系列が存在)。こちらもどの”金蝶園”の分店かは分からなかった(訊き忘れた)。店に入ると少々雑多な店内の台の上の盆に、種類こそ多くないがいろいろな饅頭菓子がずらっと平置きしてあった。他にも袋入りの菓子や干菓子なんかも置いてある。選んだのは「おだ巻」「栗大福」「草餅」「金蝶饅頭」の4種類。自分用であることを告げて包んでもらった。

家に持ち帰って包みを開ける。まず”金蝶”といえば酒蒸し饅頭。「金蝶饅頭」は薄皮であんこがたっぷり。中の餡が透けて見えるくらいに皮が薄い。酒蒸しの香りは少なめで、口に含むとあんこがしっかりと楽しめる。「おだ巻」はやや強めに焼かれた皮にあんこが包まれているが、デカい。あんこは最初から外に見えていて、軽く包んであるだけのように見える。大き過ぎて一度には食べ切ることが出来ず、まず半分だけ食べた。「栗大福」は粉ぶいた軟らかい皮で水気の多い餡と栗の粒が包まれている。しっかりとした甘さ。栗の香りがふっと鼻に抜けて旨い。「草餅」はプルンとした弾力ある皮。ちょっと時間を置いたから余計かな。熱い熱い緑茶を淹れて、どれも美味しくいただいた。(勘定は¥500程)

 


 

↓ 美濃高田の商店街の通り沿いにあった「なべ又商店」(建築詳細不明)。大きな日本家屋は「むくり屋根」。何を扱っている商店だったかは分からなかったが、大きな建物の正面脇に角が丸い窓の付いた入口や旭日柄の丸看板があった。

 

 


 

金蝶園分店

岐阜県養老郡養老町高田91

 

( 養老町 ようろうちょう 美濃高田 みのたかだ 金蝶園 きんちょうえん分店 和菓子 饅頭 まんじゅう 金蝶まんじゅう 酒蒸しまんじゅう かき氷 近代建築 )

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カワイ @岐阜県大垣市

2019年09月25日 | 岐阜県(西濃)

どんな街にも学生御用達の店の1軒や2軒あるもの。学校帰りに寄り、遊んでる時に寄り、なんていう店。こちら大垣市の”焼きたてワッフル”の店「カワイ」がそういう店かどうかは知らなかったが、見れば幼稚園、小学校、中学校、高校に囲まれた立地。周囲は一方通行の道路が多くて辿り着くのに難儀した。店は一見何屋さんか分からないような地味な外観。中に入ると、飲物や缶詰が置いてあるが、いわゆる洋菓子屋という感じでもなく食料品屋がワッフルを焼いているといった感じ。ご年配のお母さんが1人で焼いていらして「今ちょうど焼けたとこ。」「1枚1枚焼くんやよ。」「売り切れてまう時もあるよ。」と教えてくれる。この日に置いてあったワッフルは5種類程度。注文票というのが置いてあって、それからすると全部で13種類程あるようだ。”冷凍”というものもあったが、お土産用なのかなと思ったら”学生向け”に冷たくしてあるのだとか。夏用ってことか。1番人気は「きなこフレーク」だとのこと。自分が選んだのは「フルーツ」と「マロン」。それぞれビニール包装してあるものを紙袋に入れてもらって持ち帰る。

帰ってから封を開けて食べてみた。生地はもちもちとした食感。見た目からもっとフワフワな感じを想像していたので意外だった。この生地自体は甘くはない。中に詰めてある生クリームは軽く、「フルーツ」にはピーチやパインのシロップ漬けらしきものが入っている(そういえば缶詰が置いてあった)。「マロン」の中にはマロン・ペーストが入っていて、栗の粒感も少しある。こちらはしっかりと甘い。濃いめのコーヒーを淹れていただいた。次は人気の「きなこ」、それと冷凍してあるものも食べてみたいナ。(勘定は¥200/個)

焼きたてワッフル カワイ

岐阜県大垣市寺内町1-93

 

( 大垣 おおがき かわい 焼きたてワッフルのカワイ チョコレート 小倉 カスタード )

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不二家本店 @岐阜県大垣市

2019年09月11日 | 岐阜県(西濃)

岐阜県大垣市のお好み焼の店「不二家本店」へ。創業して60年以上だとか。駅前の通りにも同じ屋号の店があるが、こちらの分店になるのかな(未確認)。そちらの店と違ってこちら本店はグッと昭和な店構え。中に入ると仕切られた鉄板付きのテーブル席が並んでいる。昔はお好み焼き屋というとこういう衝立みたいに仕切られた鉄板付きのテーブルの店が多かった。自分の故郷にもそういう店があり、そこが自身初の外食(もちろん大人抜きの意)だったんじゃないかな。それはさておき、店内は開店してすぐの時間というのにすでに6~7割りの入り。日曜とあって家族連れが多い。テーブルに座って壁に貼られた品書きを見る。”あさり”って珍しいなと「アサリ玉」をお願いした。品書きには「豚平焼」「ホルモン焼」なんてのもあってそそられるが…、車があるので又の機会に。

店員のおばちゃんがステンレスボウルに入った具材と大小の金属ヘラを置いていった。あれ、焼いてもらうことは出来ないのかな? 忙しそうにサッと行ってしまったので訊きそびれた。自宅ではなぜか自分がお好み焼を作る係みたくなっていて、子供が小さい頃からさんざ食べさせてきて作り飽きているから本当は店の人に焼いて欲しかったんだけれど…。仕方なく自分で焼く。手慣れた作業でお好み焼を焼き、卓上のソースと鰹粉と青海苔をかけて完成。ヘラで切って食べる。もちっとした生地で大きさも充分。アサリの風味はやや埋没気味だけれど、とろっとした少し辛味のあるソースで旨い。マヨネーズも付いていたが自分は使わない派。熱々を火傷覚悟で口に放り込んでいただいた。呑みたい…。次は電車で来よう。(勘定は¥600)

 

お好み焼・もんじゃ 不二家本店

岐阜県大垣市郭町東2-12

 

( 大垣 おおがき 不二家 ふじや ふじやほんてん 不二家お好み焼本店 お好み焼き おこのみ焼 おこのみやき 焼きそば 焼そば やきそば もんじゃ焼 )

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岳coffee @岐阜県揖斐郡大野町

2019年07月29日 | 岐阜県(西濃)

揖斐郡の近代建築をバイクで訪ねた帰路、家のコーヒー豆が無くなったことを思い出した。いつも行く店でもいいけれど、どこか近辺で自家焙煎のコーヒー豆を売っている店がないか、その場で検索(便利な世の中だ)。そこでヒットしたのがここ「岳coffee」。スマホの地図を頼りにバイクを走らせたが、とても店なんてありそうにない雰囲気の、揖斐川の支流・根尾川の堤防沿いの住宅街の端っこに店があった。建物はまだ真新しく洒落た感じ。駐車場にバイクを停めて店の中へ。店の中には10種類位の生豆が並んでいて、カウンターの上には焙煎具合のサンプルが置いてある。年配の主人と奥様の2人。先客はコーヒーを啜りながら2人と談笑中。まずは豆を選ぶのだが、相変わらずこれしかダメなんてこだわりもないので、普段飲んだことのない国の豆をとメキシコ産「オーロラファームSHG」というのを選んでみた。焙煎具合はお任せ。主人が家庭用のビルトインコンロを使って鍋で焙煎を始める。目の前でパチパチと豆が爆ぜる音がして、強い焙煎香が部屋に充満した。

焙煎中には試飲と称してコーヒーがいただける。飲ませてもらったのはルワンダ産「スカイヒル」という豆。丁寧に淹れられたコーヒーは通常のコーヒーカップでたっぷり2杯分はあり、奥様が作ったという自家製のケーキと、カレーの風味を付けたポップコーンまで付いている。こんなにしてもらったら豆なんてタダみたいなものだ(笑)。すっきりとした味のコーヒーをいただきながら世間話。自分の乗ってきたバイクを見た主人が「珍しいバイクですねェ。」とバイク談義。主人も以前バイクに乗っていたそうだ。この店を始めてから3年程になるのだとか。「こんな場所だからお客さんは来ないのヨ(笑)。」と屈託なく笑う奥様。確かに堤防道路を走っていても店が見えないもんなァ…。出来上がった豆を包んでもらい店を出てバイクに跨ると、帰りは奥様が外に出て手を振って見送ってくれた。

帰ってから淹れてみた「オーロラファームSHG」は、色濃くしっかりとした艶がある。煎りはやや強め。じゃあこれが濃い味になるかと思いきや、香りも味も意外と大人しくまとまりの良いタイプ。これが豆の特徴なのだろうか。面白いもんだなァ。(勘定は¥830/200g)

 

 


 

↓ 店から遠くない揖斐郡大野町野(大字野)にある建物(建築詳細不明)。場所からいくと雰囲気的に公民館ぽいのだが、中を覗くと広い土間があった。区割りがしてあったりするので市場的な場所なのかな。

 

 

↓ 揖斐郡揖斐川町の揖斐川にある「中部電力・西平発電所(旧・揖斐川電気工業・西平発電所)」(昭和15年・1940・建造)。隣接していた建物が古いものかどうかは分からなかったが、脇を見ると珍しいタイプの階段式魚道があった。

 

 


 

自家焙煎珈琲 岳coffee

岐阜県揖斐郡大野町相羽1066-21

 

( 揖斐 いび 大野町 おおのちょう 岳コーヒー 岳coffee  がくコーヒー Roaster ロースター 自家焙煎 コーヒー豆 喫茶 近代建築 近代産業遺産 西平ダム )

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