BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

祐徳稲荷神社の鳥居

2010年01月04日 | 自適休暇



 毎年恒例なのですが、佐賀の
裕徳稲荷神社へ初詣に行ってきました。

 今回は趣向を変えて、
「鳥居」に注目してみました。
 参道の入口にある巨大な
朱塗りの鳥居を1本目として、拝殿まで
何本もの鳥居が立っていますでしょうか。

 2本目の鳥居は、仲見世通りの
中にありました。
 石造りでした。

 3本目は、境内の入口に立っていました。

 昭和25年奉納と書かれていました。
 戦後のものなのだなぁ、と妙に感心したので
覚えていました。
 他の鳥居の奉納時期は不明です、
調べる気がなかったのです。

 4本目と5本目は御手洗所の前にあります。
 この両鳥居の間、両側に狐が座しているのです。
 そして足元には石橋。この辺りが
世俗と神域との境目でしょうか。

 楼門をくぐって中に入ると、
右手の空に拝殿があります。
 拝殿の真下に、朱色の鳥居が
ややひっそりと立っています。
 参拝者は左右の階段を使って
上っていきますが、神の道・参道は
つまりこの鳥居から垂直に
上っているという訳です。

 更に、本殿よりも上があります。
 山のてっぺんに祠(奥の院)があるのです。

 ここ祐徳神社の建立は1687年で、
意外と古くはない神社なのです。
 しかしながら、山の麓に本殿があり、
山のてっぺんの祠という状況を見ると、
この地は江戸時代以前から、
山の神など土着の信仰の中心地
だったのではなかろうかと推察するのです。
 実際の所はどうなのでしょうか。

 奥の院までの道にはもっと
鳥居が立っているものと思われます。
 そういいつつ、今回は
奥の院まで行くことは無かったのですがね。

 本殿のちょっと上にある岩壁社まで、
7本の鳥居がありました。