千種区の公設市場「タッチもとこい」の向い側にある軽食の店「ヒシダ」へ。隣の駐車場が1台分停められるようなのでそちらに車を入れ、ちょいとカオスな雰囲気の店のドアを開いた。中は狭小だが座るスペースもあるので店内で食べていこうと思っていたのだが、出ていらした女将さんが「ちょっと用事が出来ちゃったのである分の持ち帰りだけ…。」とのこと。残念。残っていた「お好み焼・ミックス」を包んでもらい、車の中で食べることにした。「ごめんねー、これも持っていって。」とエンドウ豆を煮て玉子でとじたものも容器に入れてくれた。
女将さんは早速店仕舞いを始めている様子。車に戻ってある場所まで移動していただく。透明パックに詰められた「お好み焼」はやや厚めで2つ折り。なかなかのヴォリュームだ。玉子は真ん中に目玉焼状で入っていた。他には乾燥海老も使っているかな。塗られているソースはやや甘めのタイプ。まだわずかに温かさが残っているので有難い。豆の煮たのはうっかり汁を車内にこぼしてしまったが、帰って晩酌の時に日本酒の供にしていただいた。次は是非、店内で。(勘定は¥400)
↓ ずっと入る機会を伺っていた近くの「出口湯」。創業は明治44年(1911)で110年以上もの歴史がある。なかなかタイミングが合わず入れなかったが、若い方がやられるようになったらしく、インスタで”最近釜を入れ替えた”なんて話も見ていたので安心してそのうちにと思っていたら…、なんと昨年8月に”長いお休み”に(涙)。店の前まで行ってみたが、やはり…。残念。
ヒシダ
愛知県名古屋市千種区千種1-4-7
( 名古屋 なごや 千種 ちくさ ひしだ お好み焼き おこのみやき 焼きそば やきそば 焼そば でぐちゆ 銭湯 休業 タッチもとこい )
ここ、店内でお好み焼きに缶ビールで飲酒イケたんですが、
昨年秋に行ったらアルコールは「やめた」と言われてしまいました(泣
先日、「たむら」で常連オバちゃんズといろいろ話をしていたら、ここの近くの「餅堪」とか「三朝」は皆さん行ってるみたいですね。
「ヒシダ」のおばちゃんとたまたま居合わせた常連のお爺ちゃんと、「タッチもとこい」の中にあった「松月」の話(御主人のその後とか…)で盛り上がりました。
市場の中の麺食堂って、いまの商業施設の中のフードコートとは違った親近感がありましたね。
>「餅堪」
先日こちらにも行ってきたのですが、目当ての品(鬼まんじゅう)は売り切れで変えずじまい。
ショーケースの他の菓子も少なかったので、午前中とかで早々に無くなってしまうのかもしれません。
あんな場所だけれど人気のようです。
>市場の中の麺食堂
名古屋市内は現役の公設市場がほとんど無くなってしまったので、もうあの雰囲気を味わうことが
出来なくなりましたね。私の経験は多くないですが、惜しむらくはもう少し前にその魅力に気付いて
いれば行けた店がまだ残っていたんですが。一般の麺類食堂にも当てはまりますが、この10年で
バッタバッタと廃業されてしまいました。