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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

加津味 @名古屋市千種区・池下

2024年03月28日 | 名古屋(千種区・守山区)

以前から伺いたいと思っていた池下の「加津味」。池下とはいっても駅からは離れていてバスのアクセスもあまり良くないので北に10分程歩いて店に到着。外看板には「八千代分店」とあり、錦に店があって往時は80人もの従業員が居たという名店「八千代本店」の暖簾分けだと分かる。夜営業が始まる時間に店内へ。給仕の女性(女将?)に奥のテーブル席に案内された。急須に入った新しい茶葉とポットが用意される。品書きを眺めながら思案。八千代系なのでやっぱり”ヒレカツ”かなと迷ったが、気分でロースカツにすることに。「ロースカツセット」と「ビール(小瓶)」(※小瓶しか無い)をお願いした。

ビールで喉を潤していると、まずはサラダが供される。湯剥きしたトマト、玉ねぎ、きゅうり、ベーコン、セロリという内容。たっぷりかかっている特製のドレッシングがしっかりと酸っぱくて旨い。このドレッシングいいなァ。そして「ロースカツ」が登場。付け合わせは千切りキャベツとパセリ。この付け合わせには何もかかっていないが「残ったドレッシングでどうぞ。」とのこと。なるほど、そりゃいい。これにご飯と味噌汁、漬物が付く。カツは厚みがあり、しっかりめの揚げ加減。小皿に入ったとろみのあるとんかつソースでいただく。しっかりとした噛み応えがあり、脂身も旨い。辛子も駆使して食べ進んだ。作り立てなのか、椎茸と三つ葉の入った味噌汁の風味がとても良い。ビールの小瓶って普段はあまり出番が無いが、こうやってご飯を頂く時に口を湿らすにはちょうどいい。次は「ビーフカツ」か「ステーキ」にしてみよう。(勘定は¥2,500程)

 

ステーキハウス 加津味

愛知県名古屋市千種区高見1-3-3

 

( 名古屋 なごや 池下 いけした かつみ 八千代 やちよ ステーキハウス 炭焼ステーキ とんかつ ひれかつ ロースかつ 洋食 )

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喫茶みのかめ @名古屋市千種区・今池

2024年03月09日 | 名古屋(千種区・守山区)

以前におかきを買いに立ち寄った今池の「み乃龜(みのかめ)」。その時に店舗内に喫茶スペースがあると知った。この日は昼食を摂った後にふと思い出して入ってみることに。店に入ってみてびっくり、まさかの満席。え、こんなに人気があるの? 以前は誰も座っていなかったけどなァ。ちょうど席が空いたのですぐに座ることが出来たが、なんだか店内も騒がしい感じ。静かな店内でゆっくり…と思っていたので拍子抜け。品書きを眺め、とりあえず給仕女性に「おかきセット(お煎茶)」をお願いした。品書きにはこのスペースが「喫茶みのかめ」と表記されている。

しばらくして盆に急須と湯吞、茶筒、そして小皿のあられや菓子の入った小袋がのって出てきた。急須にはお湯だけが入っていて、自分で茶葉を足す。少し置いて湯吞に注ぎ、一服。梅の形をしたあられと「あいさんさん」という詰合せの小袋のあられをポリポリとつまみながらお茶をいただく。自分のすぐ横のテーブルはアパートの管理組合の会合なのか、7人ぐらいがまあまあ大きな声であれやこれやと喋っているし、後ろの席にはおばちゃんグループが入って来て、これまた騒がしいので落ち着かない。心頭滅却して茶を啜り(笑)、お湯の追加も1度してもらった。今回はちょっとタイミングが悪かったが、次は入る前に外から様子を伺ってからにしよう。昼食かおやつ代わりに「ぞうに」か「いそべやき」をいただこうかな。(勘定は¥780)

以前の物品購入の記事はこちら

 

喫茶みのかめ (御嘉季処 み乃龜

愛知県名古屋市千種区内山3-11-17

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ み乃亀 みのかめ みの亀 和菓子 せんべい 煎餅 おかき あられ 喫茶 喫茶店 カフェ 餅 手土産 )

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ヒシダ @名古屋市千種区・千種

2024年03月03日 | 名古屋(千種区・守山区)

千種区の公設市場「タッチもとこい」の向い側にある軽食の店「ヒシダ」へ。隣の駐車場が1台分停められるようなのでそちらに車を入れ、ちょいとカオスな雰囲気の店のドアを開いた。中は狭小だが座るスペースもあるので店内で食べていこうと思っていたのだが、出ていらした女将さんが「ちょっと用事が出来ちゃったのである分の持ち帰りだけ…。」とのこと。残念。残っていた「お好み焼・ミックス」を包んでもらい、車の中で食べることにした。「ごめんねー、これも持っていって。」とエンドウ豆を煮て玉子でとじたものも容器に入れてくれた。

女将さんは早速店仕舞いを始めている様子。車に戻ってある場所まで移動していただく。透明パックに詰められた「お好み焼」はやや厚めで2つ折り。なかなかのヴォリュームだ。玉子は真ん中に目玉焼状で入っていた。他には乾燥海老も使っているかな。塗られているソースはやや甘めのタイプ。まだわずかに温かさが残っているので有難い。豆の煮たのはうっかり汁を車内にこぼしてしまったが、帰って晩酌の時に日本酒の供にしていただいた。次は是非、店内で。(勘定は¥400)

 


 

↓ ずっと入る機会を伺っていた近くの「出口湯」。創業は明治44年(1911)で110年以上もの歴史がある。なかなかタイミングが合わず入れなかったが、若い方がやられるようになったらしく、インスタで”最近釜を入れ替えた”なんて話も見ていたので安心してそのうちにと思っていたら…、なんと昨年8月に”長いお休み”に(涙)。店の前まで行ってみたが、やはり…。残念。

 


 

ヒシダ

愛知県名古屋市千種区千種1-4-7

 

( 名古屋 なごや 千種 ちくさ ひしだ お好み焼き おこのみやき 焼きそば やきそば 焼そば でぐちゆ 銭湯 休業 タッチもとこい )

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おおつか @名古屋市千種区・仲田本通

2024年02月28日 | 名古屋(千種区・守山区)

池下の北、仲田通をぶらぶらと歩いていて、昼食に寄ったのは「Kitchen おおつか」。創業は昭和47年(1972)で現在2代目だとか。間口は狭いがドアを開けてみると奥に深く、カウンター席が延びている(奥に座敷もあるそう)。コックコートを着た年配の主人と女将さんのご夫婦でやっていらっしゃる。卓上の品書きに「組み合わせサービスランチ」というのがあり、メインの洋食と惣菜が選べるようになっている。ビール(珍しいザ・モルツの中瓶)をお願いして、「焼きミンチカツ+酢の物(マロニー)」という組み合わせにしてみた。口取りの大根の煮物でビールをやりながら出来上がりを待つ。

しばらくして「焼きミンチカツ」が登場。薄衣で平べったく、焼き色が付いている。値打ちなランチなので小さめのが出てくると思ったらしっかりとした大きさ。衣がしっかりと肉汁を閉じ込めていて、頬張ると口いっぱいに旨味が広がる。同じ材料を使っても、揚げと焼きでは感じる風味が違うのがイイ。ウスターソースととんかつソースを使っていただいた。付け合わせは酸っぱいドレッシングがかかった千切りキャベツと冷製のスパゲッティー。マロニーの酢の物はきゅうりと和えてある。これに飯碗に盛られたご飯(←多いので減らしてもらった)と味噌汁、それに白菜の漬物が付く。値付けは安いし、組み合わせで色々楽しめる。いいランチになった。次は「チーズオムレツ+カレーソース」にしようかな。(勘定は¥1,320)

 

 

Kitchen おおつか

愛知県名古屋市千種区仲田2-3-20

 

( 名古屋 なごや なかた キッチンおおつか 洋食 洋食屋 洋食店 ランチ ミンチカツ )

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江南 @名古屋市千種区・千種

2024年02月25日 | 名古屋(千種区・守山区)

千種区の飯田街道から少し南に入ったJRの高架近くにある中華料理の「江南」へ。看板には”ちくさ江南”ともあるので、柳橋に本店がある「江南」の暖簾分けだろう。こちらの創業は昭和48年(1973)とのこと。店の横の駐車場にはすぐ車を停めることが出来たが、店の前には入店を待つ先客が数名。店内を覗くとカウンターのみ10席程で、まだ昼前の時間だが満席の盛況ぶり。少し外で待つことになった。外に小さな岡持ちが置いてあったので出前もするのか、それとも持ち帰りの客用だろうか。麺箱には「武田製麺」とある。しばらくして呼ばれて店内へ。高齢のご夫婦と給仕女性が1人。まずは「餃子」とノンアルコール・ビールを。ノンアルはドライ・ゼロの350ml缶。

「餃子」は銘の入った楕円の皿に盛られて出てきた。薄皮の大きくないものが10個。底面がしっかりと焼けていて、これはつまみにピッタリ。ノンアルなのがちょっと寂しいが、旨い。メインの品書きは調理場の上に掲げてあるが、脇の壁に貼ってあった「雑砕麺」というのが気になった。読み方が分からなかったが女将さんが「チャプスイ麺」だと教えてくれた。古い中華料理屋ではたまに見かける品だが、この漢字を当てるとは知らなかった。餡かけの麺類の気分ではなかったので、結局「雲吞麺」をお願いした。ワンタンは女将さんがその場で包んでいる。しばらくして「雲吞麺」が完成。水面には餡が少量のトゥルントゥルンのワンタンが沢山。他にはチャーシュー、細もやし、刻みネギ。麺は中細の縮れ麺。スープの味わいは優しくあっさりとしているが、不足の無いもの。旨い。時々熱々のワンタンがするっと喉に到達するので危ない(笑)。スープを飲み干すのは我慢して、まだ待ち客が外に居るようなのですぐに勘定してもらった。(勘定は¥2,050)

 

 

中国料理 ちくさ 江南

愛知県名古屋市千種区千種1-19-3 第2GSビル

 

( 名古屋 なごや 千種 ちくさ こうなん ちくさこうなん 千種江南 江南千種本町店 中華料理 ラーメン ワンタン麺 ぎょうざ ギョーザ ギョウザ )

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珈琲舞姫 @名古屋市千種区・千種

2024年02月19日 | 名古屋(千種区・守山区)

美味しいコーヒーが飲みたいなと”自家焙煎コーヒー”と検索してから訪れた千種駅の南にある「珈琲舞姫」(まき)。店の場所まで来て、自分が古い建物をブックマークしていた場所だと知った。近くのコインパーキングに車を停め、店へ。この長屋は大正時代に建てられたものだとか。かつては商店が並んでいたんだろうなァ。店に入ると若い女性数人でやっているようで、ちょっとオシャレ系というかサブカル系の雰囲気。先客も若い女性ばかりでオッサンは異質(苦笑)。窓際の小さなテーブル席が空いていたので座らせてもらう。店内にはアンティークの品やレコード・プレーヤーも置かれていて、パンなども販売している様子。自分が座った椅子(スツール)も良く言えば”アンティーク”(笑)。座面が小さくガタガタで座り辛い。メニューを眺めると、流石にコーヒーは凝っているようで色々な品種がある。選んだのはインドの「モンスーン・マラバールAA」というもの。「チョコレートプリン」もあったのでお願いした。

店内ではレコードの音楽が流れ、店員と客の女性らが大きな声で”恋バナ”(死語?)や”デート報告会”をする完全アウェイ(苦笑)。しばらくして小さなデミタス・カップでコーヒーが運ばれた。初めて飲むので「ふーん」と数口啜っていると、店員の女性が「すいません、豆を間違えてました。作り直します。」と飲んでいたコーヒーを引いていってしまった。さっきの豆は何だったのか分からないが「チョコレートプリン」もあるし、そこまでこだわって注文した訳でもないのであれでも良かったが、誠実なのは嬉しい。豆を挽く所からやり直しらしく、結構な時間がかかる。そしてやっと「モンスーン・マラバールAA」が運ばれた。色付きは強くないが、しっかりとした苦味とコクがある。メニューに説明してあったように酸味は弱い。これもさっきのと同様に旨いが、ブラインドで出されたら違いなんてはっきり指摘出来ないだろう(苦笑)。後客も先客の知人のようで姦しい話の続きが始まったのでこの辺で。(勘定は¥950)

 

自家焙煎 珈琲舞姫

愛知県名古屋市千種区今池2-2-30

 

( 今池 いまいけ 千種 ちくさ コーヒーまき 珈琲 コーヒー 喫茶 喫茶店 純喫茶 プリン デザート カフェ スペシャリティーコーヒー ) 

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貫目 @名古屋市千種区・日進通

2024年02月17日 | 名古屋(千種区・守山区)

以前から気になっていた日進通り沿いの「貫目」へ。駐車場が分からず近くのコインパーキングに入れたが、店の裏手に1台分あるようだ。看板には”果物&お好み焼”とあり、同じ屋号の果物屋が他所にもあるのでそちらが本業だったろうか。暖簾をくぐって店内に入ると鉄板付きのテーブルが3つ程あり、微妙に狭いカウンター席もある。年季の入ったレジスターも置いてあった。果物は並んでおらず、現在は予約販売?のみの様子。壁に貼られた品書きにはお好み焼や焼そばの他、酒やつまみの焼物、おでん、定食など色々ある。そんなので一杯やりたいところだがあいにく車なので、出ていらした女将さんに「お好み焼・イカ玉」をお願いした。

しばらくして丸い鉄板にのった「お好み焼」が完成。調理の様子は見えなかったが関西風の混ぜ焼きタイプ。かかっているソースの量は控えめで、女将さんが「マヨネーズ使ってね。」とボトルのまま置いてくれた(使わないけれど)。ソースの味わいはやや甘め。中にはイカがたっぷりと入っていて旨い。鉄板がしっかりと熱く、だんだん焼きが進んで食感がカリカリに変わっていくのが面白い。次に来るときは近くまでバスで来て、「娯楽湯」で湯を浴びてからここで何か焼いてもらって酒をやり、最後は同じテナントのそば屋で締めようか、なんて邪心が湧いてきた(笑)。(勘定は¥700)

 

 

果物&お好み焼の貫目

愛知県名古屋市千種区日進通1-17-6

 

( 名古屋 なごや 日進通 にっしんどおり 春岡通 はるおかどおり かんめ フルーツの貫目 おこのみやき お好み焼き やきそば 焼きそば 定食 丼物 居酒屋 ) 

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欧味 @名古屋市千種区・吹上 (2)

2024年02月02日 | 名古屋(千種区・守山区)

娘と車に乗っていた昨年末のある日、昼を何にするかと思案。思いついたのは洋食(っていつもだが…)。娘も賛成したので久しぶりに吹上の「キッチン欧味」へ。駐車場があるかどうか知らなかったが店頭に案内があった。通り沿いの少し離れた場所にある駐車場に車を停め店へ。行列こそ無かったが店内は満席。少し外で待つことに。しばらくして呼ばれ、店内へ。こちらといえば何といっても「ジャンボエビフライ」。更にその上に「ジャンボ&ジャンボエビフライ」というのがあるので自分はそれの定食にすることに。娘は「ジャンボエビフライ」と「カキフライ」で迷っている。自分もカキフライは好物なので「両方頼んじゃえ」と悪魔の囁き。にんまりとほほ笑んだ娘は「ジャンボエビフライ定食」、それに単品の「カキフライ」を注文した。隣の席に運ばれた定食のご飯の盛りを見てこちらのご飯の量を思い出した。慌てて給仕の女性に少なめでお願いした。

まずは千切りキャベツとマカロニサラダのミニサラダが供された。そして「カキフライ」が登場。大きなものが5つ。これにも千切りキャベツとマカロニサラダが添えられている(汗)。さっそく口に放り込む。薄衣だが中のカキの旨味をしっかり閉じ込めていて旨い。タルタルソースには少しケチャップが加えてあるかな。娘も満足の様子。自分は2つにしておいた。

そして「ジャンボ&ジャンボエビフライ定食」が大きな鉄板で登場。テーブルに乗り切らない大迫力。「うわっ」と声が出るくらい馬鹿でかいエビフライが尾頭付きでどーんと2尾のっていて、真ん中あたりにタルタルソースがかかっている。付け合わせは、目玉焼、ベジミックス、スパゲティー、フライドポテト。これに飯碗のご飯と味噌汁が付く。エビフライは最初からカットしてあるがそれでもデカい。どんな種類の海老なのか知らないが、太くて口がエビフライで塞がれてしまう大きさ。でも衣だけでなくしっかりと身が詰まっていて、旨い。鉄板で蓄熱しているので熱いのなんの。エビだけでお腹がいっぱいになるなんて初めての体験。それでもご飯と味噌汁、付け合わせ(もちろんカキフライのも)もしっかりと平らげた。

娘はご飯でなくガーリックブレッドとスープにしていたが、ジャンボエビフライ定食とカキフライ3つをもりもりと完食。よくあの細い体に入っていくものだ。しかも自分に似て早喰い。旨そうに食べるので奢り甲斐がある(笑)。にしてもよく食べたなァ。この日、夜になってもお腹が空かなかった(娘もそうだったらしい・笑)。次は看板にある「ハヤシライス」にしようかな。(勘定は¥5,700程)

以前の記事はこちら (1

 

キッチン 欧味

愛知県名古屋市千種区千種1-9-23

 

( 吹上 ふきあげ オーミ おーみ おうみ 洋食 海老フライ ジャンボエビフライ ジャンボ海老フライ ハヤシライス 欧味風 牡蠣フライ かきフライ )

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えびすや @名古屋市守山区・大森

2023年10月02日 | 名古屋(千種区・守山区)

守山区大森の瀬戸街道沿いにある「えびすや」へ。名古屋の麺処として有名な「えびすや」の屋号は本店が錦三にあり、現在は6軒くらい残っているのかな。こちらは名東区にあった店が数年前に移転してきたとのこと。裏手の駐車場に車を停めて暖簾をくぐる。店内は囲炉裏の付いた椅子席、テーブル席、小上がり席が2つとこじんまり。代でも代わったのかと思っていたが、高齢の主人夫婦と手伝いの女性でやっていらっしゃる。店内はテーブル席以外埋まっている盛況ぶり。普通だと盛りが多めだと聞いていたので「天相もり」をきしめんで、ハーフサイズでお願いした。注文が混み合っているようで、ちょっとテンパり気味の主人の様子が伝わってくる。

後客の若者が1人入って来た。給仕女性が「えーっと、満席で…。」と店内を見渡す。もう食べ終わっている囲炉裏席の男の方を見るも、男はスマホを触ったまま動こうとしない。若者が帰ろうとしたので「相席でよかったらどうぞ。」と向かいの席を勧めた。昔なら店の人が「席を空けて。」とぴしゃりと言ったろうに。今は客を追い出すのが難しいんだろう。しばらくしてスマホ男は出て行ったが、ああいう無粋な奴は大嫌い。

閑話休題。「天相もり」が完成。ざるそばとざるきしめんの相盛りで上には刻み海苔が。別皿の天ぷらは尾頭付きの大海老、きす、かぼちゃ、ししとう、茄子、大葉。衣の色はちょっと濃いめ。麺用のつゆはそば猪口に、天ぷら用にはとん水に入ったつゆが用意されている。刻みネギとわさびは別皿に。つゆはカエシの強い濃い味わい。ケチらず徳利にたっぷり入っているのが嬉しい。ハーフサイズとはいっても普通のざる1枚分はしっかりとある。きしめんの幅は1.2㎜ぐらいかな。艶があって切りが長く、コシもしなやかさもある旨いきしめん。そばの方もなかなか。こちら手打ちだけれど、さすが手練れだなァ。天ぷらも美味しくいただいた。これ普通盛だったらお腹いっぱいだな。次は種物か丼か。(勘定は¥1,500)

 

えびすや 守山店

愛知県名古屋市守山区八剣2-2310

 

( 名古屋 なごや えびすや守山店 えびすや うどん 饂飩 きしめん 蕎麦 天麩羅 天婦羅 相盛り 合盛り あいもり )

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一富士 @名古屋市守山区・大森 (2)

2023年09月20日 | 名古屋(千種区・守山区)

守山区にある食堂「一富士」へ。最近になってここに駐車場があることを知ったので訪れる機会が増えるかも。店の裏手、東側にある駐車場に車を停めて店へ。相変わらず外から中の様子は全く見えず。中に入ると奥のテレビはやっぱりお馬さん中継。もちろんテーブルを陣取った複数の客はみなビール瓶を立てている。空いている席に腰掛ける前に女将さんに「ライス(小)」と「貝汁」をお願いしておき、惣菜の並んだ棚を物色。「ポークソテー」(品名は無いので適当)の温めをお願いして「とろろ」を取って席に着く。

しばらくして女将さんが「ライス(小)」(たくあん付き)と、あさりがたっぷりと入った合わせ味噌の「貝汁」、温め直してくれたポークソテーを持って来てくれた。「とろろは出汁が入っとるけどお醤油もかけてね。」と醤油も置いてくれる。ずずっと味噌汁を啜る。食堂の貝汁って旨い。一度に沢山作るからかな。ちょっと煮詰まるからかな。刻み海苔のかかった「とろろ」に醤油を垂らしてご飯と一緒に掻き込む。「ポークソテー」は千切りキャベツ添え。肉は薄いが味付けも適度でいい感じ。こういう食堂のライスは小でも多め。それでも難なく胃袋に収まった。いつかドニチエコきっぷを買って1時間かけてバスで来て、お馬さん中継を観ながら酒を呑みたいな(打たないけど)。(勘定は¥520)

以前の記事はこちら (1

 

一富士

愛知県名古屋市守山区八剣1-501

 

( 名古屋 なごや いちふじ やつるぎ 大森 麺類食堂 大衆食堂 食堂 洋食 惣菜 酒場 鉄火場 競馬 競馬中継 )

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